インターネットのなかった工場から、生成AI活用という次のステージへ。創業70年以上の城南コーテックにおける、kintoneとカスタマインを活用した塗料の在庫管理のデジタル化事例を公開

製造日報のkintone化から、塗料の入出庫管理、月次の自動集計へと広がったデジタル化。集計作業の削減で、会議は数字の報告から経営判断のための議論へ

アールスリー

アールスリーインスティテュート(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:西松 顯)は、kintone(キントーン)をノーコードでカスタマイズできるサービス「gusuku Customine(カスタマイン)」を活用した、城南コーテック株式会社(本社:東京都品川区)における塗料の在庫管理を起点としたデジタル化の事例を公開しました。

本事例では、工場の通信環境の構築から始まったデジタル化が、塗料の在庫管理を起点に複数のアプリへと広がり、生成AI活用という次のステージを見据えるまでになった歩みを詳しくご紹介しています。

【取り組みの全体像】インターネットのなかった工場から、生成AI活用を見据えるまでの歩みを読む
https://www.r3it.com/case/johnan-coatec

 ■ 背景と課題 

城南コーテックは1952年創業の塗装専門会社です。東京都品川区に本社を置き、埼玉県内の児玉工場・上里工場の2拠点で、特殊塗装・機能性塗装・粉体塗装など、あらゆる工業製品の塗装を手がけています。

同社のデジタル化は、2021年に現在の代表取締役社長が入社し、工場の通信環境をゼロから構築するところから始まりました。2023年にはkintoneを試験導入し、紙で運用していた製造日報のチェックシートをkintoneに置き換えています。現場がタブレットからkintoneへ直接入力する運用を確立したことで、約2週間かかっていた不良率の把握が、リアルタイムでできるようになりました。

一方で、塗料の在庫管理には紙での管理が残っていました。棚卸しの数字が合わないことも珍しくなく、手作業の集計にも時間がかかるため、材料費の実態がつかみにくい状態でした。

 ■ 導入の概要と活用方法 

塗料の在庫管理もkintoneで解決できると考え、仕組みづくりに着手しました。データの集計や連携に特化したkintoneのプラグインを検討する中で出会ったのがカスタマインでした。大きな決め手となったのは、データ集計だけでなく画面カスタマイズやQRコード読み込みなど、対応できる機能の幅が広い「拡張性」です。

使い勝手の面では、設定した条件や操作、その設定にした理由が日本語で残るため、時間が経っても意図を追いやすい点が評価されました。料金面では、カスタマイズするアプリの数に応じた明確な料金体系が採用の後押しとなりました。1つのアプリ内であれば、どれだけ機能を組み合わせても料金は変わりません。

2025年4月にフリープランで試用を開始し、同年8月に本契約へ移行しています。

入出庫管理アプリ 

1回の入出庫につき、塗料1缶ごとに1レコードを作成する仕組みです。レコードを保存すると、カスタマインが仕入マスタ側の在庫数を自動で計算・反映します。部署ごとの権限制御や保存後の編集不可など、誤操作を防ぐ仕組みも整えています。

月次集計アプリ

カスタマインの定期実行タスクを活用し、日々の各種データを月単位で自動集計する仕組みを構築しました。売上や不良率はチェックシートから日々自動集計し、材料費は「単価×出庫数」から算出します。売上と材料費を突き合わせて商品ごとの材料費比率を導き、商品×1ヶ月で1レコードの月次集計アプリに集約することで、最終利益を算出しています。

注文書アプリ

在庫管理の定着を見た現場からの声を受け、仕入マスタをもとに注文書アプリを作成しました。資材コードを入力すると品名や仕入先情報がルックアップで呼び出されるほか、資材に貼られたQRコードをスマホで読み取る仕組みも導入し、入力作業の手間とミスの両方を削減しています。

【活用の詳細】入出庫の修正や材料費の按分の考え方まで、3つのアプリの仕組みを読む
https://www.r3it.com/case/johnan-coatec

 ■ 導入による成果 

係長の日々の集計作業や、課長が毎月丸1日かけていた月次集計が削減されました。管理職会議の削減なども合わせ、月あたり約20時間の集計工数が削減されています。数字を集める作業に追われていた時間は、コストの実態を踏まえたスピーディーな経営判断や議論に使えるようになりました。

資料作成が不要になったことで、会議のあり方も変わりました。5年ほど続いていた月1回の定例報告は、工場長からの提案をきっかけに廃止されています。

現場への定着も進み、今では工場長自らがアプリを作成するまでになりました。社長自らも生成AIを壁打ち相手にアプリの企画・設計を行い、検討時間を半日から数分へと短縮しています。

今後は、蓄積したデータを生成AIに解析させ、経営や利益に直結させることを目指しています。その土壌づくりとして注力しているのが「納期管理」の仕組み化です。顧客ごとにバラバラな受発注情報を生成AIで統一フォーマットに変換し、リアルタイムな進捗把握を目指しています。

【成果の詳細】会議が報告から議論に変わるまでと、生成AI活用という次のステージへの挑戦を読む

https://www.r3it.com/case/johnan-coatec

 ■ gusuku Customine(グスク カスタマイン)について 

カスタマイン1つあれば、業務で使う"あの機能"がだいたい入る!
ノーコードで、kintoneの「できない」を「できる」に変えられるkintoneカスタマイズサービスです。

《活用事例》
顧客・案件管理、在庫管理、予算管理、ワークフロー、帳票出力、生成AI連携

gusukuシリーズは2,500社以上に導入いただいています。

製品サイト:https://customine.gusuku.io/

 ■ アールスリーインスティテュートについて 

アールスリーインスティテュートは、2000年の創業からシステム開発を通じて多くのお客様の業務改善を支援してまいりました。
この知見をもとに、kintoneを効果的に活用する多彩なサービスをご用意しています。

【支援を受ける】

  •  kintoneの業務改善に失敗しないための"道しるべ"となる「キミノマホロ」 

【活用する】

  • 日々の「面倒」を潰して、kintoneの定着と改善を加速する「gusuku Customine」 

  • kintoneの運用を崩さず、情報を"見せたい形"に整えて、外部へ届けられる「gusuku Everysite」

  • 生成AIからkintoneを安全に参照する管理型ゲートウェイサービス「gusuku Fluxon」

  •  kintoneアプリやデータを効率的に管理する「gusuku Deploit」

  •  gusuku Customineの導入を加速する「gusuku Boostone」

これらのサービスにより、100社100通りの業務改善に貢献します。

会社名  :アールスリーインスティテュート(R3 Institute Ltd.)
所在地  :大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 タワーC 16階
設立   :2000年8月
代表取締役:西松 顯

コーポレートサイト :https://www.r3it.com/
製品ポータルサイト :https://gusuku.io/

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会社概要

URL
https://www.r3it.com/
業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 タワーC 16F
電話番号
06-6271-3663
代表者名
西松 顯
上場
未上場
資本金
800万円
設立
2000年08月