【日研トータルソーシング】令和7年度「職業能力開発関係厚生労働大臣表彰」を受賞認定職業訓練による人材育成の取り組みに評価

日研トータルソーシング

2025年11月19日 14時00分

　多様な人材を人的資本と捉え、人材ソリューションで可能性を創造する「人的資本創造企業」の日研トータルソーシング株式会社（本社：東京都大田区）は、認定職業訓練の推進による人材育成に貢献したとして、令和7年度「職業能力開発関係厚生労働大臣表彰」（認定職業訓練関係優良事業所）を受賞したことをお知らせします。11月18日、明治記念館（東京都港区）で執り行われた表彰式に出席いたしました。

■当社の認定職業訓練における人材育成の取り組みを評価

　「職業能力開発関係厚生労働大臣表彰」は、認定職業訓練や技能検定の実施、技能振興の推進に関して、長年にわたって多大な貢献があり、他の模範になる事業所・団体や、顕著な功績があった功労者を表彰する制度です。表彰を通じて、技能労働者の技能水準の向上や処遇・地位向上に役立てるとともに、将来を担う優秀な技能者の確保・育成を進め、次の世代に優れた技能を承継していくことを目的としています（※１）。

　2023年には、当社の「名古屋テクノセンター」（名古屋市中村区）が、愛知県において認定職業訓練の実施状況が優良で他の模範と認められる「認定職業訓練実施優良事業所」として表彰されました。そしてこの度、同センターにおいての人材育成の取り組みが評価され、職業能力開発関係厚生労働大臣表彰（認定職業訓練関係優良事業所）の対象に選出され、受賞に至りました。

※1参照： https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65801.html

■名古屋テクノセンターについて

　当社は、業界に先駆けて自社研修施設「テクノセンター」を立ち上げ、現在は全国規模（9施設）で設備保全に適応した技術者の育成に取り組んでいます。名古屋テクノセンターは2017年9月に開設、2018年12月に認定職業訓練校（設備保全科）に認定されました。

　同センターでは主に未経験者を対象とした、保全スタンダード研修（機械・電気）を実施。社会人としてのモラルや安全衛生研修をはじめ、機械系（製図、軸受、潤滑等）、電気系（基礎、測定器、モーター、PLC制御等）のオリジナルカリキュラムに沿って座学と実機を使用した実践的な研修で設備保全エンジニアになるための専門技術を身につけることができます。

　また、併設するエンジニア研修室では、 3DCAD （CATIA V5）、2DCAD （AutoCAD）を備え、機械工学・力学の理解から製図の基礎を学ぶほか、 CATIA V5のスケッチ、サーフェス、ソリッド、アセンブリ、ドローウィング等の各種基本操作の習得をサポートします。保全、CAD研修とも就業先に応じた実践的なオプション研修にも対応可能です。

　当社が約20年間積み上げてきた技術者の育成力と、長年業界で活躍してきた講師が持つ知見や研修ノウハウを掛け合わせることで、現場で即戦力となる人材の育成に取り組んでいます。