“自然と人間の関係性”をテーマに活動を行うアーティストを募った企画展「Back to Nature」を6月10日(土)より開催

ー 6月9日(金)開催に先駆けトークショーを実施 ー

株式会社WATOWA

この度、プロジェクト・プロダクション・コレクティブWATOWA GALLERYは、 LAを拠点に置くアーティスト、アレハンドロ・ロベスを中心とした“自然と人間の関係性”をテーマに制作活動を行うアーティストを募った企画展「Back to Nature」をelephant STUDIOにて2023年6月10日(土)から6月29日(木)まで開催いたします。また、開催に先駆け6月9日(金)にトークショーを実施いたします。

本展では、それぞれ拠点の異なる作家による作品を通して、現代社会おける人間という生き物にとっての自然とは何なのか?という問いを提示し、自然との対話を促します。


アーティストのアレハンドロ・ロペスは、現代を「自然と人間が最大限に乖離した今までにない社会」とし、彼自身が自然との対話を通して制作 した作品を提示。Yosemiteシリーズでは、作家自身がアメリカ / カリフォルニアのYosemite vallyの山奥に赴き、人が立ち入らないような過酷な環境の中で制作した絵画作品群を展開。一人広大な大地に身を置き自然と向き合うことで、作家自身が仏教寺院での五行修行によって得た、最終的に何も存在しない境地 ―「無」に到達するという経験を呼び起こし、それによって得た新たな自然との新たな関係性を掲示します。


美術家の藤元明は登半島の”海ごみの山”を訪れた経験を契機に、大量消費社会が生み出した”ゴミ問題” について考えを巡らせ、実際に能登半島のごみを素材として制作した海ごみシリーズ”LAST HOPE”を出展。2020年の当ギャラリーにおける個展にて、初めてギャラリーにて売約された作品群として知られる本シリーズは、アクセスの厳しい浜に国境を漂着し、溜まり続ける海ごみの山の直ぐ側に、藤元が道具を持ち込み溶かし固めるという工程経て制作され、素材の色をそのまま活かした鮮やかな抽象表現作品として提案します。


自身にとって自然は飽きることのない象徴的なモチーフと語るアーティスト・原口みなみは、“記憶”や“思い出”をキーワードに、鑑賞者自身の記憶とのつながりを通して得られるプリミティブな感情との共鳴をテーマとして制作活動を行っている。2022年度、雲ノ平山荘AIRプログラムにおける滞在制作を経て制作した絵画作品群を始め、作家の特徴の一つでもある花をモチーフとした作品などを展示。出展作品のうちのひとつ「山のまつり」は、雲ノ平で見たニッコウキスゲの群生と、春になりそれらが一気に芽吹いた美しさ、またある種の恐ろしさや狂気が発想の起点となっており、教会で見られる祭壇画のように三連画を用いることで、自然への畏怖や神々しさを掲示します。


WATOWA GALLERYの考える、新たな展覧会を起点とした自然との接続を、ぜひご覧ください。


  • アーティスト・トーク詳細

日時:6月9日(金)17:00 - 17:30

登壇者:アレハンドロ・ロペス、藤元明、小松隆宏(WATOWA GALLERY代表)

※ゲスト登壇の可能性あり

※予約制

 参加ご希望の方はこちらのメールアドレスまでご連絡をお願いいたします:gallery@watowa.jp


  • 開催概要

会期:2023年6月10日(土)~ 6月29日(木)12:00 - 19:00 ※火曜定休

会場: elephant STUDIO(東京都渋谷区渋谷2-7-4 1-2F)

入場料:ドネーションチケット 500円(税込)〜

※6/14(水)、6/21(水)、6/28(水)は観覧無料

※自身で金額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から入場 料を自身で決定し、それが若手アーティスト支援のためのドネーションとなるシステム。アーティスト支援と国内アートシーンの活性化を目的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2023 EXHIBITION に寄付されます。)

※観覧にはご予約が必要です

   こちらのURLよりご予約をお願いいたします:https://artsticker.app/events/9342


イベントページ:http://www.watowa.jp/news/2023/05/back-to-nature.html

HP:https://watowagallery.com

Instagram:@watowagallery (https://www.instagram.com/watowagallery/

CONTACT:gallery@watowa.jp


  • 参加アーティスト

■Alejandro M Lopez(アレハンドロ・ロペス)

ロサンゼルスに生まれ、アートセンター・カレッジ・オブ・デザインで学ぶ。卒業後 25年の間アメリカを離れ、四大陸で生活し、絵を描いてきた。現在はカリフォルニアに在住。「その旅の中で、私たちが互いに分かち合っている共通点や自然そのものに、人間の絆を見出したのです」。

彼の画家としての活動の大部分はチャリティー活動の分野で行われていました。東京、パリ、カラカス、ロサンゼルスで開催されたグループ展に参加するなど、ワールドワイドに作家活動を行っております。


WebSite:https://aml-art.com

Instagram:@AlejandroLopez(https://instagram.com/amlart

Youtube : https://www.youtube.com/@aml-art



■Akira Fujimoto(藤元明)

1975年東京生まれ、東京在住、東京藝術大学デザイン科卒業。

1999年コミュニケーションリサーチセンターFABRICA(イタリア)に在籍後、東京藝術大学大学院を修了(デザイン専攻)。東京藝術大学先端芸術表現科助手を経て、社会、環境などで起こる制御出来ない現象を社会へと問いかける展示やプロジェクトを立案・実施。様々なマテリアルやデジタル制御を組み合わせ、作品化している。


近年の主な個展に『Diastrophism- 地殻変動 -』(2022年、六本木 蔦屋書店・BOOK GALLERY、東京)、『A Plastic on shore̶海岸のプラスチック』(2021 年、サンシャインシティ、東京)、『海の近景‒Foreground of Sea‒』(2021年、イイナパーク川口・歴史自然資料館、埼玉)、『海ごみのあと』(2021年、elephant STUDIO、東京)、『Structure Slide』(2021年、GALLERY ROOM・A、東京)など。

グループ展に『Proximate Horizons 近しい遠景』(2022年、ソノ アイダ # 新有楽町、東京)、『FUTURE MEMORY』(2021年、コートヤード HIROO GALLERY、東京)、『ソノ アイダ #COVID-19』(2020年、オンライン展示)、『慰霊のエンジニアリング』(2019年、TODA BUILDING(TOKYO 2021)、東京)『交伹域 Cross Domain』(2018年、Suzhou Jinji Lake Art Museum、蘇州、中国)など。

都市に生じる時空間的な伱間を活用するアートプロジェクト「ソノ アイダ」を主宰。


WebSite:https://vimeo.com/akirafujimoto

               https://www.1future.jp

               https://www.tokyo2021.jp

               https://sonoaida.jp

Instagram:@akira_fujimoto(https://www.instagram.com/akira_fujimoto/



■Minami Haraguchi(原口みなみ)

1990年大阪生まれ。2016年京都市立芸術大学院修士課程修了。日常にある些細なものを象徴化する作品制作を行う。表現方法は平面絵画からインスタレーションまで多岐に及ぶが、近年ではモチーフをデジタルドローイングし、切り紙でコラージュ、それを油絵にするという媒体を何度も移りかえていく表現技法をとる。主な個展に「シンボルとジャンク」福住画廊 / 大阪(2021)、「ハイ・ヌーン・カウンター」福住画廊 / 大阪(2018)、グループ展に「Diffusion of Nature 2023 土と夢」WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO(東京)、「PLAY」Yoshiaki Inoue Gallery/大阪(2022)、「台灣當代一年展」台北花博公園爭艷館 / 台湾(2019)などがある。


WebSite:https://minamiharaguchi.com

Instagram:@rainbow_moci(https://www.instagram.com/rainbow_moci/


  • ・WATOWA GALLERYとは

WATOWA GALLERYは、現代日本のストリートカルチャーやファッション、独創的・先進的なテクノロジーや「ジャパニーズ・フィロソフィー」を取り入れた新しい感性を持つ若手の作家を中心として、アート・コミュニケーションの場を提供するアートプロジェクト/プロデュース集団です。アートがファッションのように親しみやすいカルチャーとなり、ひとりひとりのライフスタイルに溶け込む社会を拓くため、新しい感覚のエキシビションや、アートプロジェクトのプロデュース・演出を行い、アートに触れるタッチポイントを拡大します。
現在も国内外で評価されている主要なアートムーブメントの多くは、ミュージアムの外で、そして多様なジャンルのアーティストと支援者との交流によって生まれています。わたしたちは特定のアートスペースを持たず、あらゆる空間をギャラリーと捉え、アートをミュージアムからコミュニティへ、都市へ、住空間へ開放し、ミュージアムの外からさまざまな分野のプロフェッショナルと横断的なアートプロジェクトを発信していきます。さらに、日本の若手アーティストの活躍と日本の若手コレクターの参入をサポートし、アーティストと支援者の交流を促進します。
WATOWA GALLERYを媒介とした新しいコミュニケーションやコミュニティの育成によって、次の時代のアートシーンを創造し、市場の活性化を目指します。2019年より特定の場所を持たないプロデュース集団としての活動をしておりましたが、2022年9月より、初のWATOWA GALLERYの本拠地となる WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYOを浅草・今戸にローンチ。

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アート・カルチャー
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会社概要

株式会社WATOWA

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URL
-
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区渋谷 2-7-4-3F
電話番号
-
代表者名
小松隆宏
上場
未上場
資本金
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設立
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