有田焼×博多織 アニバーサリー記念コラボ帯が誕生
着付け教室を受講料無料で全国展開する日本和装ホールディングス株式会社(東証スタンダード上場/証券コード2499、本社:東京都港区)の連結子会社である織元「株式会社はかた匠工芸」は、モダンな有田焼で世界を魅了する「アリタポーセリンラボ株式会社」とのコラボレーションによる新作帯を発表いたしました。

本企画は、2025年に創業220年を迎えるアリタポーセリンラボと、設立70年を迎えるはかた匠工芸が、互いの節目を祝う記念事業として実現。有田焼の洗練された意匠を、博多織・佐賀錦の伝統技法で表現した、至高のシリーズです。
■開発の背景:九州の伝統が共鳴した出会い
きっかけは2019年。九州特産および伝統産業のイベントにて、はかた匠工芸と、アリタポーセリンラボ七代目弥左ヱ門・松本社長が出会ったことに遡ります。 その後、長年の念願であった工場見学を経て、両社の交流が深化。偶然にも2025年が両社のアニバーサリーイヤーであることが判明し、「有田焼の美しい意匠を、帯として織り上げる」というプロジェクトが始動しました。 帯の制作にあたっては、松本社長自らが意匠を監修。磁器の持つ艶や色気を、織物の立体感で表現することに挑みました。

■新作コラボレーション帯の詳細
経糸(たていと)に銀の箔を糸状に切ったもの、緯糸(よこいと)に絹糸を使用する豪華絢爛な「佐賀錦」の技法を用い、有田焼のモダンな世界観を表現しました。
•佐賀錦「古伊万里草花紋(こいまりそうかもん)」
デザインのモチーフは「蝙蝠(こうもり)」。
中国では「福」と同音であることから、古来より富と幸福の象徴とされる吉祥紋様です。
アリタポーセリンラボが誇る有田焼のデザインをベースに、伝統的な佐賀錦の地紋を融合。白磁をイメージした配色により、古典柄でありながら現代のファッションに溶け込む、モダンでクールな一本に仕上がりました。

•佐賀錦「八重輪紋(やえわもん)」
記念すべき年を祝う柄として、輪が幾重にも重なるデザインを採用しました。
帯名の「八重」は、末広がりの「八」と、アリタポーセリンラボの商品色名にある八重桜ピンク「ヤエ」から着想を得ています。
シャンパンゴールドにグレイッシュなトーンを合わせ、箔の銀色をのぞかせることで、華やかさと温かみのある落ち着きを両立させました。

■コラボレーションパートナー
[アリタポーセリンラボ株式会社]
創業1804年、200年以上の歴史を誇る有田焼の老舗窯元「七代目弥左ヱ門」の伝統技術を継承する、モダンな有田焼ブランドです。日本の四季を感じさせる色使いや、シンプルかつラグジュアリーなデザインは、国内外で高く評価されています。
https://aritaporcelainlab.com/
■製作
[株式会社はかた匠工芸]
博多織の織元として、現在8名の伝統工芸士を擁し、伝統技法に独自の感性を加えたものづくりを追求。フォーマルからカジュアルまで、唯一無二の手仕事である博多織の文化を後世に繋ぐべく、日々研鑽を積んでいます。
2025年11月に行われた「第123回 博多織求評会」でも2つの入賞作品を出すなど、これまでにも数々の受賞歴があり、高い評価を受けています。

■会社概要
[株式会社 はかた匠工芸]
事業内容 織物の製造販売、和装文化に関する情報サービスの提供
加盟団体 博多織工業組合
本社所在地 福岡県大野城市仲畑二丁目12番40号
代表 代表取締役社長 岡井 弘志
[日本和装ホールディングス株式会社]
事業内容 きものや帯の販売仲介業。全国で無料の着付け教室を展開(卒業生22万名超)
本社所在地 東京都港区六本木6-2-31六本木ヒルズノースタワー5F
代表 代表取締役社長 鶴野 尚史
上場区分 東証スタンダード市場(証券コード2499)
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