【米沢の文化をインドへ】インドの首都デリーにおいて、米沢市の文化や産業を体感いただく紅花染体験&日本酒試飲イベントを開催!

“地域の魅力を実力に変える”観光まちづくり法人プラットヨネザワはインドの首都デリーにて高級インテリア・内装用品を取り扱う「TOTO DELHI SHOWROOM」を会場に米沢のPRイベントを実施。

プラットヨネザワ株式会社

 観光まちづくり法人プラットヨネザワ株式会社(所在地:山形県米沢市、代表取締役 宮嶌浩聡、以下「プラットヨネザワ」)は、2025年3月1日、インドの首都デリーにある「TOTO DELHI SHOWROOM(トートー デリー ショールーム、公式ウェブサイト; https://in.toto.com/delhi-showroom/ )」において、ショールームの顧客や従業員、インドのホテル業関係者を対象に、米沢市の観光PRイベントを開催しました。

 本企画は、プラットヨネザワがインドにおける米沢市の観光PRの機会を得るために現地在住パートナーと共同で企画し、TOTO indiaの協力の下で実現しました。インドの人々に米沢市の文化に触れていただきながら、360°よねざわオープンファクトリーをはじめとする米沢の産業についての情報発信を実施しました。

 TOTO DELHI SHOWROOMでのPRイベントには、ショールームを利用する顧客と従業員、インドのホテル業関係者等、約50名が参加し、はじめに米沢市の基本情報を紹介し、米沢の伝統文化・祭りを紹介する動画の上映を行いました。

 次に、360°よねざわオープンファクトリーの参画企業であり、米沢織物の製造を行う株式会社新田が、多くの人に紅花染を体験していただけるよう特別に用意した染料と道具を使用して「紅花染体験」を行いました。

 参加者に白地のハンカチを配り、それぞれがハンカチを折って絞り模様をつくり、紅花の染め液に浸します。その中に触媒液を加え、化学反応によって染め上がる工程を体験していただきました。

 伝統的な染色技法である紅花染(べにばなぞめ)は、紅花の花びらをすり潰し発酵させた状態で丸い形にまとめて潰し、煎餅状にした花もち(紅もち)を作ります。花もちは日陰干しで乾燥させることで色素を豊富に含んだ染料となり、黄色色素と赤の色素を別々に抽出し、染色することができます。また、他の染料と重ね染めも可能で幅広い色彩を表現できます。

 この日のワークショップでは、紅花染の染料から淡いピンク色の薄紅(うすべに)に染め上がり、約30点の一人ひとり異なる模様のハンカチが仕上がりました。

 日本酒試飲では、株式会社小嶋総本店の日本酒「東光」や梅酒「東光 吟醸梅酒」など4商品を振る舞いました。株式会社小嶋総本店は、安土桃山時代に創業し、現在に至るまで日本酒製造を続ける酒造メーカーであり、米沢市で醸される日本酒の味をインドの人々にご試飲いただく機会となりました。参加した現地の人々は、日本酒を口にしたことのない方がほとんどでしたが、日本酒・梅酒のどちらについても「おいしい」との好評を得ました。

 イベントの参加者からは、「日本について深く学ぶことができ、また実際に体験したワークショップは非常に楽しかった。」との感想があり、また、TOTO DELHI SHOWROOMの担当者からは、「顧客の満足度向上はもちろんのこと、従業員が日本文化やカルチャーを学ぶ良い機会となり、従業員向けのエンゲージメント施策としても機能した。」とコメントがありました。

 この度のPRイベントでは、インドの人々にとって日本の文化が興味の対象として受け入れられ、紅花染体験・日本酒試飲のどちらも高い好感が得られました。また一方で、インドからの旅行の目的地として日本の認知度はまだ多くはなく、継続した広報活動の余地があることもわかりました。

 プラットヨネザワは、本イベントの企画・運営を担当し、現地で米沢のものづくりの魅力を発信し、交流を図る役割を担いました。今後も、多くの国・地域で米沢の魅力を伝える機会を持ち、米沢と人々との出会いを創出していきます。


●TOTO DELHI SHOWROOM 米沢市観光PRイベント開催概要

  • 実施期間:2025年3月1日

  • 会場:TOTO DELHI SHOWROOM

  • 実施内容:

     ・米沢市のプレゼンテーション

     ・360°よねざわオープンファクトリーの紹介

     ・紅花染め体験

     ・日本酒試飲会

  • 出展企業・団体

     ・紅花染め体験/株式会社新田

     ・日本酒試飲会/株式会社小嶋総本店

  • 企画/運営

     ・株式会社プラットヨネザワ

     ・Nagisa Marketing Solutions 飯塚
      ( https://in.linkedin.com/in/nagisa-iizuka-26aa79155/en )


●記録写真


●プラットヨネザワについて

 プラットヨネザワ株式会社は米沢の観光まちづくりを推進する法人組織として、2022年に誕生しました。先人からのバトンとなる伝統と文化を、これからの世代へ渡していく取り組みの「プラットフォーム(土台)」となるために。観光産業という広大な海の中で、日々蓄積するデータ・情報を分析・活用し、米沢の事業者の皆様と共にあゆむ道を指し示す存在であり続けます。

 観光地域づくり法人(Destination Management/Marketing Organization)とは、多種多様な関係者を巻き込みながら、地域の観光資源を磨き上げて「稼ぐ力」を引き出すための戦略を策定し、具体的な行動につなげる。そのための役割と機能を兼ね備えた、観光地域全体の「かじ取り役」となる法人組織です。

 プラットヨネザワ株式会社は2025年3月、観光庁が定める「登録観光地域づくり法人(登録DMO)」として正式に登録されました。

プラットヨネザワ株式会社 公式ウェブサイト:https://www.plat-yonezawa.jp/

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会社概要

プラットヨネザワ株式会社

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URL
https://www.plat-yonezawa.jp/
業種
情報通信
本社所在地
山形県米沢市本町2丁目1-12 マチスタヂオ2F
電話番号
0238-33-0056
代表者名
宮嶌浩聡
上場
未上場
資本金
400万円
設立
2022年04月