山ノ内町公式スポットワークプラットフォーム「山ノ内マッチボックス」開始

長野県山ノ内町の「求職求人マッチングシステム導入業務」を受託

株式会社Matchbox Technologies

 株式会社Matchbox Technologies(マッチボックステクノロジーズ 本社:新潟県新潟市中央区、代表取締役社⻑:佐藤 洋彰)は1回・数時間単位の求人と働き手をオンラインでマッチングする自治体公式のスポットワークプラットフォームの構築・運用をサポートしています。この度、長野県下高井郡山ノ内町(町長:平澤 岳 ひらさわ がく)はマッチボックステクノロジーズと「山ノ内町求職求人マッチングシステム導入業務」を8月1日(木)より開始いたします。本事業により山ノ内町は公式のスポットワークプラットフォーム「山ノ内マッチボックス」(URL:https://matchbox.jp/nagano/yamanouchi 8月1日オープン予定)の開設とアプリケーションの提供を行います。それに先駆けて、7月11日(木)より、「山ノ内マッチボックス」事業者登録専用サイト(URL:https://matchbox.jp/nagano/yamanouchi/dx-project)をオープンしました。利⽤企業は山ノ内町を就業地とした求⼈を登録でき、求人は「山ノ内マッチボックス」のwebサイトおよびアプリケーション上に集約され、全国から閲覧・応募することができるようになります。

 山ノ内町は本事業を通じ、誰もが柔軟に働ける地域社会の実現を図ることで、多様な人材の活躍と地域内企業の生産性向上の実現を目指します。プラットフォームはマッチボックステクノロジーズが管理保守・運用を行い、企業・事業所はマッチボックステクノロジーズに利用申し込みを行います。

 今回オンライン上のスポットワークプラットフォームである「山ノ内マッチボックス」を開設することで、企業は簡単に短期単発求人を出すことができるようになり、働き手は短期単発で柔軟に働くことができる求人を簡単に閲覧・応募できるようになります。

 観光と農業を主要産業とする山ノ内町では、第1次・第3次産業の労働者数が労働人口の約80%を占めていますが、人口減少や少子高齢化に伴い、労働力不足が課題となっています。特に新型コロナウイルス感染症の影響を受けた観光業においては、国内外からの客足が戻る中、人手不足が顕著となっています。

 そうした中、マッチングシステムの構築により雇用主にとっては多忙となる時期や時間帯に必要な労働力を確保し、また隙間時間を活用したい方や多様な働き方を希望する若者や移住者に就労の機会を提供することで、これらの課題の解決を目指します。さらに観光業・農業それぞれの事業主・労働者が繁忙期・閑散期を相互に補完しあい、雇用機会の創出や業務の支援交流を図ることを目的とします。

 本プラットフォームでは気軽に応募できるため働き手が集まりやすく、また、労務管理も自動化されているため、企業は安心して短期単発の柔軟な就労条件で求人を出すことができます。そして、企業が柔軟な条件の求人を多く出すことで働き手がさらに集まるという好循環のサイクルを目指します。

 マッチボックステクノロジーズは全国の自治体と同様の仕組みを持つ自治体公式のスポットワークプラットフォームを開設しています。新潟県で同じく観光産業が盛んな湯沢町にも同様の仕組みを持つ「ゆざわマッチボックス」を2022年7月より新潟県南魚沼郡湯沢町に提供しています。約1年で湯沢町の労働人口の約28%※にあたる1,000人以上が会員登録しています。湯沢町はスキーやホテルなどの観光産業が盛んで、さまざまな方が隙間時間の就労に「ゆざわマッチボックス」を活用しています。

※湯沢町の労働力人口は令和2年国勢調査より。湯沢町の人口は7,893人(2022年11月末現在)、労働力人口は3,532人(令和2年国勢調査)です

■継続した雇用を可能にするセルフソーシング®︎プラットフォームも展開

 山ノ内町は地域の企業に対しセルフソーシングプラットフォームも提供します。セルフソーシングとは人材を自社のデータベースに登録し人材募集を行うプロセスのことを指します。セルフソーシングプラットフォームの導入企業は「山ノ内マッチボックス」を通じたスポットワーカーをはじめ、現役従業員、OB・OGや退職者、登録制アルバイトを両者の合意のもとデータベースに登録し、登録人材に限定されたシフトを共有することができます。企業は「山ノ内マッチボックス」などを通じて採用した人材の中で特にニーズが合致した人材を登録することで、より信頼性の高い人材に簡単に応募を促すことができます。

 スポットワークプラットフォームのみでは短期単発の1回きりのマッチングになってしまう可能性がありますが、セルフソーシングプラットフォームを導入することで、自由な就労条件と継続した雇用を両立することができます。

■8月1日の開設に向けた企業向けオンライン説明会も実施

日程:2024年7月23日(火) 10:00~11:00

参加手段:オンライン(Zoom)

登壇者:山ノ内町役場職員・山ノ内マッチボックス運営事務局

内容:サービス開設の背景について・山ノ内マッチボックスとは・質疑応答など

申し込み方法:事前申込 下記よりお申込みください。

申し込みURL:https://forms.gle/CFdiq79m6f1q3cYW9

問い合わせ先:山ノ内マッチボックス運営事務局 Tel:0120-425-362

                    山ノ内町役場 産業振興課 観光商工係 Tel:0269-33-1107(風間)

■本事業に対する山ノ内町のコメント 

 山ノ内町は志賀高原・湯田中渋温泉郷・北志賀高原の3つの観光地があり、インバウンドのキラーコンテンツとなっているスノーモンキー※がいる場所でもあります。コロナが収束した後、町内にも多くのお客様が戻ってきてくださいました。町が以前のような活気を取り戻すと同時に、人手を確保できなくて事業を縮小している事業者や個人事業主が多くいらっしゃると聞くようになりました。今回、そのような人手不足でお困りの事業者、また働き手を増やして事業拡大をお考えの事業者など、多くの皆様の一助となれるようマッチングシステムを導入いたしました。マッチボックス社のシステムは事業者は人手不足を埋められ、求職者は柔軟で効率的な就労ができます。最初は少しの労働時間からスタートして、お互いに良ければ長く働くというような選択肢もあります。色々とお手続きがあり大変だと感じてしまうこともあるかとは思いますが、スムースにお手続きできるようお手伝いをいたしますので、一緒に取り組んでいきましょう。

※スノーモンキー:冬季に温泉に浸かりにくる猿の愛称

■マッチボックステクノロジーズの選定理由

マッチボックステクノロジーズは、以下の点から評価され本事業に選定されました。

①公共性

特に多くの企業が利用できる仕組みであることを評価しました。少しでも多くの事業者や個人事業主の皆様にご利用いただくことで人手不足解消につながると思っています。

②持続性及び発展性  

就労環境の改善は労働力不足の解決だけでなく、山ノ内町へ訪れたお客様の顧客満足度の向上にも繋がるため将来性があると評価しました。

③実現性及び運営体制

他地域などで実績がある点を評価しました。

④システムの詳細要件            

事業者の手間が少なく、手軽に利用できるシステムである点を評価しました。

Matchbox Technologiesグループは、人材雇用・労務管理を一体とした人材マネジメントのデジタル化により、人や組織の課題解決を目指していきます。

以上

山ノ内町について

山ノ内町は長野県の北東部に位置し、上信越高原国立公園の中心にあります。西は高社山と箱山支脈を境に中野市に隣接し、北は木島平村および栄村に接しています。また、南に笠ケ岳、三沢山を境として上高井郡高山村に接し、東は群馬県と県境をなしています。

四季折々の素晴しい自然に恵まれた志賀高原や北志賀高原と、温泉地として知られる湯量豊富な湯田中渋温泉郷を持つ本町は、周りを山地に囲まれた盆地であり、山林原野が88%(うち7割余が志賀高原)を占め、集落は河岸段丘や扇状地状の緩やかな傾斜地に発達しています。

明治22年の市町村制の施行とともに平穏・夜間瀬・穂波の三つの村によって構成されるようになりました。その後、昭和29年4月平穏村が、平穏町となり、昭和30年4月、1町2村が合併して今日の山ノ内町となって現在に至っています。

「matchbox(マッチボックス)」について 

「matchbox」は自社独自の人材プールを構築することで、人材の採用にかかる時間やコストを大幅に削減することができるセルフソーシング®︎サービスです。導入企業は現役従業員をはじめ、OB・OG(退職者)、登録制アルバイトを中心とした自社独自の人材プールの構築が可能です。アプリケーションを通じて、人材プールに対するシフトの共有から採用までを簡単に行うことができます。勤務が確定した場合は人材に合わせ雇用手続き、給与計算、支払い、全て自動化で対応。企業と働き手の信頼関係をベースとしたコミュニティを実現します。現役従業員と外部人材を同時にマネジメントできる唯一無二のアプリケーションであり人々の働き方を前進させる革新的なサービスです。現在関連特許を国内外に10件以上出願しており、うち7件が取得済みです。

・matchboxのマッチングまでの流れ:

① 募集の3時間前までに、事業所が求人する日時・人数・時給・条件等を登録

② 求職者が、条件に合う事業所を選択し応募

③ 応募者の中から、事業所が勤務者を選定

④ 当該事業所で勤務

「Matchbox Technologiesグループ」について
Matchbox Technologiesグループは、「matchbox」を提供する株式会社Matchbox Technologies、ローソンの店舗経営を中心とした株式会社Fuzion’z、ローソンとの合弁会社で、ローソン店舗向けの人財教育・人財派遣などを行うローソンスタッフ株式会社によって構成されています。2004年にFusion‘zを創業しローソン国内最大級の加盟店に成長し、その後、人不足対策のためローソンスタッフを設立し派遣事業を全国で展開しました。さらなる柔軟性を求め、当社を設立し「matchbox」事業を開始しました。株式会社Matchbox Technologiesは、製品開発、マーケティング、広告事業の意思決定者にアメリカやベトナムなど様々な国籍の人材を起用しており、ベンチャーでありながらグローバルに受け入れられるような製品展開をしています。2022年7月からは人材課題を解決する自治体公式のプラットフォームの開設・運用をサポートしています。これまでに新潟県や大阪府の7自治体でスポットワーク・セルフソーシングプラットフォームを受託した実績があります。

企業ページ:https://mxbx.jp/company


<会社概要>
社名  株式会社Matchbox Technologies (マッチボックス テクノロジーズ)
設立  2015年7月1日
代表取締役社長  佐藤 洋彰
本社所在地  〒950-0945 新潟市中央区女池上山3-14-10
東京本部  〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-4-2 藤和神田錦町ビル3F
代表電話  025-384-4457
資本金  1億7100万円(資本準備金含む)

お問い合わせ先
matchboxご相談窓口
TEL: 0120-425-362
https://mxbx.jp/inquiry

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会社概要

株式会社Matchbox Technologies

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URL
https://matchboxtech.co.jp/about-us/
業種
情報通信
本社所在地
新潟県新潟市中央区女池上山3-14-10
電話番号
025-384-0706
代表者名
佐藤洋彰
上場
未上場
資本金
6億7100万円
設立
2015年07月