【35歳で転職した理由ランキング】経験者97人アンケート調査
35歳で転職した理由に関する意識調査
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、35歳で転職をした男女97人を対象に「転職した理由に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
詳細はこちら( https://media.bizhits.co.jp/archives/12299)
詳細はこちら( https://media.bizhits.co.jp/archives/12299)
「35歳の壁」という言葉もあることから、漠然と「転職は35歳までにした方がよさそう…」と思っている人は多いかもしれません。
そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )は、35歳で転職をした男女97人に「転職した理由」についてアンケート調査を実施。
その結果をランキング形式でまとめました。
調査期間:2021年年5月15日~28日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:97人(男性55人/女性42人)
・35歳の転職で年収が上がった人は4割
・35歳の転職が難しい・大変と感じた人は6割
・35歳まで介護の仕事を続けていたが、収入アップの見込みがなく、子どもも大きくなり教育費などお金が必要になった(女性)
・自営業で収入がダウンしたから(男性)
・給料があまりにも安かったから(男性)
「給料アップの見込みがない」「子育てをする上で今の収入では不安」といった理由から、転職に踏み切った人が多数。
給与水準の低い業界に見切りをつけ、異業種に転職した人もいました。
【2位 倒産や経営状況の悪化】
・在籍先の事業が縮小になったため(男性)
・会社から給与を支払えないと言われため(女性)
・在籍先の事業が縮小になったため(男性)
倒産や事業の縮小、経営状況の悪化などを理由に、転職した人が2位。
昨今の社会情勢により、望まない転職をした人も多いようです。
ただし、倒産や経営状況の悪化で転職した人の6割は、転職後の収入がアップしています。
経営状態の悪い会社に見切りをつけた決断が、よい結果に結びつくケースもあるようです。
【3位 35歳を区切りと考えた】
・一般的に「35歳」ラインで、転職が厳しくなると言われていたので、あせりもあり転職を考えた(男性)
・違う会社に行くなら、今の年齢を超えたら難しいと思った(男性)
・そろそろ中堅になったことで、この段階ならどこに移ってもやっていける自信がもてたから(男性)
35歳という年齢を意識して転職した人が3位でした。
「35歳の壁」「35歳限界説」など、35歳を境に転職が厳しくなるという話はよく耳にしますよね。
年齢を理由に採否を決めることは、法律で原則禁止されていますが、キャリア形成を図る観点からの年齢制限は例外として認められています。
実際、「キャリア形成のため○歳まで」「20~30代活躍中」といった求人は珍しくないため、35歳までに転職をしたいと考えてる人も多いようです。
また、10年ほど働いて仕事に区切りがついたことや、スキルに自信がもてる年齢になったことで、転職を決意した人もいました。
【4位 人間関係の不満・トラブル】
・上司とのトラブルがあり、また、理不尽だと感じる事があった(男性)
・職場の人間関係に嫌気がさした(男性)
・パワハラを受けて抑うつ状態になったため(男性)
パワハラを受けた、理不尽なことが多いなど、上司との関係に悩んで転職を決めた人が目立ちました。
人間関係の悩みは、多かれ少なかれどこの職場でもあるため、転職することで解決するとは限りません。
しかし、「人間関係が悪化して仕事がままならない」「上司とトラブルがあって会社に居づらい」というケースでは、状況を打破する方法として、転職を選ぶ人も多いようです。
【5位 職場環境への不満】
・昇進する為には、コネが必要な会社の体質に辟易した(男性)
・派遣先のブラック企業に嫌気がさした(女性)
・正社員登用が何年待っても整備化されなかったから(女性)
「残業が多すぎる」「作業環境が悪く体調を崩した」「裁量権を与えられない」「やりがいがない」など、外的環境から仕事内容まで、不満の種類はさまざま。
より快適にストレスなく働ける環境を求めて転職をした人が多くいました。
35歳の転職で年収がどう変化したか聞いたところ、「上がった(41.3%)」と「下がった(37.1%)」がほぼ半々という結果に。
両者にはどのような違いがあるのか、年収が上がった理由と下がった理由を聞いてみました。
【35歳の転職で年収アップした理由】
3位以下には、「専門職に就いたから」「パートからフルタイムになった」「年収水準が高い企業に入った」などの回答が寄せられました。
1.スキル・経験・能力が評価された
・以前と同じ職種に転職したが、これまでの実績や経験や資格が評価された(男性)
・病棟勤務での経験を考慮して頂けた(女性)
・前職で学んだスキルを持った人がいなかったため、即戦力として見てもらえた(女性)
前職でのスキルや経験・能力を評価されて年収アップした人が最も多く、年収が上がった理由のおよそ5割を占めました。
実績を買われてヘッドハンティングされたり、入社後すぐに管理職になった人も。
ポテンシャル採用も多い20代とは違い、30代半ばの転職では、高い専門性や即戦力となるスキル、マネジメント力などが求められます。
そのため、前職での経験や経験が活かせる転職の場合、年収アップできる確率も高まるようです。
2.年収アップできる求人に絞った
・転職エージェントに、今までの給料より高い企業の紹介のみを依頼した(男性)
・夜勤アリの仕事に就いた(男性)
・派遣社員から正社員に変わったため(女性)
「現在より時給の高い求人」「給与水準の高い業界」「手当が出る夜勤多めの仕事」など、年収アップできる求人に絞って仕事を探すことで、目的を達成した人も。
ちなみに、転職の理由や目的が「収入アップ」だった人の7割が、転職後の年収アップに成功しています。
明確な目的をもって転職活動をすることが、転職成功のポイントとなりそうですね。
3.前職の給料が安すぎた
・前職の基本給ベースが低すぎたからだと思う(男性)
・介護業界は収入があまり高くないので一般企業への転職で収入がアップした(女性)
転職後の給料が取り立てて良いわけではないものの、前職が低賃金すぎたことから、相対的に年収アップした人も。
給与水準の低い業界から高い業界に転職したことで、基本給が上がった人もいました。
【35歳の転職で年収ダウンした理由】
3位以下には、「地方への転職で給与水準が低いから」「スキルがなく給与のいい仕事に就けなかった」などの理由が挙がりました。
1.残業や勤務日数の減少
・正社員からアルバイトに変わり、時間の拘束もなくなり定時で上がれるようになったから(女性)
・仕事の日数や時間を減らしたため(女性)
・残業時間が少ない所だったのでダウンしたが、働きやすいからいい(男性)
転職後に年収ダウンした理由で最も多かったのは、「残業や勤務日数が減ったから」でした。
「社会情勢により勤務日数が減った」「残業代がつかない会社だった」など、意図せず収入ダウンした人も。
しかしそれよりも多かったのは、「残業なし」や「少ない勤務日数」を自ら選んだ人。
結婚・出産によるライフスタイルの変化や、前職での過重労働をきっかけに、収入ダウンを許容したうえで、ムリのない働き方を選ぶ人も多いことがわかります。
2.自営業になったため
・ボディケアセラピストとして働いているが、お客様が来店されないと給料がない。天気や景気、時事に売上が左右されるので給料は安定しない(男性)
・サラリーマン時代とは違い、ボーナスなど臨時収入もなくなったため(男性)
・経営が下手なため、あまり自営業で稼ぐことができていないから(男性)
会社員から自営業やフリーランスになったことで、年収ダウンした人もいました。
自営業は、景気や社会情勢の影響をダイレクトにうけるため、収入のアップダウンが激しくなる傾向が。
また、個人の手腕で収入が決まるため、「経営がうまくいかず、稼げていない」という人もいました。
3.未経験の仕事だから
・異業種に転じたので、経験が評価の材料にならないから(男性)
・以前と別業種の仕事を選んだので(男性)
異業種に転職し、未経験からのスタートになったことで収入ダウンした人も。
年収アップの理由1位が「スキル・経験・能力を評価されたから」という結果からわかる通り、前職の経歴を活かした転職かどうかが、収入アップのカギとなっています。
そのため、未経験職に転職した場合、給与は下がるケースも多いようです。
【難しいと感じた人の理由】
・基本的には、熟練スキルを持っているベテラン以外は20代の若手が望まれるから(男性)
・有名企業は応募が多いので、35歳となるとそれなりの経験と資格が必要であり、熱意では無理だと思う(男性)
・同じ業界であればまだしも、新しい業界に飛び込むのであれば、年齢相応のスキルや経験が必要とされるから(女性)
35歳の転職では、「即戦力となるスキルや経験を求められている」と感じた人が多数いました。
実際、30代後半のミドル層へのポテンシャル採用はほぼありません。
現時点でのスキルや資格、経歴などで採用の有無が決まるため、アピールできるスキルがない人は、転職に苦労したようです。
とくに、未経験の職種に挑戦するには、難しい年齢だと実感した人が多くいました。
また、35歳を超えると、介護職・ドライバー・製造業など、人材不足の業界に求人が限られてしまうとの意見もありました。
【難しくないと感じた人の理由】
・自分のやりたい事が明確で、即戦力になれるところまで技術を磨いていればどこへでも行けると思っている(女性)
・丁度スキルがついてきているのが35歳ぐらいだと思うので、現状のスキルを最大限に生かして転職できる時期だと思う(女性)
・資格を持っていて、業界が人手不足な職種だったので(女性)
「35歳での転職は難しくない」と回答した人の多くは、「難しい」と感じた人とは対象的に、自身のスキルや経歴に対して自信をもっていました。
スキルや即戦力になる力があれば、年齢は障害にならず、むしろ経験を積んでいるという武器になると考えているようです。
また、やりたいことや転職の目的がハッキリしていれば、年齢というハードルは決して高くないという意見も。
実際、「1回目の面接で採用された」「とくに苦労もせず、すぐに就職できた」という人も多くいました。
エンジニア・看護師などの専門職や、介護士のような人手不足の仕事は、年齢関係なく需要があるため、就職に困らないという声も寄せられました。
年齢的に”転職するには最後のチャンス”とも言われる35歳。
年齢を採用基準の一つとしている企業もあることから、「転職は難しかった」と感じた人が6割を占めました。
一方で、即戦力を求める企業も決して少なくありません。
そのため、前職のスキルを活かせる仕事を探した方や専門職の方からは、「35歳でも転職は難しくなかった」という声が多く聞かれました。
35歳の転職では、自身のスキルや経験を活かせる仕事を探すことが、転職成功のポイントと言えそうです。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://media.bizhits.co.jp/archives/12299
■株式会社ビズヒッツについて
当社は、派遣・パート・アルバイト求人情報サイト「Biz Hits Work( https://work.bizhits.co.jp/ )」、ビジネスの問題解決を考えるメディア「Biz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )」を運営しています。
また、上記メディア運営の中で得た知識と経験を元に、業務効率化サポート・リモートワークとクラウドソーシング導入コンサルティングも行っております。
Biz Hits編集長:伊藤陽介のプロフィール
https://media.bizhits.co.jp/itoyosuke_profile
■会社概要
社名 : 株式会社ビズヒッツ
所在地 : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者 : 代表取締役 伊藤 陽介
設立 : 2009年1月19日
資本金 : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
URL : https://bizhits.co.jp/
そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )は、35歳で転職をした男女97人に「転職した理由」についてアンケート調査を実施。
その結果をランキング形式でまとめました。
- 調査概要
調査期間:2021年年5月15日~28日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:97人(男性55人/女性42人)
- 調査結果サマリー
・35歳の転職で年収が上がった人は4割
・35歳の転職が難しい・大変と感じた人は6割
- 35歳で転職した理由1位は「収入アップのため」
【1位 収入アップのため】
・35歳まで介護の仕事を続けていたが、収入アップの見込みがなく、子どもも大きくなり教育費などお金が必要になった(女性)
・自営業で収入がダウンしたから(男性)
・給料があまりにも安かったから(男性)
「給料アップの見込みがない」「子育てをする上で今の収入では不安」といった理由から、転職に踏み切った人が多数。
給与水準の低い業界に見切りをつけ、異業種に転職した人もいました。
【2位 倒産や経営状況の悪化】
・在籍先の事業が縮小になったため(男性)
・会社から給与を支払えないと言われため(女性)
・在籍先の事業が縮小になったため(男性)
倒産や事業の縮小、経営状況の悪化などを理由に、転職した人が2位。
昨今の社会情勢により、望まない転職をした人も多いようです。
ただし、倒産や経営状況の悪化で転職した人の6割は、転職後の収入がアップしています。
経営状態の悪い会社に見切りをつけた決断が、よい結果に結びつくケースもあるようです。
【3位 35歳を区切りと考えた】
・一般的に「35歳」ラインで、転職が厳しくなると言われていたので、あせりもあり転職を考えた(男性)
・違う会社に行くなら、今の年齢を超えたら難しいと思った(男性)
・そろそろ中堅になったことで、この段階ならどこに移ってもやっていける自信がもてたから(男性)
35歳という年齢を意識して転職した人が3位でした。
「35歳の壁」「35歳限界説」など、35歳を境に転職が厳しくなるという話はよく耳にしますよね。
年齢を理由に採否を決めることは、法律で原則禁止されていますが、キャリア形成を図る観点からの年齢制限は例外として認められています。
実際、「キャリア形成のため○歳まで」「20~30代活躍中」といった求人は珍しくないため、35歳までに転職をしたいと考えてる人も多いようです。
また、10年ほど働いて仕事に区切りがついたことや、スキルに自信がもてる年齢になったことで、転職を決意した人もいました。
【4位 人間関係の不満・トラブル】
・上司とのトラブルがあり、また、理不尽だと感じる事があった(男性)
・職場の人間関係に嫌気がさした(男性)
・パワハラを受けて抑うつ状態になったため(男性)
パワハラを受けた、理不尽なことが多いなど、上司との関係に悩んで転職を決めた人が目立ちました。
人間関係の悩みは、多かれ少なかれどこの職場でもあるため、転職することで解決するとは限りません。
しかし、「人間関係が悪化して仕事がままならない」「上司とトラブルがあって会社に居づらい」というケースでは、状況を打破する方法として、転職を選ぶ人も多いようです。
【5位 職場環境への不満】
・昇進する為には、コネが必要な会社の体質に辟易した(男性)
・派遣先のブラック企業に嫌気がさした(女性)
・正社員登用が何年待っても整備化されなかったから(女性)
「残業が多すぎる」「作業環境が悪く体調を崩した」「裁量権を与えられない」「やりがいがない」など、外的環境から仕事内容まで、不満の種類はさまざま。
より快適にストレスなく働ける環境を求めて転職をした人が多くいました。
- 35歳の転職で年収が上がった人は4割
35歳の転職で年収がどう変化したか聞いたところ、「上がった(41.3%)」と「下がった(37.1%)」がほぼ半々という結果に。
両者にはどのような違いがあるのか、年収が上がった理由と下がった理由を聞いてみました。
【35歳の転職で年収アップした理由】
転職後の年収が上がった理由は何だと思うか聞いたところ、1位は「スキル・経験・能力が評価された」でした。
3位以下には、「専門職に就いたから」「パートからフルタイムになった」「年収水準が高い企業に入った」などの回答が寄せられました。
1.スキル・経験・能力が評価された
・以前と同じ職種に転職したが、これまでの実績や経験や資格が評価された(男性)
・病棟勤務での経験を考慮して頂けた(女性)
・前職で学んだスキルを持った人がいなかったため、即戦力として見てもらえた(女性)
前職でのスキルや経験・能力を評価されて年収アップした人が最も多く、年収が上がった理由のおよそ5割を占めました。
実績を買われてヘッドハンティングされたり、入社後すぐに管理職になった人も。
ポテンシャル採用も多い20代とは違い、30代半ばの転職では、高い専門性や即戦力となるスキル、マネジメント力などが求められます。
そのため、前職での経験や経験が活かせる転職の場合、年収アップできる確率も高まるようです。
2.年収アップできる求人に絞った
・転職エージェントに、今までの給料より高い企業の紹介のみを依頼した(男性)
・夜勤アリの仕事に就いた(男性)
・派遣社員から正社員に変わったため(女性)
「現在より時給の高い求人」「給与水準の高い業界」「手当が出る夜勤多めの仕事」など、年収アップできる求人に絞って仕事を探すことで、目的を達成した人も。
ちなみに、転職の理由や目的が「収入アップ」だった人の7割が、転職後の年収アップに成功しています。
明確な目的をもって転職活動をすることが、転職成功のポイントとなりそうですね。
3.前職の給料が安すぎた
・前職の基本給ベースが低すぎたからだと思う(男性)
・介護業界は収入があまり高くないので一般企業への転職で収入がアップした(女性)
転職後の給料が取り立てて良いわけではないものの、前職が低賃金すぎたことから、相対的に年収アップした人も。
給与水準の低い業界から高い業界に転職したことで、基本給が上がった人もいました。
【35歳の転職で年収ダウンした理由】
転職によって年収が下がった人に理由を聞いたところ、「残業や勤務日数の減少したから」と回答した人が1位。
3位以下には、「地方への転職で給与水準が低いから」「スキルがなく給与のいい仕事に就けなかった」などの理由が挙がりました。
1.残業や勤務日数の減少
・正社員からアルバイトに変わり、時間の拘束もなくなり定時で上がれるようになったから(女性)
・仕事の日数や時間を減らしたため(女性)
・残業時間が少ない所だったのでダウンしたが、働きやすいからいい(男性)
転職後に年収ダウンした理由で最も多かったのは、「残業や勤務日数が減ったから」でした。
「社会情勢により勤務日数が減った」「残業代がつかない会社だった」など、意図せず収入ダウンした人も。
しかしそれよりも多かったのは、「残業なし」や「少ない勤務日数」を自ら選んだ人。
結婚・出産によるライフスタイルの変化や、前職での過重労働をきっかけに、収入ダウンを許容したうえで、ムリのない働き方を選ぶ人も多いことがわかります。
2.自営業になったため
・ボディケアセラピストとして働いているが、お客様が来店されないと給料がない。天気や景気、時事に売上が左右されるので給料は安定しない(男性)
・サラリーマン時代とは違い、ボーナスなど臨時収入もなくなったため(男性)
・経営が下手なため、あまり自営業で稼ぐことができていないから(男性)
会社員から自営業やフリーランスになったことで、年収ダウンした人もいました。
自営業は、景気や社会情勢の影響をダイレクトにうけるため、収入のアップダウンが激しくなる傾向が。
また、個人の手腕で収入が決まるため、「経営がうまくいかず、稼げていない」という人もいました。
3.未経験の仕事だから
・異業種に転じたので、経験が評価の材料にならないから(男性)
・以前と別業種の仕事を選んだので(男性)
異業種に転職し、未経験からのスタートになったことで収入ダウンした人も。
年収アップの理由1位が「スキル・経験・能力を評価されたから」という結果からわかる通り、前職の経歴を活かした転職かどうかが、収入アップのカギとなっています。
そのため、未経験職に転職した場合、給与は下がるケースも多いようです。
- 35歳の転職が難しい・大変と感じた人は6割
35歳での転職が難しいと感じたかどうか聞いたところ、「とても難しい(26.8%)」「やや難しい(35.0%)」を合わせ、6割以上が「難しい」と回答しました。
【難しいと感じた人の理由】
・基本的には、熟練スキルを持っているベテラン以外は20代の若手が望まれるから(男性)
・有名企業は応募が多いので、35歳となるとそれなりの経験と資格が必要であり、熱意では無理だと思う(男性)
・同じ業界であればまだしも、新しい業界に飛び込むのであれば、年齢相応のスキルや経験が必要とされるから(女性)
35歳の転職では、「即戦力となるスキルや経験を求められている」と感じた人が多数いました。
実際、30代後半のミドル層へのポテンシャル採用はほぼありません。
現時点でのスキルや資格、経歴などで採用の有無が決まるため、アピールできるスキルがない人は、転職に苦労したようです。
とくに、未経験の職種に挑戦するには、難しい年齢だと実感した人が多くいました。
また、35歳を超えると、介護職・ドライバー・製造業など、人材不足の業界に求人が限られてしまうとの意見もありました。
【難しくないと感じた人の理由】
・自分のやりたい事が明確で、即戦力になれるところまで技術を磨いていればどこへでも行けると思っている(女性)
・丁度スキルがついてきているのが35歳ぐらいだと思うので、現状のスキルを最大限に生かして転職できる時期だと思う(女性)
・資格を持っていて、業界が人手不足な職種だったので(女性)
「35歳での転職は難しくない」と回答した人の多くは、「難しい」と感じた人とは対象的に、自身のスキルや経歴に対して自信をもっていました。
スキルや即戦力になる力があれば、年齢は障害にならず、むしろ経験を積んでいるという武器になると考えているようです。
また、やりたいことや転職の目的がハッキリしていれば、年齢というハードルは決して高くないという意見も。
実際、「1回目の面接で採用された」「とくに苦労もせず、すぐに就職できた」という人も多くいました。
エンジニア・看護師などの専門職や、介護士のような人手不足の仕事は、年齢関係なく需要があるため、就職に困らないという声も寄せられました。
- まとめ
年齢的に”転職するには最後のチャンス”とも言われる35歳。
年齢を採用基準の一つとしている企業もあることから、「転職は難しかった」と感じた人が6割を占めました。
一方で、即戦力を求める企業も決して少なくありません。
そのため、前職のスキルを活かせる仕事を探した方や専門職の方からは、「35歳でも転職は難しくなかった」という声が多く聞かれました。
35歳の転職では、自身のスキルや経験を活かせる仕事を探すことが、転職成功のポイントと言えそうです。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://media.bizhits.co.jp/archives/12299
■株式会社ビズヒッツについて
当社は、派遣・パート・アルバイト求人情報サイト「Biz Hits Work( https://work.bizhits.co.jp/ )」、ビジネスの問題解決を考えるメディア「Biz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )」を運営しています。
また、上記メディア運営の中で得た知識と経験を元に、業務効率化サポート・リモートワークとクラウドソーシング導入コンサルティングも行っております。
Biz Hits編集長:伊藤陽介のプロフィール
https://media.bizhits.co.jp/itoyosuke_profile
■会社概要
社名 : 株式会社ビズヒッツ
所在地 : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者 : 代表取締役 伊藤 陽介
設立 : 2009年1月19日
資本金 : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
URL : https://bizhits.co.jp/
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