『令和7年度 児童福祉文化賞推薦作品』選出!震災の影響を受けた故郷の川へかえるサケを、10年に渡り観察した著者による珠玉の写真絵本【ふるさとの川をめざす サケの旅】
株式会社文一総合出版(東京・千代田/代表取締役社長・斉藤 博)刊行の写真絵本、【ふるさとの川をめざす サケの旅】が、令和7年度 児童福祉文化賞推薦作品(こども家庭庁)に選出されました。
2024年8月31日刊行「命のつながりシリーズ」第6巻、『ふるさとの川をめざす サケの旅』(平井佑之介/著)が、こども家庭庁主催、令和7年度「こども家庭庁 こども家庭審議会特別推薦 児童福祉文化財」(児童福祉文化賞推薦作品)に選出され、2025年5月19日に行われた「令和7年度 児童福祉文化賞 表彰式」で大臣表彰を受けました。

平井佑之介さんのコメント

このたびはいきもの写真家として活動して初めての写真絵本が、特別推薦という名誉ある賞を賜りまして大変うれしく思います。そして同時に『ふるさとをめざすサケの旅』が生まれるまでに尽力してくださった皆さま、本書に登場するサケや動物たちへの感謝とともに、今後も目の前のいきものたちと向き合い撮影していこうと身が引き締まる思いです。
「命のつながりシリーズ」が日本に暮らす動物たちの生きる姿をありのままに伝える写真絵本ということもあり、これからの未来を紡ぐ子どもたちに向けた推薦図書として選んでいただけたことが、人と動物の関わりや環境問題を感じる現代において喜びが深いです。
(全文は文一総合出版公式noteでご覧いただけます)
【ふるさとの川をめざす サケの旅】とは

文一総合出版の自然写真絵本「命のつながり」シリーズ第6弾として刊行された【ふるさとの川をめざあす サケの旅】は、東日本大震災で深刻な影響を受けた岩手県内の川で生まれ、海へと旅立っていくサケの、回遊魚としての生態を10年に渡り追いかけた写真絵本です。川をさかのぼり産卵するサケの命がけの行動、卵から赤ちゃんが孵り、成長と生存のために海へ旅立つまでの希少なシーンは、全て著者が水中撮影を行いました。私たちの身近な魚にも命のドラマがあるということ。また、その生育環境や人との関わりについても知ることができる写真絵本です。巻末にはサケの一生や体の特徴がより詳しくわかるQ&Aを盛り込んでいます。
著者について

平井佑之介(ひらい・ゆうのすけ)
1988年、東京生まれ。大学で動物行動学を学び、写真を通して「今を生きる」生き物たちの姿を伝え、人と動物、そして自然がともに暮らせるきっかけを作りたいと写真家を志す。伴侶動物であるイヌやネコから、イルカやビーバーなどの野生動物まで幅広く撮影している。本書がこども家庭庁主催「令和7年度 児童福祉文化賞推薦作品」に選出された。
WEBサイト https://www.kemonomichianimal.com
商品仕様
書名:命のつながり6「ふるさとの川をめざす サケの旅」
写真・文:平井佑之介
書店発売日:2024年8月31日
定価:2,200円(本体2,000円+10%税)
ISBN13:978-4-8299-9020-9
判型:B5判
ページ数:48ページ
電子版:あり
発行所:文一総合出版(東京・千代田)
文一総合出版サイト:https://www.bun-ichi.co.jp/
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写真絵本「命のつながり」シリーズ
日本の山や海、森や川で暮らす野生生物の姿を通して、多様な環境やほかの生き物との関わりを学ぶことができる写真絵本。野生動物たちの生き様を、長期取材によって撮影された貴重な生態写真を多数、使って紹介。小学校3年生の道徳で学習する「命のつながり」を補足、発展させるための教材としても活用できます。B5判・上製本。本文はすべてふりがな付きなので、小学校低学年から大人まで、楽しく読んで学ぶことができます。既刊全8巻。
命のつながり7【いつも仲間といっしょ エナガのくらし】が、第72回産経児童出版文化賞(令和7年度)『産経新聞社賞』を受賞しました。

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