男性会社員のお小遣い額は昨年比微減の38,642円、女性会社員は減少の33,278円-「2022年会社員のお小遣い調査」結果について
~男女ともお小遣い額が減少する。働き方・支出項目は昨年同様に新型コロナウイルスの影響を受ける~
当行は、20代から50代の有職者の男女約2,700名を対象にした「2022年会社員のお小遣い調査」を実施し、その結果を取りまとめました。
「2022年会社員のお小遣い調査」結果の主なポイント
男性会社員の月額平均お小遣い額は38,642円と前年比68円の減少となりました。近年の男性会社員のお小遣い額の推移は増加と減少を繰り返し、金額で大きな変化は見られません。年代別では、40代・50代で増加し、20代は減少するなど、世代間で差が出る結果となりました。この1年間のお小遣い額の変化では、変化があった会社員は「アップした」が6.5%(昨年は6.4%)、「ダウンした」が9.3%(同、13.3%)と、ダウンした会社員の割合が昨年よりも少ない結果となりました。
一方、女性会社員のお小遣い額は、昨年より1,120円減少し、33,278円となりました。昨年までは2019年から3年連続で増加していましたが、最も少ない2019年(33,269円)に次ぐ金額となりました。年代別では、50代で増加したものの、30代・40代で減少しました。
【昼食代は、男性会社員で微減・女性会社員で増加し、女性会社員の昼食代が男性会社員を上回る結果に】
男性会社員の1日の昼食代は、昨年の649円から26 円減少し、623円となりました。微減となったものの、2010年以降で2番目に高い水準です。年代別にみると、20代で727円と最も高くなっております。
女性会社員の1日の昼食代は、昨年の590円から66円増加し、656円となりました。3年連続の増加となり、2016年以来の600円を超える高水準となりました。男性・女性会社員ともに持参弁当の割合が最も高く、男性で33.9%, 女性52.0%を占める結果となりました。
【男性・女性会社員ともに1ヵ月の外での飲み代は減少】
男性会社員の1回あたりの外での飲み代は5,395円、1回あたりの飲み代と1ヵ月の平均飲み回数から算出した1ヵ月の飲み代は前年比1,734円と大幅に減少し、11,495円となりました。女性会社員の1回の外での飲み代は4,464円、1ヵ月の飲み代は前年比1,278円減少の8,429円と大幅な減少に転じました。新型コロナウイルスの影響のためか、男性・女性ともに外で飲む回数は前年と同水準だったものの、自宅で飲む回数が増える結果も見えました。
【働き方の変化の有無は、「変化があった」が男性会社員で46.0%、女性会社員で39.8%となった。男性・女性会社員ともに、働き方の変化の内容は「テレワークで働くようになった」、「残業が減った」が上位に】
新型コロナウイルスの影響により「職場で働き方に変化があった」と回答する割合は、昨年は男性会社員、女性会社員ともに約半数を占めましたが、今回は男性・女性ともに約7ポイント減少し、働き方の変化が定着してきた様子も伺えます。働き方改革の内容は、「テレワークで働くようになった」「残業が減った」が上位となり、首都圏居住者や従業員規模が大きい会社に勤める会社員ほど、それらのスコアが高くなる傾向が見られました。
https://www.shinseibank.com/corporate/news/pdf/pdf2022/220627_OkozukaiSurvey_j.pdf
■調査概要
・調査時期 2022年4月11日~4月18日の8日間
・調査方法 インターネットによる調査(株式会社マクロミルに依頼し、全国からサンプルを収集)
・調査エリア 全国
・調査対象者 会社員(正社員・契約社員・派遣社員)、パート・アルバイト
・サンプル数 合計2,712名
- 男性会社員の毎月の平均お小遣い額は38,642円と、前年より68円減少。2010年以降、金額で大きな変化は見られない。女性会社員の毎月の平均お小遣い額は33,278円と、前年より1,120円減少し、最も少ない2019年(33,269円)に次ぐ金額となった。
- 男性会社員の昼食代は623円(前年比26円減少)、女性会社員は656円(同、66円増)。
- 男性会社員の1ヵ月の外での飲み代は11,495円(同、1,734円減)、女性会社員は8,429円(同、1,278円減)と、男女ともに昨年から減少。特に、男女とも30代で大幅に減少する結果に。
- 新型コロナウイルスの影響により男性会社員で46.0%, 女性会社員で39.8%の割合で働き方に変化があり、具体的には「テレワークで働くようになった」「残業が減った」が上位となる。同様に、新型コロナウイルスが支出項目にも影響し、男女とも「水道光熱費」が増え、「飲み代」「旅行代」が減る結果に。前年に引き続き、テレワークの浸透や外出自粛が特定の支出項目に影響を与える結果となった。
男性会社員の月額平均お小遣い額は38,642円と前年比68円の減少となりました。近年の男性会社員のお小遣い額の推移は増加と減少を繰り返し、金額で大きな変化は見られません。年代別では、40代・50代で増加し、20代は減少するなど、世代間で差が出る結果となりました。この1年間のお小遣い額の変化では、変化があった会社員は「アップした」が6.5%(昨年は6.4%)、「ダウンした」が9.3%(同、13.3%)と、ダウンした会社員の割合が昨年よりも少ない結果となりました。
一方、女性会社員のお小遣い額は、昨年より1,120円減少し、33,278円となりました。昨年までは2019年から3年連続で増加していましたが、最も少ない2019年(33,269円)に次ぐ金額となりました。年代別では、50代で増加したものの、30代・40代で減少しました。
【昼食代は、男性会社員で微減・女性会社員で増加し、女性会社員の昼食代が男性会社員を上回る結果に】
男性会社員の1日の昼食代は、昨年の649円から26 円減少し、623円となりました。微減となったものの、2010年以降で2番目に高い水準です。年代別にみると、20代で727円と最も高くなっております。
女性会社員の1日の昼食代は、昨年の590円から66円増加し、656円となりました。3年連続の増加となり、2016年以来の600円を超える高水準となりました。男性・女性会社員ともに持参弁当の割合が最も高く、男性で33.9%, 女性52.0%を占める結果となりました。
【男性・女性会社員ともに1ヵ月の外での飲み代は減少】
男性会社員の1回あたりの外での飲み代は5,395円、1回あたりの飲み代と1ヵ月の平均飲み回数から算出した1ヵ月の飲み代は前年比1,734円と大幅に減少し、11,495円となりました。女性会社員の1回の外での飲み代は4,464円、1ヵ月の飲み代は前年比1,278円減少の8,429円と大幅な減少に転じました。新型コロナウイルスの影響のためか、男性・女性ともに外で飲む回数は前年と同水準だったものの、自宅で飲む回数が増える結果も見えました。
【働き方の変化の有無は、「変化があった」が男性会社員で46.0%、女性会社員で39.8%となった。男性・女性会社員ともに、働き方の変化の内容は「テレワークで働くようになった」、「残業が減った」が上位に】
新型コロナウイルスの影響により「職場で働き方に変化があった」と回答する割合は、昨年は男性会社員、女性会社員ともに約半数を占めましたが、今回は男性・女性ともに約7ポイント減少し、働き方の変化が定着してきた様子も伺えます。働き方改革の内容は、「テレワークで働くようになった」「残業が減った」が上位となり、首都圏居住者や従業員規模が大きい会社に勤める会社員ほど、それらのスコアが高くなる傾向が見られました。
調査名称の変更について:株式会社レイク(当時)が1979年に開始したお小遣い調査は、男性会社員を対象とした調査でしたが、2000年から女性会社員も含めて調査実施をしております。また、2021年からは、性別について男性・女性以外の「その他・答えたくない」と回答した人も調査対象としております。そのため、「サラリーマン」という名称から、より幅広い意味の「会社員」へ変更することとなりました。現在、お小遣い調査の実施は、新生銀行グループの新生フィナンシャル株式会社※が実施をしています。 ※新生フィナンシャル株式会社はカードローンブランドの「レイクALSA」(https://lakealsa.com/)を展開しています。 |
本調査の詳しい調査結果については、以下サイトの「2022年会社員のお小遣い調査詳細レポート」をご参照ください。
https://www.shinseibank.com/corporate/news/pdf/pdf2022/220627_OkozukaiSurvey_j.pdf
■調査概要
・調査時期 2022年4月11日~4月18日の8日間
・調査方法 インターネットによる調査(株式会社マクロミルに依頼し、全国からサンプルを収集)
・調査エリア 全国
・調査対象者 会社員(正社員・契約社員・派遣社員)、パート・アルバイト
・サンプル数 合計2,712名
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