朝刊1面連載「折々のことば」に反響続々

スクラップ帳 10日で10万部ほぼ完売、10万部の増刷決定

 朝日新聞朝刊1面で今月1日から連載が始まった「折々のことば」に、読者から多くの反響が寄せられています。筆者の鷲田清一さんは、大阪大総長などを歴任した哲学者で、古来の金言からツイッターのつぶやきまで、様々なことばを紹介しながら、思索をつづっています。切り抜いて貼れる専用スクラップ帳「日めくり手帖」も連載開始から10日ほどで約10万部の大半が売り切れる勢いのため、10万部の増刷が決まりました。これからも、毎朝届く「心に響くことば」にご期待ください。

2015年4月14日朝刊1面 「折々のことば」第14回2015年4月14日朝刊1面 「折々のことば」第14回

 

日めくり手帖日めくり手帖

 




【1面連載「折々のことば」】

みなさんには、大切にしていることばはありますか? 「折々のことば」では、そんな問いかけをもとに、鷲田清一さんが若い頃からノートに書き留めたことばや、医療や教育、モードなど様々な現場で見付けたことばをご紹介しています。

鷲田さんは言います。「僕にとって『ことば』は、今までとは違う自分に変わるための、手がかりです。私の人生は、こういうもの、社会って、こういうこと――。誰しもそんな風に、自分なりのものの見方を持っていると思います。でも、もしかしたら全く違う見方が、あるのかもしれません。それに気づくきっかけになるのが、ことばです」

4月1日付の第1回は、詩人・大岡信さんの「涯(はて)は 涯ない」という言葉を紹介。「この新しい連載が、凝り固まった心をほぐし、ときにはふわりと別の場所へと移動させてくれる、そんなきっかけになれば」として、「人生も旅のようなもの。涯はありません」と結びました。

このほか、ニーチェから中国の古典、コメディアン・ボクサーのたこ八郎、2歳児の言葉……、などを掲載しています。強く「立派」なことばが多くなりがちな1面のオアシスとして、読者の方と紙面をつなぐ「窓」として、毎朝「心に響くことば」に親しんでいただけたらと思います。

 

【タイトル】

1979年から足かけ29年間6762回にわたり1面に連載された詩人・大岡信さんの「折々のうた」や、01年から06年まで計1564回連載した農学博士・湯浅浩史さんの「花おりおり」にちなみます。

 

【読者の声】

紹介されたことばについての詳しい情報や、筆者の鷲田さんのプロフィールのほか、スクラップ帳などについても、多くの感想や問い合わせが寄せられています。

・「短い言葉に最大の感動と生きる希望のヒントが与えられ、うれしく存じます。この企画はホームランですね」(東北地方、連載全体に関して)

 ・「若い頃から『涯無し』ということばが気に入っており、刻印として使っています。すべての物事に通じるかに思え、この語に接し嬉しくも大切に思った」(三重県、4月1日付)

・「たこ八郎さんの句は、ひと味あって楽しかった」(山形県、同2日付)

 

~鷲田清一さんプロフィール~

わしだ・きよかず 哲学者。2015年4月から京都市立芸術大学学長。1949年、京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科修了。関西大学教授、大阪大教授、同総長、大谷大教授などを歴任。13年からせんだいメディアテーク館長も務める。著書は、「モードの迷宮」(サントリー学芸賞)、「『聴く』ことの力」(桑原武夫学芸賞)、「『ぐずぐず』の理由」(読売文学賞)、「哲学の使い方」など50冊以上。哲学の視点から身体やケア、モード、アートなどを論じてきた。

 

【専用スクラップ帳】

連載開始に合わせて朝日新聞社販売局では、切り抜いて貼れる専用のスクラップ帳「日めくり手帖(てちょう)」を朝日新聞販売所(ASA)で販売しています。手のひらサイズで、1ページに1日分、1カ月で1冊が完成します。持ち歩いてどこでも「折々のことば」に触れることができ、金具で壁に掛けることも可能。1冊100円(税込み)。連載開始前の3月末から反響が相次ぎ、4月1日以降は各地のASAに注文が寄せられ大半を販売したことから、10万冊の増刷が決まりました。

◆お問い合わせ先◆  朝日新聞社 広報部 TEL03-3545-0131(代表)
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