展覧会と公演で探る朝鮮の趣、大阪韓国文化院で開催
12月12日より大阪韓国文化院にて開催、開幕記念公演も盛況
特別企画展「進宴(ジニョン):朝鮮王室の宴」
・会期:2025年12月12日(金)~2026年2月10日(火)
・会場:大阪韓国文化院 1階 ミリネギャラリー (大阪市北区東天満1-1-15)
・主催:大阪韓国文化院、韓国 国立国楽院
・観覧:無料
・内容:「壬寅進宴図屏」屏風や韓国伝統楽器46点
・連携プログラム:開幕記念公演<宮廷音楽に込められた、朝鮮の趣>(12.12 19:00)
大阪韓国文化院(院長 キム・ヘス、大阪市北区東天満1-1-15)は、12月12日(金)より韓国 国立国楽院(院長職務代理 ファン・ソンウン)と共に、朝鮮時代の宮廷芸術にスポットを当てた特別企画展「進宴:朝鮮王室の宴」を開催します。今回の展示は、2024年に現在地に移転を果たした際に大阪韓国文化院で展示され、主に来賓などを迎えていた「壬寅進宴図屏(イミンジニョントビョン)」をテーマにした展示です。

展示は、(1部)「宮廷音楽、宴享を彩る」(2部)「行楽(ヘンアク)、王の道を照らす」(3部)「進宴、10幅の屏風で受け継がれる」で構成され、朝鮮時代から現在まで伝承されている宮廷芸術の様子がうかがえるように企画されています。

(1部)「宮廷音楽、宴享を彩る」
宮廷での宴会で使用される服飾、楽器や今日の伝統芸術の復元・伝承の基盤となる文研を中心に朝鮮での王室の宴を構成していた要素を探ります。

(2部)「行楽(ヘンアク)、王の道を照らす」
王の行進で演奏される大吹打(テチタ)の様子を探ります。大吹打は韓国のアーティストAgust Dの「大吹打(Daechwita)」でお馴染みの韓国の伝統音楽のジャンルでK-POPを通じて接していた韓国伝統芸術の原型が理解できる機会になります。

(3部)「進宴、10幅の屏風で受け継がれる」
今回の目玉である「壬寅進宴図屏」は、国立国楽院 国楽博物館の代表的な所蔵品で1902年4月に行われた朝鮮の最後の宴を記録した宮廷の記録画でもあります。特に屏風の展示スペースを分離することで500年の朝鮮の歴史を感じつつ韓国伝統芸術の余韻が漂うよう構成しました。

展示開幕日の12日(金)には、展示と連携した開幕記念公演<宮廷音楽に込められた、朝鮮の趣>が大阪韓国文化院 7階 ヌリホールで開催されました。宮廷芸術を中心に企画した今回の公演では、「壬寅進宴図屏」の中にも登場する宮廷舞踊「春鶯囀(チュネンジョン)」をはじめとする宮廷舞踊の多様な様子がうかがえ、観客から多大なる好評を得ました。

今回の展示は、来年の2月10日(火)まで開催され、会期中は朝鮮の宮廷芸術の真髄を紹介できる特別な時間になる予定です。
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