喜多方市立小中学校へ書籍を寄贈!~お互いさまの街ふくしま発祥の地にて次世代へ恩送り~
2025年10月3日(金)午前10時より喜多方市役所教育長室にてお互いさまの街ふくしま書籍「恩送りが世界を変える!」の寄贈式を行わせていただきます。


NPO法人チームふくしま(福島県福島市 理事長:半田真仁)では、ひまわりを通じた復興支援事業「福島ひまわり里親プロジェクト」と、「お互いさまチケット」の普及事業や無人福祉型子ども食堂「コミュニティフリッジひまわり」を通じてお互いさまで溢れた街の実現を目指す「お互いさまの街ふくしま」の事業を行わせていただいています。
東日本大震災をきっかけに全国、世界中の皆様よりご支援、応援をいただくとともに「困った時はお互いさま」の精神を教えていただきました。だからこそ、福島県から全国の応援いただいた皆様の地域の次世代へ恩送りするべくお互いさまの街ふくしまの活動を行わせていただいています。
このたび、お互いさまの街ふくしまの発案者である故・吉成洋拍(よしなり ひろはく/NPO法人チームふくしま副理事長)の志や想いをまとめた書籍『“恩送り”が世界を変える!』(2025年5月26日出版)を喜多方市教育委員会へ寄贈させていただきます。本書は、市立小中学校へ配布され、地域の子どもたちに「お互いさま」の精神を伝えていきます。
「お互いさまチケット」には、“誰かから受け取った恩を、別の誰かに送る”という願いが込められています。本書では、その思想と実践の歩みを紹介しており、未来を担う世代に“恩送り”の文化を広げていくことを目指しています。
喜多方市ではすでに“お互いさま”の輪が広がりつつあります。
2024年に創立100周年を迎えた喜多方市立姥堂小学校では、2024年度より「お互いさまチケット」の探求や「福島ひまわり里親プロジェクト」に参加してきました。2025年には、6年生児童が「第11回ひまわり甲子園全国大会」にて、同校で実践してきた「恩送り(ペイフォワード)」の活動を発表しました。
児童たちは総合学習でSDGsを学ぶ中で、「子どもにもできる社会貢献」を模索。その過程で出会った「恩送り」という考え方をもとに、校内では先生手作りのハンバーガーを「お互いさまチケット」で購入し、温かいメッセージを交換しました。「優しい気持ちが伝わった」「誰かの役に立ててうれしかった」といった声が寄せられ、思いやりの連鎖を体験しました。
さらに「福島ひまわり里親プロジェクト」に参加し、育てたひまわりの種を次の人へとつなげたほか、市内企業や飲食店に「お互いさまチケット」の導入を呼びかけるなど、地域にも活動を広げています。
児童たちは「小さな行動でも優しさは広がる」と実感。卒業後もこの取り組みを伝統として後輩へ引き継ぎ、喜多方市全体を「お互いさまの街」として育んでいくことを目指しています。
喜多方市立姥堂小学校様 ひまわり甲子園発表動画:https://youtu.be/By6K5cy-T1Y
本書が、地域における“お互いさま”の心や“恩送り”の文化をさらに広げ、次世代の希望を育む一助となることを願っております。
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寄贈式
日時:2025年10月3日(金)10時
会場:喜多方市役所 教育長室
福島県喜多方市御清水東7244-2 3階
出席者:
喜多方市教育委員会 教育長 佐川正人
特定非営利活動法人チームふくしま 理事 折笠哲也
マネージャー 山田沙也加
寄贈物:『お互いさまの街ふくしま 発 “恩送り”が世界を変える!仕事も人生もうまくいく究極の生き方』 23冊
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書籍概要
書名:『お互いさまの街ふくしま 発 “恩送り”が世界を変える!仕事も人生もうまくいく究極の生き方』
著者:NPO法人チームふくしま/文:Noriko
監修:志賀内泰弘、半田真仁
発行:株式会社ごま書房新社
印刷・製本:精文堂印刷株式会社
判型:A5/168ページ
価格:1,500円(税込)
発売日:2025年5月26日(月)
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「お互いさまの街 ふくしま」とは
弊法⼈の副理事⻑を務め、東⽇本⼤震災以前から福島の経営者として福島や⽇本のために尽⼒してきた 亡き同志の「吉成洋拍」が⽣前⾏っていた取り組みの総称です。
「お互いさまチケット」はその取り組みの⼀つです。 この仕組みを導⼊している店舗では、⾒知らぬ誰 かの為にチケットを購⼊することで、チケットを利⽤する⽅が無料で⾷事をしたり、サービスを受けたりできる仕組みです。福島県内が「困ったときはお互いさま」の気持ちで溢れてほしい、という想いから始まった取り組みで、県内100店舗の導⼊を⽬指しています。

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NPO法人チームふくしまについて
「For next」(次世代のために)
の理念のもと、私たちは以下のような活動を⾏わせていただいています。
1.ひまわりで全国と福島の絆を深める「福島ひまわり⾥親プロジェクト」。2011年5⽉から開始し、全国累計約65万⼈が参加した復興⽀援事業
2.福島県内のひとり親家庭や経済的に困窮している⼦育て世帯を⽀援する⽬的として、2022年2⽉開始した子育て支援事業「コミュニティフリッジひまわり」
3.「困ったときはお互いさま」の気持ちで⽀え合える社会を実現するため、「お互いさまチケット」を普及させる「お互いさまの街ふくしま」
・福島ひまわり⾥親プロジェクト https://www.sunflower-fukushima.com
・コミュニティフリッジひまわり https://himawari-cf.org
・お互いさまの街ふくしま https://sites.google.com/view/otagai-sama
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