ケイスリーと新生銀行、アート基金による社会的成果の測定結果を公開
助成先の芸術文化関係者への影響と今後求められる支援を評価
ケイスリー株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役 幸地正樹/以下「ケイスリー」)と株式会社新生銀行(本社:東京都中央区/代表取締役社長 工藤英之/以下「新生銀行」)は、フリーランスの芸術文化関係者を支援する基金であるArts United Fund(アーツ・ユナイテッド・ファンド/以下「AUF」)の設立から1年経過後の社会的成果を測定いたしました。
AUFは、新型コロナウイルス感染拡大による影響を受けた、創作・演奏等の表現活動や、その制作や技術等に関わるフリーランスのプロフェッショナルを応援するために、2020年5月1日に設立された公益基金です。ケイスリーはAUFの全体統括を担い、新生銀行グループは、中期経営戦略「金融リ・デザイン」に基づき、社会課題解決に向けた役割を果たしてくことを目的に、AUFに1,000万円の寄付を行いました。
本プロジェクトでは、芸術文化の生態系を守るというAUFの目標に対する社会的成果を明らかにするため、また、今後求められる支援について調査するため、助成先の芸術文化関係者へアンケートを実施しました。2020年7月の助成時点から現在に至るまで、フリーランスの芸術文化関係者にどのような影響があり、今後どのような支援が必要とされているのかについて公表いたします。
助成直後では金銭的不安の解消に効果があり、助成を受けたことで精神的にも支えになったという声が多く挙げられました。1年経過した現在においても、助成金受領者の9割の方が芸術文化活動を継続しており、また、2割の方がインタビュー記事の掲載等、AUFを通した露出によって活動が広がったと回答しました。
今後求められる支援としては、少額でも継続した金銭的支援や、より広い活動につながるネットワーク構築等の非金銭的支援を求める声がありました。本評価の詳しい結果については、参考資料『「AUFに関する評価」レポート』をご参照ください。
現在も新型コロナウイルス感染症による芸術文化業界への影響は続いており、ケイスリーは、支援を必要とするアーティストの声を集める調査を継続するとともに、今後の支援のあり方について考え、発信していきます。新生銀行グループでは、社会課題解決に向けた役割を果たしてくことを経営上の重要課題として掲げており、今後も、新型コロナウイルス感染症に関連する支援として、十分なサポートが得られていない方々に向けた取り組みを行ってまいります。
【参考資料】
・「AUFに関する評価」レポート:https://www.k-three.org/post/20210827
・2020年7月14日付プレスリリース「ケイスリーと新⽣銀⾏、コロナ禍影響に対するアート基⾦の社会的成果を評価」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000023382.html
・助成先アーティスト等へのインタビュー記事:https://note.com/artsunitedfund
【本件に関するお問い合わせ先】
ケイスリー株式会社(担当:落合) auf@k-three.org
【会社紹介】
■ ケイスリー株式会社
代表者:代表取締役 幸地 正樹
所在地:沖縄県那覇市字与儀86
設立日:2016年3月18日
URL:https://www.k-three.org/
事業概要:社会的インパクト・マネジメントや成果連動型官民連携など社会課題解決の基盤づくりにに関する手法の研究開発・導入支援及び根拠に基づく政策形成(EBPM)の実装に向けたプロダクトの開発
■ 株式会社新生銀行
代表者:代表取締役社長 工藤 英之
所在地:東京都中央区日本橋室町2-4-3
設立日:1952年12月
URL:https://www.shinseibank.com/
事業概要:リテールバンキング、法人向け金融サービスの提供など
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