ライカジオシステムズが次世代超高速レーザースキャナーの受注を開始
~新製品 Leica BLK360 G2-わずか20秒で写真のようにリアルで正確なスキャンデータを取得し、デジタルツインを実現~
【2022年7月28日 東京】 計測テクノロジー業界のリーダーであるライカジオシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比孝典)は、全く新しい次世代型Leica BLK360 G2 (以下BLK360 G2)について、本日から日本国内で受注開始することを発表しました。この製品は、多数の3Dレーザースキャナーユーザーが求める、短いスキャン時間と高い効率性という2つの条件を実現し、リアリティキャプチャ技術を劇的に進化させます。
BLK360 G2は、世界各国で多数の賞に輝いたLeica BLKシリーズの革新的な機能を継承し、写真のようにリアルで正確なスキャンデータをわずか20秒で取得することができます。前モデルであるLeica BLK360同様、ボタン1つで操作できるシンプルさと軽量設計で、測量の専門家だけでなく、初めてのユーザーでも簡単に使用できます。BLK360 G2の特徴である短いスキャン時間、携帯性、使いやすさにより、ユーザーは新しい産業や市場でリアリティキャプチャを活用することが可能になります。
今日、様々な業界において高速で正確なリアルタイムのデータ収集が求められています。新しいBLK360 G2は、デジタル建設や建物の生涯にわたるモニタリングなど、高速で最新技術によるスキャンを必要とするあらゆる用途に最適なレーザースキャナーです。ユーザーは、どのような環境でも素早く設置することができ、中断することなくデータを取得、さらにデータ取得中にリアルタイムにデータの確認や共有を行うことが可能です。そして最新状態のデジタルツインデータに対してもリアルタイムアクセスが可能となります。
「時間の節約になるだけでなく、人的ミスを排除して全体の安全性を向上させ、無駄を省くことができます。リアリティキャプチャがあらゆる産業からのニーズに応え、取得したデータの可用性を維持できれば、誰にとっても有益になると確信しています。BLK360 G2は、公共計画、建築、建設、環境、メディア、エンターテインメントなど、さまざまな用途でリアリティキャプチャの活用を実現するための重要なツールとして、その可能性は無限大です。」とライカジオシステムズ株式会社代表取締役社長の日比は述べています。
BLK360 G2は、デジタル世界と現実世界をリアルタイムで融合させることでスマートデジタルリアリティ(スマートXR)を創造するための基礎を形成します。BLK360 G2に搭載された新しいスキャンと画像処理技術を組み合わせることで、驚くほど速く、高精度なリアリティキャプチャワークフローを実現し、各工程にかかる時間が短縮できます。プロジェクトの範囲や規模にもよりますが、BLK360 G2のユーザーは、迅速なスキャン、事前合成されたデータ、任意のソフトウェアへの高速転送により、数日から数週間の貴重な時間を節約することが可能です。
BLK360 G2 の特徴
- ボタン1つで操作できるシンプルさ。
- 慣性計測ユニットが組み込まれた VIS機能により、計測点間のスキャナーの位置をリアルタイムにトラッキングして自動点群アライメント処理を実施。
- クラス最高のハイダイナミックレンジ(HDR)パノラマ画像と、毎秒最大680,000点をキャプチャするLiDAR技術を搭載。
- VIS機能は、セットアップの合間にスキャナーの動きを追跡して自動的にスキャンを結合し、BLK Live Appを通じて即時にデータ取得のフィードバックを提供。
- 20秒以内に360°パノラマ画像とフルドームスキャンを撮影。
- 高さ 155 mm、直径 80 mm、重量0.75 kg(0.85 kg バッテリー含む)という業界最小、最軽量。
- USB-CポートとWLANで高速かつ安定したデータ転送を実現。
【BLK360 G2の製品詳細】
https://leica-geosystems.com/ja-jp/products/laser-scanners/scanners/blk360
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