日本交通タクシー乗務員の新しいキャリアパスがスタート 「日交個人タクシー」2名と業務提携開始
「桜にN」ブランドを活かしながら独立し、質の高いサービスの提供体制を強化
2名の日本交通タクシー乗務員が個人タクシーとして独立し、本日2023年4月6日に任命式および出発式を執り行い、日本交通グループとして初となる「桜にN」ブランドの個人タクシー「日交個人タクシー」2台が稼働を始めました。日本交通では今後も社員の多様な働き方を応援しながら、質の高いモビリティサービスの提供に努めてまいります。
2台の個人タクシーへ任命書を授与
本日9時より日本交通 板橋営業所(東京都板橋区)にて開催された「日交個人タクシー任命式・出発式」では、日本交通 代表取締役会長 川鍋一朗、代表取締役社長 若林泰治が出席し、個人タクシーとして開業する「早川タクシー」「勝田タクシー」へ任命書、記念品が渡されました。その後、乗務員による宣誓、テープカットが行われ、2台のタクシーは営業に入りました。
グループの質の向上と供給量確保を目指します
日本交通は2002年のタクシー規制緩和以降、顧客ニーズが多様化する中、質の高いサービスを提供していくことで、“ひろう”から“選ぶ”時代のタクシーを目指してまいりました。2005年よりタクシー事業者と業務提携を開始し「日本交通グループ」を展開することで、さらに質・量ともにお客様の利便性を追求しています。現在では都内(東京23区・武蔵野市・三鷹市)33法人2,770台と業務提携を行っています。
この度、業務提携を日本交通出身者である個人タクシーへも拡大し、更なる体制の充実を図ってまいります。日本交通で長年にわたり経験を積んだ乗務員が、引き続き質の高いサービスを提供してくれることで、供給できる車両台数を確保しつつ、顧客満足度を向上させたいと考えています。
日本交通と同じ車種・装備・基準で営業します
本日営業を開始した「早川タクシー」「勝田タクシー」に使用される車両はいずれもトヨタ「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」で、車体に個人タクシーとしての事業者名等が入るほか、行灯(社名表示灯)にも「個人」と入りますが、車載機器類は日本交通のタクシーと同等のものを装備しますので、お客様には通常の日本交通タクシーと変わりなくご乗車いただけます。
当該乗務員は日本交通在籍中に、社内独自の資格制度に基づく優良乗務員としての認定(ゴールド乗務員資格)を取得しており、今般の開業にあたっても同基準に適合している車両(ゴールドタクシー)として運行します。そのほか運行管理規定等、原則日本交通グループとして同じものが適用されます。
日本交通のタクシー乗務員にとっては、個人事業主として独立した後も、日本交通ブランドで営業を続けることができます。無線配車、専用乗り場、タクシーチケットなど日本交通グループの営業基盤を利用でき、これまでの乗務経験やノウハウをそのまま活かしながら、安心感をもって業務に臨むことができます。
社員の多様な働き方をサポートします
個人タクシーとの業務提携は、乗務員自身のライフプランに合わせた、タクシー乗務員のキャリアパスの新たな選択肢を広げます。新卒乗務員採用が拡大して、タクシー乗務員としての価値観が多様化している中で、より自分らしい働き方を可能にします。既存社員のモチベーション向上や、更なる人材確保にもつながるものと期待しております。
なお、今般の開業は既存の個人タクシーからの営業譲渡ではなく、昨年9月に受け付けがあった新規許可申請によるものです。2名の乗務員は、日本交通在籍中の昨年11月に個人タクシー事業の許可等に係る法令試験に合格し、早川タクシーは本年1月に、勝田タクシーは本年2月にそれぞれ関東運輸局より営業許可が下り、本日の営業開始に至りました。
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