元当事者カウンセラーが語る「会食恐怖症」の克服ポイント 『会食恐怖症を卒業するために私たちがやってきたこと』出版記念読書会開催レポート

『会食恐怖症を卒業するために私たちがやってきたこと』(内外出版社刊)出版記念 2018年11月17日(土)東京・日本橋にて開催

人前でご飯を食べること(会食行為)に対して、耐えがたい不安や恐怖を感じてしまう「会食恐怖症」。この症状を自力で克服した経験を持ち、現在、年間のべ1000人を超える会食恐怖症の当事者の克服をサポートするカウンセラーの山口健太さんが11月17日、新刊『会食恐怖症を卒業するために私たちがやってきたこと』出版記念読書会を東京・日本橋で開催した。

 



◆悩みを抱える参加者同士が交流
会食恐怖症の当事者約50名で満席となった会場には、報道関係者も駆けつけた。
イベントは『会食恐怖症を卒業するために私たちがやってきたこと』をテキストとして、著者の山口さんが会食恐怖症を克服するためのポイントを解説しながら、参加者の質問に回答。参加者同士が交流するための時間も設けられた。

 




◆「自分以外にもいるんだ」と実感
「『本当に、自分以外にも会食恐怖症で悩んでいる人がいるんだ』と実感しました」と話すのは、読書会に参加した石田真由子さん(仮名)。会の終了後には会場で知り合った他の参加者たちとお茶会を開き、お互いの症状や悩みを打ち明け合った。
川村俊彦さん(仮名)は、「同じ不安を抱える人と話すことで自分を客観的に見ることができた。『みんなと一緒に食事の練習がしたい』、『まだ帰りたくない』と自分がこんなことを思うなんて正直信じられません」と、読書会から大きな刺激を受けたようだ。
 

 

 


◆会食恐怖症の原因に「完食の強要」も
山口さんによれば、会食恐怖症は完食の強要などが原因となって発症するケースも多いという。一般社団法人日本会食恐怖症克服支援協会が行ったアンケートでは、当事者の62.5%が学校や家庭での完食指導をきっかけに会食恐怖症を発症したと回答しているが、会食恐怖症は一般的な認知度が低く、周囲に理解されにくい。そのため症状を抱える当事者たちは、社会に居場所を見つけにくく、生きづらさを抱えながら生活している。

 

 





読書会が終了した後は多くの参加者が会場に残り、他の参加者と笑顔で語り合っていた。その様子を見つめながら「克服の方法をしっかり伝えることで、会食恐怖症に悩んでいる方々をサポートしたい。一人でも多くの方に関心を持っていただくためにも活動を続けていきます」と山口さんは語った。

出版記念読書会は今後、大阪、名古屋、福岡での開催が予定されている。
いずれの会場も満席となっており、現在はキャンセル待ちの状態だという。

・11月24日(土)大阪
・11月25日(日)名古屋
・12月2日(日)福岡
(読書会の詳細はこちら)https://kaishoku.net/sp-offkai/

 

『会食恐怖症を克服するために私たちがやってきたこと』
定価:本体1,500 円+税
発売日:2018年10月31日
https://amzn.to/2zKvdjW

 

 


【会食恐怖症とは?】
 人前でご飯を食べること(会食行為)に対して耐えがたい不安や恐怖を引き起こす心の疾患のこと。会食恐怖症になると、会食の場面で吐き気、めまい、胃痛、動悸(どうき)、嚥下(えんげ)障害(食べ物が飲み込みにくい、または飲み込めない)、口の乾き、身体(首や手足)の震え、発汗、顔面蒼白、呑気(どんき。空気を飲み込んでお腹が張る)、緘黙(かんもく。黙り込んでしまう)などの様々な症状が現れる。当事者の多くが会食の機会を避けるようになり、QOL(生活の質)の低下に悩まされている。

 
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