「ゴールデンアジアファンド III」の設立について
三菱UFJ キャピタル株式会社(以下 MUCAP)は、台湾の創新工業技術移転股份有限公司(Industrial Technology Investment Corporation 以下 ITIC)と共同で、日本・台湾間でビジネス連携を志向するベンチャー企業への出資を行なう「ゴールデンアジアファンド III」(以下 本ファンド)を組成しました。本ファンドには、MUCAP、ITICに加え、台湾の投資家からも出資を頂き、出資約束総額4,950万USドルで初回クロージングを行ない、運用を開始しました。今後1年にわたって外部投資家から出資を募る予定です。
2011年以来、MUCAPとITICが共同で出資するGolden Asia Fund Ventures Ltd.(以下 GAFV)では、総額1,500万USドル、期間7年の「ゴールデンアジアファンド」(以下 1号ファンド)、2015年からは総額5,000万USドル、期間10年の「ゴールデンアジアファンド II」(以下 2号ファンド)を共同運用して来た実績があり、本ファンドは2号ファンドの後継ファンドに当たります。1号ファンドでは、日台ビジネス連携のある日本企業7社、台湾・アジア企業7社の計14社に出資、2号ファンドでは日本企業13社、台湾企業15社の計28社に出資しました。
本ファンドでは、過去10年間にわたり培って来た日台クロスボーダーでの投資案件発掘、ビジネス連携構築での協働ノウハウを活かすとともに、幅広い産業分野のさまざまな成長ステージにあるベンチャー企業の支援・育成を継続していきます。
本ファンドは、日本のベンチャー企業が持つ最先端技術力を、台湾企業の持つコストパフォーマンスの高い生産力や中国大陸・アセアンを中心としたグローバルな販売力とうまく融合させることにより、台湾、更にはその先のアジアを目指す日本企業を日台双方から支援します。また、日本への販路拡大、日本企業との協業を志向する台湾のベンチャー企業に対しては、本ファンドが日台の架け橋となり、事業シナジーが期待出来る日本企業の紹介を行ないます。出資にとどまらず、企業価値向上を積極的にサポートすることにより、IPOやM&AによるExitの早期実現を目指します。
本ファンドの投資活動を通じ、日台企業間でひとつでも多くの良好なWin-Winのビジネス関係が構築できるよう、MUCAPとしても取り組んでまいります。
なお、本ファンドは、MUCAPとITICが共同出資するGAFVがジェネラル・パートナーとして運用を行います。
台湾経済部直轄の研究所を前身とする財団法人工業技術研究院(以下 ITRI)の100%出資子会社として、1979年11月に設立。ITRIの活動は先端的な科学技術の研究開発の他、ビジネスコンサルティング、技術支援、研究開発受託等の産業界向けサービスや特許ビジネス、ベンチャー事業まで幅広くカバーしており、ITICはITRIからの民間への技術移転と事業化の支援を任務としています。
URL: https://itic.com.tw/
【本ファンドの構成図】
【お問い合わせ先】
アジア・中国室 内野・岡田
〒103-0027 東京都中央区日本橋2-3-4 日本橋プラザビル7階
TEL:03(5205)8581
URL: https://www.mucap.co.jp/
- 本ファンドの特色
2011年以来、MUCAPとITICが共同で出資するGolden Asia Fund Ventures Ltd.(以下 GAFV)では、総額1,500万USドル、期間7年の「ゴールデンアジアファンド」(以下 1号ファンド)、2015年からは総額5,000万USドル、期間10年の「ゴールデンアジアファンド II」(以下 2号ファンド)を共同運用して来た実績があり、本ファンドは2号ファンドの後継ファンドに当たります。1号ファンドでは、日台ビジネス連携のある日本企業7社、台湾・アジア企業7社の計14社に出資、2号ファンドでは日本企業13社、台湾企業15社の計28社に出資しました。
本ファンドでは、過去10年間にわたり培って来た日台クロスボーダーでの投資案件発掘、ビジネス連携構築での協働ノウハウを活かすとともに、幅広い産業分野のさまざまな成長ステージにあるベンチャー企業の支援・育成を継続していきます。
本ファンドは、日本のベンチャー企業が持つ最先端技術力を、台湾企業の持つコストパフォーマンスの高い生産力や中国大陸・アセアンを中心としたグローバルな販売力とうまく融合させることにより、台湾、更にはその先のアジアを目指す日本企業を日台双方から支援します。また、日本への販路拡大、日本企業との協業を志向する台湾のベンチャー企業に対しては、本ファンドが日台の架け橋となり、事業シナジーが期待出来る日本企業の紹介を行ないます。出資にとどまらず、企業価値向上を積極的にサポートすることにより、IPOやM&AによるExitの早期実現を目指します。
本ファンドの投資活動を通じ、日台企業間でひとつでも多くの良好なWin-Winのビジネス関係が構築できるよう、MUCAPとしても取り組んでまいります。
なお、本ファンドは、MUCAPとITICが共同出資するGAFVがジェネラル・パートナーとして運用を行います。
- 【ゴールデンアジアファンド IIIの概要】
出資約束総額 | 4,950万USドル(初回クロージング時) 最大5,000万USドル(最終クロージング時) |
ファンド期間 | 10年(最長2年延長可) |
投資期間 | 6年(最長6ケ月延長可) |
運用開始時点での主な出資者 | 【日本側】 ・MUCAP 【台湾側】 ・ITIC ・ChangChun Plastics Co. Ltd.(長春集団) ・Super Electronics Co.,Ltd.(秀波電子) ・JPP Holding Company., Ltd.(經寶精密) ・TRANSTON HOLDINGS CO., LTD. (桂盟國際) ・UANGYIH-TECH INDUSTRIAL CO ., LTD. (晃誼科技) 等 なお、ジェネラルパートナーGAFVは1%出資。 |
投資対象企業 | 日台ビジネス連携のある日本企業・台湾企業(日本及び台湾企業がその他の地域に設立した合弁企業等も含む)。 |
投資対象業種 | 特に定めず |
投資対象ステージ | アーリー、ミドル、レイターの各成長ステージにバランスよく投資 |
ジェネラル・パートナー Golden Asia Fund Venture Ltd. (ケイマン籍特例会社)
資本金 | 55万USドル |
株主(出資比率) | MUCAP (33.33%)、ITIC (66.67%) |
その他 | GAFVは現在運営中の2号ファンドのジェネラル・パートナーも兼任 |
【ITICについて】
台湾経済部直轄の研究所を前身とする財団法人工業技術研究院(以下 ITRI)の100%出資子会社として、1979年11月に設立。ITRIの活動は先端的な科学技術の研究開発の他、ビジネスコンサルティング、技術支援、研究開発受託等の産業界向けサービスや特許ビジネス、ベンチャー事業まで幅広くカバーしており、ITICはITRIからの民間への技術移転と事業化の支援を任務としています。
URL: https://itic.com.tw/
【本ファンドの構成図】
【お問い合わせ先】
三菱UFJ キャピタル株式会社
アジア・中国室 内野・岡田
〒103-0027 東京都中央区日本橋2-3-4 日本橋プラザビル7階
TEL:03(5205)8581
URL: https://www.mucap.co.jp/
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