現場の「分からない」をゼロに！AIマニュアル検索「kenma」をリリース
社内資料・公的情報・画像を統合した、現場特化型ナレッジAI
株式会社mign（本社：東京都渋谷区、代表取締役CEO：對間 昌宏）は、現場業務における即時的なナレッジ活用を支援するAI検索ツール「kenma（ケンマ）」を、2025年5月にリリースいたしました。
本ツールは、建設業界の課題解決を起点としつつ、製造業・インフラ・工場など、作業マニュアルを活用するすべての「現場」に対応可能な設計となっています。
「kenma」の概要と特徴
「kenma」は、多種多様な作業マニュアルを対象に必要な情報をテキストと図解を提示する次世代ナレッジ検索ツールです。以下のような多層的な知識統合機能が実装されています。
●社内資料を優先しながら、ウェブ、官公庁・自治体の公開情報なども横断検索
独自の社内マニュアルや事例集に加え、政府資料や法令、業界標準に基づく公的ドキュメントも検索対象に。共通点と差異をAIが自動的に比較・提示します。
●ユーザーのフィードバックを知見として蓄積
過去の作業指示書やその修正履歴から、ベテランの知見を自然な形で取り込み、次回以降の検索結果に反映。現場での意思決定をより正確に支援します。
●テキストと連動する図解・写真も表示
回答には関連図や作業工程の画像もサムネイル付きで表示。現場でも視覚的に確認でき、誤解や事故のリスク低減に貢献します。
デモ動画の流れ（建設業界の場合）
①質問の入力
というテキストボックスに「建設現場で勤務する際の注意点」と入力します。
②AIによる解析
質問を入力後、AIが「知識を解析中...」というメッセージと共に処理を開始します。
③結果の表示（1分11秒頃）
解析が終わると、結果が3つのカラムに分かれて表示されます。
左カラム「ウェブで収集した知見」
Web検索で得られた一般的な建設現場での注意点が箇条書きで多数リストアップされます（例: 安全衛生規則の遵守、保護具の着用、危険予知活動の実施など）
中央カラム「ウェブで収集した知見のSource」
左カラムの知見が得られたウェブサイトのURLがリストアップされます。
右カラム「自社マニュアル、省庁の事例集、ベテランの知見との関連性」
ウェブで収集した知見と、社内文書や事例集、ベテランの知見といった内部情報との関連性が説明されます。これにより、一般的な情報だけでなく、社内特有のルールやノウハウも合わせて確認できることを示唆しています。
ユースケースと導入メリット
●新人作業員のOJTや自己学習の強化
作業指示書や業務フローの背景を、図とともに理解可能。
●モバイルでの即時指導
管理者が現場でスマートフォンから即検索、的確に指導。
●知識の継承・教育研修での活用
修正前後の指示書比較から「見えにくかった知見」を抽出。
本リリースに関するお問い合わせ
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株式会社mignについて
株式会社mignは『先端技術を最速で実用化し、グローバル普及させること』をミッションに、建設・不動産分野におけるAIソリューションの提供、アプリケーション開発、システムインテグレーションに特化したサービスを提供しています。主なソリューションとして、生成AIでリノベーション後の画像イメージや動画を生成する「renorf」や、AIによるウォークスルー動画を自動生成する「urvue」などを開発・提供。最新技術を活用し、業界のDX推進、全ての業務の効率化・高度化と、品質の向上へ貢献することを目指します。https://www.mign.io/
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