IFS とPwCコンサルティング、投資最適化・アセットマネジメント高度化支援で協業を開始

IFSジャパン株式会社

2025年3月31日、東京発 – エンタープライズクラウドおよび産業用AIソフトウェアの大手プロバイダーであるIFSとPwCコンサルティング合同会社(東京都千代田区、代表執行役CEO:安井 正樹、以下「PwCコンサルティング」)は、電力、ガス、石油業界などのエネルギー産業をはじめとした設備を保有する企業の投資最適化・アセットマネジメント高度化に向け、協業を開始します。

日本はVUCAの時代を迎えており、人口減少や老朽化するインフラが経済に影響を与えています。国内企業では、設備の投資計画や管理、リスク評価などを、部署や業務領域ごとに異なる基準や指標を用いて行う、部分最適な実務傾向が見られます。不確実性が増す社会環境に適応するには、このような状況から脱却し、企業全体で統一した指標による投資評価や、状態データを活用した高度な設備管理を可能とする施策が求められています。

IFSが提供する Copperleafのソリューションは投資の最適化において、世界で多数の実績があります。PwCコンサルティングはアセットマネジメントの高度化やチェンジマネジメントにおける豊富な知見と実績があり、両社の強みを掛け合わせ一体となって当該施策を提供することで、企業の投資や設備管理の全体最適化という変革を実現します。

<社会環境>

日本のアセットマネジメントを取り巻く環境は、より複雑化し、不確実性が高まっています。その要因は、高経年化した設備の増大や労働者人口の減少、熟練者の引退に伴う技能・知識の喪失、市場競争の激化による設備投資先の厳選などが挙げられます。そのような中、設備の安全・安定の維持を、効果的かつ効率的に行う必要性が生じています。

 

<事業課題>

設備管理は従前から、特定の熟練者がその経験則によってリスクや故障タイミングを見極め、必要なメンテナンスを精査した上で実行してきました。しかし、引退に伴う技能・知識の喪失で、その精度が失われつつあります。

また、中長期の設備投資計画は人手で情報を集約・分析するため、意思決定に至るまでに多くの時間を要しています。さらには、環境変化や保有設備の稼働状況、需要状況などを設備投資計画に反映する必要がありますが、前述の通り環境が複雑化し、経験・勘に基づいてそれを行うことは限界を迎えつつあります。

<目指すべき方向>

今後は、設備の状態診断、予知分析などのアセットマネジメント高度化と併せ、データドリブンな投資判断を実践していくことが重要です。これらは部署や業務領域ごとに独立してではなく、企業全体で実現される必要があり、そのためには外部情報を含めたデータ統合と業務変革が求められます。

【各社の強み】

PwCコンサルティングは、外部環境の劇的変化にあって、クライアントがレジリエントで持続可能な成長・競争力強化を実現できるよう支援しています。環境変化への対応や制度適用を円滑に実現するため、設備投資・アセットマネジメントに係る戦略策定からEAMなどシステム導入、業務変革や変革後の業務定着、人材育成およびチェンジマネジメントまで、包括的に支援します。

IFSは、設備の新設や修繕などの中長期の投資計画を最適化するCopperleafソリューションを提供し、設備のリスク、コスト分析、およびデータを基にした投資の意思決定へと貢献します。グローバルだけではなく、国内でも採用実績が出始めており、高度な設備管理の実現に向けて注目されています。

PwCコンサルティング合同会社について

PwCコンサルティング合同会社は、経営戦略の策定から実行まで総合的なコンサルティングサービスを提供しています。PwCグローバルネットワークと連携しながら、クライアントが直面する複雑で困難な経営課題の解決に取り組み、グローバル市場で競争力を高めることを支援します。詳しくはwww.pwc.com/jp/consultingをご覧ください。

IFSについて

IFSは、製造、サービス、および地球に電力を供給するハードコアビジネス向けの産業用AIおよびエンタープライズソフトウェアの世界有数のプロバイダーです。当社のテクノロジーにより、商品の製造、複雑な資産の保守、サービス中心の業務の管理を行う企業は、産業用AI™の変革の力を解き放ち、生産性、効率性、および持続可能性を向上させることができます。

IFSクラウドは、完全に構成可能なAIを搭載したプラットフォームであり、お客様の特定の要件とビジネスの進化に対して究極の柔軟性と適応性を実現するように設計されています。企業資源計画 (ERP)企業資産管理 (EAM)サプライチェーン管理 (SCM)情報技術サービス管理 (ITSM)、およびフィールドサービス管理 (FSM) のニーズに対応しています。IFSのテクノロジーは、AI、機械学習、リアルタイムデータ、アナリティクスを活用して、お客様が十分な情報に基づいて戦略的な意思決定を行い、サービスの瞬間 (Moment of Service™) を実現できるように支援します。

IFSは1983年に、最初のお客様の敷地の外にテントを張った五人の大学の友人によって設立されました。彼らは、年中無休で対応し、お客様のニーズを第一に考えていました。それ以来、IFSは80カ国で7,000人以上の従業員を抱えるグローバルリーダーに成長しました。機敏性、顧客中心主義、信頼という基本的な価値に基づいて、IFSは価値を提供し、戦略的変革を支援することで世界的に認められています。当社は、この分野で最も推奨されるサプライヤーです。その理由については、ifs.com/jaをご覧ください。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

IFSジャパン株式会社

3フォロワー

RSS
URL
https://www.ifs.com/jp/company/about-ifs/at-a-glance/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1‐2-1 Otemachi Oneタワー 27階
電話番号
03-5456-5480
代表者名
大熊 裕幸
上場
未上場
資本金
-
設立
1997年01月