自由視点映像及びマルチアングル映像の撮影〜配信が可能なシステム「SwipeVideo」を開発提供するAMATELUS、4.1億円の資金調達を実施。
〜大企業とのシステム連携や一般ユーザーへのシステム開放に向け開発をメインに組織を更に強化〜
- 資金調達の背景と目的:リーディングカンパニーとして新市場の開拓と、既存市場の拡大に挑戦
AMATELUSが開発するSwipeVideoは、自由視点映像及びマルチアングル映像の撮影,生成,配信を一気通貫で出来る独自開発した特許技術です。
2017年から本格的に開発をスタートさせ、2019年に国際特許として特許取得、2020年から本格的な事業展開を開始致しました。
これまでSwipeVideoをご導入いただいた企業様の満足度も高く、1度のSwipeVideo配信で6,000万円以上の売上を作ったお客様も出てきており、導入企業様の「売上UP」や「コスト削減」「PR」などの用途として活用されてきました。
市場からの引き合いも順調に増えてきた為、今後メタバースの普及において期待される自由視点映像市場及びマルチアングル映像配信市場の拡大を見通し、大企業とのシステム連携や、一般ユーザーへのシステム開放に向け、開発体制をメインに社内組織を強化する為、資金調達を実施するに至りました。
SwipeVideo事業は、技術教育業界で教材として活用されたのがスタートで「習熟度向上」「学習成果向上」「コロナ禍でのオンライン教材」「インプット効率化」「アクティブラーニング」などの課題に対して寄与し、現在でも専門学校や私立高校、国立大学などでの導入が進んでいます。
そして、コロナで大ダメージを受けたエンタメ業界では「コロナ禍でのオンライン配信」に寄与し、有料配信ビジネスとしての活用が毎年200%以上増で進んできました。
スポーツ業界でもエンタメ業界同様に「コロナ禍でのオンライン配信」を起点に有料配信ビジネスでの導入が進む一方、「チーム内分析」や「競技者の技術力向上」の為の動画ツールとしての利用拡大も進んでいます。
直近ではテレビ朝日様との協業配信として「第150回 全英オープンゴルフ」のSwipeVideo有料配信を実施、TBS様との国内新設テニスツアー「SBC ドリームテニスツアー2022」の協業配信、テレビ東京様との「JAPAN OPEN 2022 フィギュアスケート」の配信、日本バレーボール協会様との「世界選手権壮行試合 日本代表紅白戦」の世界初となる自由視点映像の有料ライブ配信などを実施するなど、国内外でのメジャー大会の配信実績も増えて参りました。
2023年1月には20周年を迎える名古屋フィギュアスケートフェスティバルの生配信も予定しています。
詳細はこちら:https://sv-commerce.com/634e99223e0bff00136fceca
▼各サンプルSwipeVideoがご覧頂ける動画
2020年末に「日経トレンディ 2020年 START UP AWARADS 大賞」を受賞、2021年にCESへ出典、2022年3月には、ヨーロッパ最大のテックカンファレンス「Viva Technology」のチャレンジプログラムで優勝し、ヨーロッパに本社を置くグローバルブランド企業との契約も実現致しました。
今回の引受先である三菱UFJ信託銀行様とは、2022年4月に業務提携を締結した背景があり、上記の様な弊社の事業進捗にご期待をいただき事業拡大のスピードアップを目的として、この度出資いただいた経緯となります。
- プロダクト紹介:<SwipeVideo(スワイプビデオ)とは>
AMATELUS社が開発・提供する、複数台のカメラ(台数無制限対応)で撮影された映像を、視聴者がスワイプする事でWeb上で(アプリ内も可)自由に視点をスイッチングしながら視聴できる配信システムであり、国際特許として特許取得済みの技術です。
SwipeVideo(スワイプビデオ)は、これまで映像処理負荷や配信負荷の高さからブラウザ上での配信や再生は難しいとされてきた自由視点映像及びマルチアングル映像をクラウド配信出来る世界初の独自開発技術です。
また、WEBの技術(HTML5)だけで動作するので、視聴者側は面倒なアプリインストールが不要なうえ、視聴者がストレスなく任意のタイミングで再生中(スロー中、ズーム中、停止中も可能)の映像を切り替える事を可能にし、画面をスワイプするだけで映像の視点を自由に切り替えて視聴することができます。
テレビ中継されている映像を、ユーザーがタイムリーに自分の意思で視点切替して視聴する事も可能であり、生配信映像を視聴中に「巻き戻し機能」を利用し、見返したいシーンのアングルを切り替えて視聴する事ができます。
SwipeVideoの配信パターンは以下大きく3つ
①LIVE配信(生配信)
②アーカイブ配信
③半リアルタイム配信
ソフトウェア内には同期撮影が可能なアプリケーション「SVCam」があり、撮影者が素人の方であっても簡単に同期撮影が可能です。
詳細はこちら https://swipevideo.jp
特許:国際特許として日本特許3件取得、米国特許2件取得、中国特許2件取得、韓国特許1件、イギリス1件、その他EUや各国へ移行申請済み。
- 自由視点映像とは
20年以上前に映画マトリックスで話題になった映像で、2020東京オリンピック・パラリンピックでの利⽤や、2022年春の野球中継での映像利用、メタバース内でのコンテンツ活⽤などで期待され、注⽬を集める最新映像技術です。
カーネギーメロン大学での研究に始まり、筑波大学,NHK技研,ソニー,Canon,KDDIなどの大企業や大学でも研究されています。
ソニー、ニコンは2022年に自由視点映像(ボリュメトリックキャプチャ)撮影専用スタジオの開設を発表しており、メタバースの普及を見据えて世界的に自由視点映像への取り組みが活発化しています。
しかし、現在私たちがテレビ中継内で目にする自由視点映像は、私たち視聴者が自由に視点を切り替えて観る事が出来ません。
あくまで放送主側がスイッチングした(自動切替された)映像を視聴するという体験が、現代の標準的な自由視点映像視聴体験となっています。
その理由は、自由視点映像はデータ容量が膨大な事から、⼀般消費者の⼿元まで届けるには難しいとされてきた為です。
昨今、一部視聴者が視点切替できる技術も存在しますが「WEB配信は不可能(アプリのみ視聴可能)」「長尺のコンテンツは不可能」「生配信は不可能(配信構成が理由により高額なコストが発生し配信ビジネスの構築までは不可能)」などという状況です。
しかし、その様な課題を解決したのがSwipeVideo(スワイプビデオ)です。
SwipeVideo(スワイプビデオ)は、⼀般の⽅がスマホ,タブレット,PCで手軽に⾃由に視点を切り替えながら視聴できる配信システムです。
視聴時に専⽤アプリなどは不要で、URLにさえアクセスすれば即視聴できるWEBブラウザ型視聴プレイヤーなので、視聴者はストレス無くSwipeVideoにアクセスし視聴を楽しめます。
テレビで中継されている映像を、ユーザーがタイムリーに自分の意思で視点切替して視聴する事なども可能です。
- 今後の展開
直近では、テレビ局との連携、IPホルダーとの連携、OTTとの連携、ベニューとの連携、教育団体や製造業、小売業、各種イベントとの連携、配信に関わるプレイヤー企業様と広く連携させて頂きます。
また、「テレビデバイス上でSwipeVideoを視聴できる開発」もスタート致しました。
今後は、スマホ,タブレット,PCに加えて「テレビでも自由視点映像やマルチアングル映像が視点切替視聴できる世界」にも挑戦します。
映像プロダクトは国の垣根を超えやすいプロダクトである為、今後は、本格的にグローバル市場へ展開するタイミングもうかがいながら、国内市場の開拓拡大を進めます。
AMATELUSは、映像とテクノロジーで、人類の「想い」を未来へ残します。
各企業様との連携を強化して参りますので、ご興味お持ち頂けた企業様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。
【AMATELUS社の概要】
社 名 :AMATELUS株式会社
本社所在地:東京都渋谷区
設 立 :2017年1月
資 本 金:5億3262万2112円 (資本準備金含む)
代 表 者:下城伸也
事業内容 :『Swipe Video』の開発・制作・販売を中心に、自由視点映像及びマルチアングル映像等の撮影同期アプリ『SVCam/SVCamDual』の開発、提供、自由視点映像の配信及び編集ソフト・アプリケーションの開発や撮影、VR/MR関連システムの開発を行なっている。
<これまでの主な採択/受賞歴>
・Microsoft innovation award2017 受賞
・avex-xRハッカソン(VR/AR/MR) 優勝
・総務省「異能vation」ジェネレーションアワード 特別賞受賞
・横瀬町地方創生プロジェクト「よこらぼ」採択
・埼玉県庁 官民連携事業 採択
・Plug and Play Japan Batch2 採択
・富⼠通 ピッチコンテスト fabbit賞 リコー賞 受賞
・Plug and Play Batch2 Expo Mobility 優勝
・富⼠通アクセラレータ第7期 採択
・電通「GRASSHOPPER」第2期 採択
・docomo 5G DX AWARDS 2020 「最優秀賞」受賞
・日経トレンディ「2020年 START UP AWARADS 大賞」受賞
・2021年 スポーツ庁「イノベーションリーグ」にて「ビュワー・エクスペリエンス・パートナー」授与
・2022年 ヨーロッパ最大のテックカンファレンス”Viva Technology”の「 Innovative Event Challenge」にて優勝
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