鹿児島県立楠隼中高一貫教育校「シリーズ宇宙学」にて行われる宇宙産業人材育成を目指した特別講義・ワークショップに参画いたします
~2023年度の初開催から3年連続で参画~
株式会社QPS研究所(代表取締役社長 CEO:大西俊輔、以下「QPS研究所」)は、鹿児島県立楠隼中高一貫教育校(以下「楠隼高」)が実施する「シリーズ宇宙学」の一環として、楠隼高校1年生を対象とした宇宙産業人材の育成を目指した特別講義・ワークショップ (全6回) のうち、第2回(2025年6月12日木曜日)と第3回(2025年6月19日木曜日)に講師として参画いたします。
本講義・ワークショップは、2023年度から九州・鹿児島にゆかりある民間企業等と連携しながら実施されてきたもので、今年度は、昨年度の全5回から全6回に増えており、ロケット・衛星等の宇宙機のみならず、九州で宇宙食・生活関連ビジネスを目指す事業者、さらに、鹿児島県内企業と衛星データ実証を実施している東京大学発スタートアップも新たに参画いたします。

今年は、QPS研究所のパートナー企業で共に内閣府よりクラウド事業者として初めて「衛星リモートセンシング記録を取り扱う者」として認定を受けたDX事業を展開する㈱Fusic、JAXAベンチャーで小型固体ロケット事業を目指す㈱ロケットリンクテクノロジー、来るべき月探査時代に向け宇宙食・生活関連ビジネスを目指す㈱Space Food Lab.、さらには、超小型衛星の製造・運用・データを通じたソリューションビジネスを目指す東大発スタートアップ・㈱アークエッジ・スペースの全面協力によって、全6回の特別講義が実施されます。
実際に宇宙ビジネスに携わる技術者・研究者等の講義を通じて、生徒が、宇宙ビジネスへの理解を深め、今秋以降、自らがテーマを設定した探究活動に取り組むことで、広い視野や好奇心、冒険・探究心、ものづくりの心を育むことを目指します。

楠隼高は、2015年創立以来取り組む「シリーズ宇宙学」の拡充を図ると共に、講義を担当する各社は、自事業の理解増進、次代を担う宇宙産業人材の育成を図り、将来必要となる宇宙産業人材の輩出にも寄与することで、九州で宇宙産業を根付かせ、産業全体も底上げすることにも貢献していきます。
なお、本講義・ワークショップは、2023年3月に内閣府及び経済産業省が選定する「宇宙ビジネス創出推進自治体(S-NET自治体)」に選ばれ、宇宙関連産業への参入支援による新産業創出、アントレプレナーシップ養成にも注力する鹿児島県に加え、スペースサイエンスタウン構想実現を目指す肝付町(宇宙のまちづくり推進課)の支援も得ながら、実施されます。
内容・日程
〇第0回 2025年5月29日(木) 9:40~10:30
オリエンテーション「九州から挑む宇宙ビジネス新時代 ~挑戦の連続・宇宙開発と私の25年間~」
講師:(一社)九州みらい共創 代表理事/肝付町 共創ディレクター 上村俊作氏
〇第1回 2025年6月5日(木) 9:40~11:30
「JAXA発スタートアップ・小型固体ロケットビジネスの挑戦」(仮)
講師:㈱ロケットリンクテクノロジー 取締役CMO/千葉工業大学 教授 和田豊氏
〇第2回 2025年6月12日(木) 9:40~11:30
「九州発小型衛星・ものづくりの挑戦」(仮)
講師:オガワ機工㈱副社長伊藤慎二氏、㈱昭和電気研究所主幹技師 古賀圭氏
㈱QPS研究所 執行役員 開発部長 上津原正彦
〇第3回 2025年6月19日(木) 9:40~11:30
「九州発宇宙ビジネスの挑戦」(仮)
講師:㈱QPS研究所 代表取締役社長 CEO 大西俊輔、ファウンダー 八坂哲雄、
営業本部ソリューション事業部長 平田大輔
〇第4回 2025年7月3日(木) 9:40~11:30
講師:「九州発宇宙食・生活関連ビジネスの挑戦」(仮)
㈱Space Food Lab. 取締役 浅野高光氏
〇第5回 2025年7月8日(火) 9:35~11:15
講師:「超小型衛星・データによるソリューションビジネスの挑戦」(仮)
㈱アークエッジ・スペース 代表取締役CEO 福代孝良氏
〇第6回 2025年7月17日(木) 9:35~11:15
講師:「DX(AI・IoT・クラウド)企業による宇宙ビジネスの挑戦」(仮)
㈱Fusic 代表取締役社長 納富貞嘉氏
QPS研究所 講師担当陣コメント
◆株式会社QPS研究所 執行役員 開発部長 上津原正彦 (第2回/2025年6月12日 講師代表)
「私たちの衛星開発には高い専門性を持ったものづくりのプロフェッショナルが多数関わっています。その中から機構系と電気系を担当するパートナー企業のお二方とともに今年も講師を担当させて頂けることを大変嬉しく思います。この授業では衛星の作り方に加えて、開発の現場で起きることやエンジニアが大事にしているものづくりの姿勢などを臨場感溢れる体験談とともにお伝えしておりますが、授業後に生徒の皆さんからたくさんの質問やコメントをいただくことで宇宙開発への熱量を感じ、それが私たちへの刺激にもなっています。この特別講義が生徒の皆さんが将来この宇宙業界に関わることになるきっかけの一つとなれば幸いです。」
◆株式会社QPS研究所 代表取締役社長 CEO 大西俊輔 (第3回/2025年6月19日 講師代表)
「今年も楠隼高校の皆さまに向けた特別授業の機会をいただくこと、大変光栄に思っております。QPS研究所では今回で3回目となりますが、生徒の皆さんの熱心な姿勢と真剣なまなざしに、私自身大きな励みとエネルギーをいただいています。急速に進化する宇宙開発・宇宙ビジネスの世界において、今の技術や知見を次の世代に伝えていくことは、私たち現役世代に課せられた大切な使命のひとつだと感じています。皆さんが、未来の科学技術の発展を担う存在となることを心から願い、私自身もワクワクしながら心を込めて授業に臨みたいと思います。」
<株式会社QPS研究所について>

QPS研究所は2005年に福岡で創業された宇宙開発企業です。名前のQPSとは「Q-shu Pioneers of Space」の頭文字を取っており、九州宇宙産業の開拓者となること、更には九州の地より日本ならびに世界の宇宙産業の発展に貢献するとの思いが込められています。その名の通り、九州大学での小型人工衛星開発の技術をベースに、国内外で衛星開発やスペースデブリへの取り組みに携わってきたパイオニア的存在である名誉教授陣と若手技術者・実業家が一緒になって、宇宙技術開発を行っています。また、QPS研究所の事業は、創業者たちが宇宙技術を伝承し育成してきた北部九州を中心とする全国25社以上のパートナー企業に力強く支えられています。

<株式会社QPS研究所>
社名 :株式会社QPS研究所(東証グロース市場 証券コード:5595)
本社住所:福岡市中央区天神1-15-35 レンゴー福岡天神ビル6階
代表者 :代表取締役社長 CEO 大西俊輔
創業 : 2005年6月
URL : https://i-qps.net/
事業内容:人工衛星、人工衛星搭載機器、精密機器、電子機器並びにソフトウエアの研究開発、設計、製造、販売
QPS研究所は2005年に福岡で創業された宇宙開発企業です。名前のQPSとは「Q-shu Pioneers of Space」の頭文字を取っており、九州宇宙産業の開拓者となること、更には九州の地より日本ならびに世界の宇宙産業の発展に貢献するとの思いが込められています。その名の通り、九州大学での小型人工衛星開発の技術をベースに、国内外で衛星開発やスペースデブリへの取り組みに携わってきたパイオニア的存在である名誉教授陣と若手技術者・実業家が一緒になって、宇宙技術開発を行っています。また、QPS研究所の事業は、創業者たちが宇宙技術を伝承し育成してきた北部九州を中心とする全国25社以上のパートナー企業に力強く支えられています。
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