福生市の「ふっさ子育てまるとくカード」のデジタル化を支援
~市民、協賛店、自治体三方の利便性向上に貢献~
背景
福生市では、子育て世帯の支援と商業の活性化を図るため「ふっさ子育てまるとくカード」事業をおこなっています。中学生以下の子どものいる世帯と妊婦のいる世帯に対し、申請に基づき紙の会員カードを発行し、市内の協賛店を利用する時にカードを提示することで、協賛店が提供する割引などの特典を受けることができます。
福生市は本事業において、「協賛店の場所や特典内容が簡単に調べられないこと」、「協賛店自身での店舗登録、更新方法が紙および郵送での手続きとなること」、「自治体の協賛店の店舗登録の承認方法が紙に限定されること」に課題を感じていました。福生市が、市民、協賛店、自治体三方の利便性向上を図るべく、2024年3月に会員カードのデジタル化を検討していたことから、当社は、コミュニケーションアプリ「LINE」と連携した「ふっさ子育てまるとくカード」の専用Webサイトを構築することで、こうした課題の解決を支援いたしました。
概要
子育て世帯の市民は、スマートフォンなどから「福生市LINE公式アカウント」を友だち追加後、住所や氏名などの必要事項を入力し、LINE上に表示された電子会員カードを協賛店にて提示することで、協賛店が提供する割引などの特典を受けることができます。また、当社にて作成した「ふっさ子育てまるとくカード」専用Webサイトにて、キーワードやマップから協賛店を検索して店舗情報を確認することもできます。
▼「ふっさ子育てまるとくカード」電子会員カード画面
▼「ふっさ子育てまるとくカード」専用Webサイト画面
「ふっさ子育てまるとくカード」デジタル化による効果
(1)市民のユーザビリティと利便性が向上
従前は協賛店一覧を市のホームページに掲載していましたが、専用Webサイトで閲覧できるようになったことで、情報の確認や検索がより簡単にできるようになりました。これにより、市民のユーザビリティおよび利便性の向上につながりました。
(2)協賛店の情報登録時および更新時の手間が削減
協賛店は、新規登録および情報変更を紙の申請書に記入し、市役所の窓口に提出していましたが、Webでの登録および情報変更が可能になったことで、協賛店の書類作成や提出にかかる時間の削減および利便性の向上につながりました。
(3)市役所内での協賛店情報承認時の手間が削減
福生市は、従前は協賛店から提出された紙の申請書を確認し、承認後に協賛店に返送しており、承認までに時間と労力を要していましたが、Webで承認フローをおこなうことが可能となり、市役所内での承認作業にかかるコストの軽減および利便性の向上につながりました。
福生市 子ども家庭部 子ども政策課 子ども政策係ご担当者様のコメント
「キーワードによる店舗検索機能やお知らせ投稿時の事前チェック機能など、スパイラル社より具体的なご提案・ご対応をいただき、プロジェクトを完遂することができました。また、サイト構築からリリースまで短い期間ではありましたが、セキュリティを担保しつつ、市の要望も取り入れていただきました。他自治体での実績もあるため、スムーズに進めることができたと思います。」
今後の展望
当社は、自治体におけるDX推進のさらなる拡大を図るうえで、同様の課題をもつ自治体の課題解決を支援するとともに、お客様に寄り添った課題解決型サービスの提供に努めてまいります。
福生市 概要
組織名:福生市
所在地:東京都福生市本町5番地
代表者:市長 加藤 育男
Webサイト:https://www.city.fussa.tokyo.jp/
スパイラル株式会社 概要
会社名:スパイラル株式会社
所在地:東京都港区赤坂2-9-11 オリックス赤坂2丁目ビル
代表者:代表取締役 CEO 佐谷 宣昭
事業内容:ローコード開発プラットフォーム事業、クラウドSI事業、Enabler事業、SaaS事業、
ECソリューション事業、コールセンター支援事業、美容業界向けDX事業、
行政・自治体向けDX事業、メディア事業、タウンマネジメントのDX推進事業
Webサイト:https://www.spiral-platform.co.jp/
※「SPIRAL」はスパイラル株式会社の登録商標です。
※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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