東北3県の子どもたちが復興庁へ提言書提出
震災から4年間まちづくりに取り組んできた東北の子どもたち
今回復興庁を訪問したのは岩手県山田町・陸前高田市、宮城県石巻市、福島県いわき市の子どもたち37名。子どもたちは震災後約4年間、各地域で復興に向けたまちづくりや、より良い防災に向けて活動してきました。それらの経験をもとに、復興や防災に向けた取り組みに子どもたちが参加したことによって、子どもたち自身や地域に起こった変化を、メッセージとして復興大臣や関係者に伝えました。そしてもっと多くの子どもが復興のプロセスに参加できるようにするために提言書を提出しました。復興大臣は、子どもたちの声を聞き、復興庁のホームページで子どもたちの活動を紹介していくことを約束しました。
子どもたちは主に以下のことを提言しました。
1、私たちは、気軽に参加できるまちの復興のために話し合いできる場や、そこでの成果を発表する場を必要とします。
①子どもまちづくりクラブのような定期的に行われるグループ活動をもとめています。
②サミット*のような全国の子どもとおとなが対等な立場で話し合える場所が必要です。
③学校教育の中で学べる場がほしいです。
(*ここで述べられているサミットとは、上記の東北子どもまちづくりサミットを指しています。)
2、子どもが復興に向けて意見を発信したり、そういった機会や場に参加するためには、おとなの理解をはじめとする様々な環境を必要とします。
①私たちは保護者の理解を求めています。
②子どももおとなも理解しあうための時間や機会が必要です。
③子どもとおとなが対等に話せる場がほしいです。
④情報量の差をなくすために、復興に関する情報を分かりやすく教えてほしいです。
提言書全文、および、当日の様子などの詳細は、以下のブログ参照。
◆東北の子どもたちが復興大臣に提言!「子どもまちづくりリーダーツアー2015」
http://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=2049
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