IQ84の「境界知能」当事者が語る、生きづらさを乗り越えるサバイバル術——7人に1人が抱えるリアルな悩みとは?
「境界知能」のリアルを初めて語る——1700万人が抱える見えない壁とは?
フォレスト出版株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役:太田 宏)は、『境界知能の僕が見つけた人生を楽しむコツ』(なんばさん・著)を2024年9月20日に発売します。
「普通」になれない人のためのサバイバル術。
IQ(知能指数)84で、「境界知能」である著者なんばさんが、境界知能の人の生きづらさを解消するための習慣や考え方、ライフハックを伝えます。
おそらく、境界知能の当事者が、それを自覚して書いた本というのは初めてです。
そもそも「境界知能」とは、IQ85~115の範囲よりも低く、知的障害とされるIQ70未満の範囲にも収まらない、IQ70~84の領域を示すグレーゾーン。統計学上は7人に1人、全人口の14%にあたり、30人のクラスでは約4人ほど、日本では1700万人いる計算になる、決してめずらしくない存在です。
しかし、そもそも自分のIQを知っている人は珍しいため、当事者だったとしても自覚している人は多くなく、「なぜ、自分はみんなと同じように勉強や仕事、コミュニケーションができないのだろう……?」と漠然とした劣等感を抱えながら生きていると予想されます。
だからこそ当事者が書いた本書は、同様の悩みを持っている人たちにとって「生きづらさ」の原因を知るキッカケとなったり、その周辺にいる家族、仕事仲間などの参考になるはずです。
【当事者である著者が見つけた「生きづらさ」を解消するコツ】
◎ ドラム式を使うくらいなら、洗濯機なんていらない
◎ 自炊は「煮る」と「生」で9割
◎ 「しないことリスト」で人間関係と心が整う
◎ 挫折や失敗が楽しくなる「失敗の日」をつくる
◎ 「先延ばし」で負の感情を断ち切ろう
◎ 何がわからないかがわからないときの対処法
◎ リーディングトラッカーで文字情報の吸収力が数段アップ
◎ 皿洗いは最高のマインドフルネス
◎ 自立するために複数の依存先を開拓する...etc.
「境界知能」へ対する解像度が高まる一冊
昨今「境界知能」という言葉が一般化してきたことで、ネガティブな表現で使われているケースが増えています。
SNSなどでは、気に入らない相手に対して「クソリプするやつはだいたい境界知能」「日本語が通じない境界知能とは話にならない」「境界知能ばかりだから日本が駄目になるんだ」「この犯罪者、きっと境界知能だ」……などのような書き込みがされています。
そうした風潮のなか、当事者である著者が語る「境界知能のリアル」は、読者の境界知能への解像度を上げ、当事者以外の人が、どのように「境界知能」という言葉、当事者と向き合うべきかを考える機会を与えてくれます。
本書の読者対象
◎ 境界知能の人。
◎ 境界知能の特徴を見て、「当てはまっているかもしれない」と感じた人、まわりにそうした特徴を持つ人がいるという家族や友人、仕事仲間。
◎ 境界知能と同様の「感情のコントロールやコミュニケーションが苦手」などの悩みを持つ、多くの「平均的なIQの人」。
▼目次
まえがき 境界知能の当事者による「生きづらさ」解消法
序章 「境界知能の人」見えてくる僕の遍歴
第1章 数々の失敗から得られた日常のコツ 家事・生活
第2章 自分を満たすと、人間関係がうまくいく コミュニケーション
第3章 失敗・先延ばし上等の自己管理術 計画・習慣
第4章 「普通の人」には理解できない能力の磨き方 学習
第5章 ノイズを消し、思い込みを壊す方法 メンタルヘルス
あとがき 境界知能の人がもっと生きやすくなるために
[著者プロフィール]
なんばさん
1991年生まれ。境界知能の当事者。境界知能ユーチューバーとしての活動をメインに、たまにスポットでウーバーイーツでの配達を入れるなどして、一人暮らし生活をやりくりしている。
専門学校卒業後、アルバイトを経て、正社員として5年半働く。退職後、障害者雇用、A型作業所、フリーランスなど、さまざまな働き方を経験。
28歳のときに「発達障害」「うつ病」と診断され、治療を受けたり、環境を変えたりしても、なかなか生きづらさは軽減されず。IQ84という知能検査の数値が気になってリサーチしたところ、IQ70~85未満の領域に当たる「境界知能」であることを自覚。以降、境界知能ならではのライフハックやメンタルケア、学習法を探求。
各種SNSでの発信、メディア出演、境界知能の相談事業、キンドル出版などを通じて「境界知能独自の生きづらさとその解消法」について認知拡大のために活動している。
「なんばさん/境界知能×HSPちゃんねる」(YouTube)
www.youtube.com/@nanbasan.hsp-border
▼編集者コメント
おそらく、本書は境界知能(IQ70~85未満)の当事者が、それを自覚して書いた初めての本です。
ベストセラー『ケーキを切れない非行少年たち』でにわかに知られるようになった「境界知能」という言葉ですが、精神科医などの専門家からの分析はされているものの、実際に当事者がどのような人生を歩み、どんな生きづらさを抱え、それをどのように克服しているのか、リアルの声はありませんでした。
本書の読者のメインターゲットは境界知能の当事者ですが、彼らの悩みは平均的な知能の人とも共有できるものが多いことに気づかされます。ネガティブに使われがちな「境界知能」という言葉への偏見を解消する意味でも、幅広く、多くの方に読んでいただきたい一冊です。(かばを)
書籍概要
書名 :境界知能の僕が見つけた人生を楽しむコツ
著者 : なんばさん
ページ数: 224ページ
価格 : 1,320円(税込)
出版社 : フォレスト出版株式会社
ISBN :978-4-86680-817-8
発売日 : 2024年9月20日(金)
▼ご購入はこちら
【Amazon】
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4866808179/forestpublish-22/ref=nosim
■会社概要
社名 : フォレスト出版株式会社
所在地 : 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-18 白宝ビル7F
設立年月日: 1996年4月1日
代表取締役: 太田 宏
事業内容 : 出版物の企画・制作及び販売
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