日本人なら誰もが知りたい疑問に答える 『なぜ日本人は、あの戦争を始めたか』ー狂ってしまった日本人の戦争時計 8月6日発売!
話題の新刊
●初めて明かされる史実をもとに、あの戦争に至った「なぜ」を徹底追及。
●関東軍は、ドイツのクルップが建設した張学良の2億ドル兵工廠に脅威を抱く。
●海軍は、ナチスドイツの南洋諸島返還要求に焦る。
●「日本人の戦争時計」という説明原理も本書だけの新しい視点だ。
●これぞ今求められる「骨太史観」といえよう。
●関東軍は、ドイツのクルップが建設した張学良の2億ドル兵工廠に脅威を抱く。
●海軍は、ナチスドイツの南洋諸島返還要求に焦る。
●「日本人の戦争時計」という説明原理も本書だけの新しい視点だ。
●これぞ今求められる「骨太史観」といえよう。
■日清戦争から日独戦争までの20年、戦争開始間隔は6. 7年であった。■日独戦争から満州事変までの17年、戦争開始間隔は5.7年で、1年早まる。■しかし、満州事変から太平洋戦争までの間に上海事変、日中戦争、ノモンハン戦争が起こり、2.0年に縮まる。■「戦争時計」は完全に狂った。なぜか。■第1章=予防戦争としての満州事変■第2章=日清戦争、日本人に体内化された戦争時計■第3章=ついには狂ってしまった戦争時計■第4章=北清事変と日露戦争■第5章=日露戦争を起因とし第一次大戦、それを遠因とし第二次大戦が■第6章=シベリア出兵から山東出兵へ■第7章=満州事変から上海事変へ■第8章=五・一五事件、流血ファシズム・クーデター■第9章=リベラル派vs枢密院・陸軍・右翼■第10章=1934年は日露戦争開戦から30周年■第11章=満州にないモノが華北にある■第12章=二・二六事件、議会政治にとどめを刺した暗殺事件と長期戒厳下■第13章=盧溝橋事件。「今度は支那人も本気だ!」■第14章=ドイツの技術とタングステン鋼がないと巨砲が製造できない■第15章=パナイ号事件とノモンハン戦争■第16章=第二次大戦の勃発、三国同盟と日本の南進論■第17章=日本軍は軍事技術的には後進国■第18章=ヒトラーの戦争時計に合わせられた■第19章=バスに乗り遅れるな!あの戦争への最後の坂道■最終章=昭和天皇が皇太子に送った昭和20年9月9日の手紙。
- 『なぜ日本人は、あの戦争を始めたのか……狂ってしまった日本人の「戦争時計」』
- 著者 田代靖尚
- 46判304頁 価格1600円(税別)
- ISBN 978-4-07-293723-5
- 発売 主婦の友社
- 発行 主婦の友インフォス情報社
- <著者からのメッセージ>
- 本書を「書く間、日本はSTAP細胞の剽窃・改竄問題に揺れ動いた。そこから、先行文献・地図・写真をベースとする『史実主義』を心がけた。また、日本の周辺海域や南シナ海で国際紛争が起こった。『長く続く新しい冷戦』が始まったと思う。この時代、日本人が身につけたいのは『骨太史観』である」
- ■著者PROFILE
- 田代靖尚 (たしろ・やすひさ)
- 昭和19年、中国山東省青島生まれ。東京大学文学部社会学科卒業。広告代理店などを経て、文筆業に。日本文藝家協会に所属。現在、東京大学文学部研究生。著書多数。『昭和天皇のゴルフ』(小社刊)は昭和天皇のゴルフを介して昭和史を描いた好著で、朝日新聞の書評にも採り上げられた。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像