ブイキューブ、イベントDX企業のXyvid社を買収、子会社化

〜急速に拡大する国内外でのイベントDX事業の強化とグローバル展開を加速~

株式会社ブイキューブ

株式会社ブイキューブ(本社:東京都港区、代表取締役社長:間下直晃、以下 ブイキューブ)は、イベントDX事業を展開する米国企業のXyvid社(本社:アメリカ Founder & President:David Kovalcik 以下 Xyvid)を買収し、子会社化することを決定しました。
【買収に至った背景】
ブイキューブは「Evenな社会の実現」というミッションを掲げ、「いつでも」「どこでも」コミュニケーションが取れる環境を整備することで、時間や距離の制約によって起こる様々な機会の不平等の解消に取り組んでいます。
新型コロナウイルス感染拡大により、あらゆるコミュニケーションのオンライン化が進んでいますが、特にイベントやセミナーなどのライブ配信へのニーズが急速に高まっています。当社は「SaaS+Service」というコンセプトの元で「V-CUBE セミナー」や「EventIn(イベントイン)」を中心としたSaaSサービスの強化と、5月1日にオープンしたPLATINUM STUDIO(プラチナスタジオ)や、配信サポートを行うプロフェッショナルサービスなど「Service」の規模の拡大と内容の充実を図っております。これらの取り組みにより、2020年の開催実績は約4,700回で26億円、2021年は11,000回、55億円の売り上げを見込んでおり、中長期では350億円の事業規模を目指しています。
また、世界各国でイベントDXへのニーズは高く、当社が持つ「SaaS+Service」のノウハウを活用することで、グローバル市場での差別化と市場競争力をもって成長することが可能であると考えています。一方で各国の文化、商習慣にあわせたソフトウェア開発、配信チームを組成するには投資と時間が必要になるため、急速に拡大するニーズを充足すべく、どのようにスピード感をもって取り組むべきかの手段を模索しておりました。

今回買収したXyvid(ザイビット)は世界最大のマーケットであるアメリカで当社と同様の「SaaS+Service」モデルでイベントDX事業を展開し、フォーチュン500企業を中心に導入が進んでいます。事業収益は既に黒字化し高い成長を実現している一方で、導入済みのグローバル企業からは、更なる発注規模拡大の場合のXyvid社の企業規模の小ささへの懸念や、アメリカだけでなく、ヨーロッパ、アジアにある子会社向けにも同様のライブ配信サービス提供を期待する声が高まっていました。このような背景からXyvidもグローバル企業の傘下入りをして更なるビジネス拡大を模索する中で、SaaS+Serviceという同様のビジネスモデルを展開し、日本やアジアにおいて大きなシェア・規模を持つブイキューブグループの一員になることで、双方が持つ強みを最大化し、事業シナジーが期待できることから、今回の買収に至りました。
Xyvidは当社グループに参画した後も、経営、マネージメント体制を変更せず、現経営体制を維持することでスピードを落とすことなく、より顧客満足度の高いサービスを提供してまいります。


【買収する企業の概要】
Xyvidはアメリカで2011年に創業されたライブ配信サービスのシステム開発・販売および配信をおこなうイベントDX企業です。Xyvidが提供するライブ配信プラットフォームはHumanities(人文学、心理学)の専門家である同社CSOにより設計された高いエンゲージメントを実現する仕組みを特徴としており、SaaSの競合他社に比べても高い競争優位性を有しております。ライブ配信の視聴者がよりライブコンテンツに集中、理解しやすい仕組みになっているのが特徴で、導入した企業はエンゲージメントの高いライブ配信を実現できることが評価されています。
最大の特徴としてSaaSだけの提供ではなく、ブイキューブが国内で展開しているのと同様のSaaS+Serviceというビジネスモデルで事業展開しており、ライブコンテンツの設計や配信サービスなどプロフェッショナルサービスが評価され、フォーチュン500企業が主要な顧客層で、業種としては製薬や金融などグローバル企業を中心に導入が進んでいます。

顧客企業例(Xyvid社ホームページに公開されている顧客企業例):


Founder & PresidentDavid Kovalcikからのメッセージ】


V-cubeチームとパートナリングを組むことは、V-cubeのイベントへの注力、グローバルに展開されたチームと、Xyvidの最先端のバーチャルプラットフォームのシナジーを考えれば自然な関係と言えました。

V-cubeを選んだのはオンラインイベントに対する企業の方向性が私たち自身と一致したからでした。私たちは、イベントのブロードキャストのビジョンを共有し、大規模組織の皆様のより良いプレゼンテーションの実現を支援することは、未開拓が大きい好機であると見ています。
しかし、もっと重要なことは、私たちのコアバリューが一致していたことです。両社間で素晴らしい結束を達成するために、価値観とその人々の両方において足並みを揃えていかねばなりません。
ワールドワイドへのリーチとともに、持続可能な環境と社会的責任へのコミットメント。こうした点において、私はV-cubeチームの一員であることを誇りに思います。

会社名:Xyvid Inc.  https://xyvid.com/
本社所在:アメリカ、1170 Wheeler Way Langhorne, PA 19047
設立:2011年
Founder & President:David Kovalcik
事業内容:ウェビナーのシステム開発・販売および配信

【今後の展開】
今後の展開としてXyvidのグローバル展開する顧客向けにシンガポールを中心とした東南アジアでブイキューブが展開する海外子会社を通じ、Xyvid社のサービスを活用したイベントDX事業展開を開始します。また、日本市場向けのローカライズを進め、ブイキューブが持つ顧客へのサービス提供を随時進めてまいります。

【ブイキューブとは https://jp.vcube.com/
ブイキューブは「Evenな社会の実現」というミッションを掲げ、「いつでも」「どこでも」コミュニケーションが取れる環境を整備することで、時間や距離の制約によって起こる様々な機会の不平等の解消に取り組んでいます。ビジュアルコミュニケーションによって、人と人が会うコミュニケーションの時間と距離を縮め、少子高齢化社会、長時間労働、教育や医療格差などの社会課題を解決し、すべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


関連リンク
https://jp.vcube.com/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社ブイキューブ

30フォロワー

RSS
URL
https://jp.vcube.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区白金一丁目17番3号 NBFプラチナタワー16階(受付)、17階
電話番号
-
代表者名
間下 直晃
上場
東証1部
資本金
3103万円
設立
1998年10月