浪人生が利用する教育サービス。王道の予備校が主導権を握る中で、オンライン学習への注目度も高い
教育費用の負担は誰が? 73.2%は親や親族が全額負担している一方で26.5%は浪人生本人が一部または全額負担
じゅけラボ予備校(所在地:大阪市北区、代表取締役:後藤智則)は、浪人経験がある19歳〜26歳の男女330人を対象に、教育サービスと費用負担に関する実態調査を実施しました。
■調査概要
調査概要:浪人時代に利用していた教育サービスと費用負担に関するアンケート
調査期間:2023/12/21~2023/12/25
調査方法:インターネット調査
有効回答:事前調査で「浪人生の経験がある」と回答した19歳〜26歳の男女330人
王道の予備校が強く62.7%の浪人生が利用する一方、オンライン講座への注目も高まる
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個別指導塾:14.5%
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家庭教師:8.8%
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予備校:62.7%
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オンライン講座・授業:16.7%
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通信教育:10.3%
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管理型予備校(独学支援):3.9%
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教育サービスは利用していない:13.9%
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その他:1.2%
浪人経験者を対象とした今回の調査結果によると、62.7%が予備校を利用していたと答え、これが最も高い割合を示しました。これには、予備校が提供する一貫したカリキュラム、競争を促す環境、そして合格実績に裏打ちされた信頼性が大きく寄与していると思われます。
しかし、その一方で、オンライン講座や授業のニーズも高まっており、16.7%がこれを利用していたことが分かりました。このオンライン講座の利用率は、従来の教育サービスである個別指導塾(14.5%)や家庭教師(8.8%)の利用率を上回っており、デジタル化の流れとともに学習スタイルも多様化していることが伺えます。また、管理型予備校(独学支援)という新しい学習形態の台頭もまだ割合は少ないものの小数の利用者がいました。これらの傾向は、学習の柔軟性やコスト効率、そして時間の有効活用という面で、現代の浪人生たちのニーズに合致していることを示しており、今後もオンライン講座や独学支援の教育サービスの利用は増加していくと予想されます。
28.1%の浪人経験者は独学を選択
浪人経験者の約28.1%が完全独学または限定的な独学支援の外部サポートを利用して宅浪で勉強していたことが明らかになりました。内訳としては、通信教育が10.3%、管理型予備校(独学支援)が3.9%、そして教育サービスを一切利用していないと答えた学生が13.9%に上ります。これらの数字は、多様な学習スタイルや経済的、個人的な事情により、自らの力で進学を目指す浪人生の存在を示しています。通信教育や管理型予備校は、柔軟な学習計画や自律学習を促進し、特に地理的な制約や費用対効果を重視する浪人生に選ばれる傾向があります。教育サービスを一切利用しなかったという約14%は、特定の個人的事情、経済的事情があると想定することができます。
73.2%の親が予備校等の教育費用を全額負担。浪人生を支える家族の経済的役割
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親や親族が全額支払った:73.2%
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自分の貯金で「全額」支払った:12.3%
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自分の貯金で「一部」支払った:9.2%
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自分がアルバイトや仕事で稼いだお金で「全額」支払った:3.2%
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自分がアルバイトや仕事で稼いだお金で「一部」支払った:1.8%
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その他:0.4%
浪人経験者のうち、73.2%が学習サービスの料金を親や親族が全額支払ったということがわかりました。これは、高額な学習サービス費用に対する家族の経済的サポートの重要性を示しています。また、この高い割合は、家族が教育に対する投資として子どもの将来を支える意志が強いことを物語っており、親の負担の大きさをうかがうことができる結果となりました。
浪人経験者の11%が学習サービス費用の「一部」を自己負担
調査結果によれば、浪人経験者の約11%が自らの学習サービス費用を一部負担していたことがわかりました。この中の9.2%が自分の貯金から、さらに1.8%がアルバイトや仕事で稼いだお金から支払っており、これは一部の浪人生が自立心を持って自己負担を選んでいる可能性を示す一方で、家庭の経済的事情により学習費用の一部を自ら支払う必要がある状況を反映している可能性もあります。いずれにせよ、これらの浪人生は自立への意欲だけでなく、現実的な経済的制約とも向き合っていると思われます。
経済的な自立かそれとも家庭の事情か?15.5%の浪人経験者が学習サービス費用を「全額」自己負担
今回の調査で学習サービス費用の全額を自分で支払った浪人経験者は15.5%に上りました。内訳としては、12.3%が自分の貯金から、3.2%がアルバイトや仕事で稼いだ収入から全額を支払っていることがわかりました。
この全額自己負担の割合は、一部自己負担の浪人経験者の割合よりも高く、意志の強さや自立への強い意志を示している一方で、教育費用を完全に自分で賄う必要がある家庭の事情を考慮する必要もあります。
これらの浪人生は、家庭から十分な支援を受けられない経済状況の可能性があり、貯金から、またはアルバイトなどの自立した経済活動を通じて自分の学習費用を賄うという大きな決断を下しています。
この決断は、浪人生の将来に向けた自己投資という価値観の表れとも考えられます。自らの進路と将来のキャリアを真剣に考え、それに伴う費用を自分で負担してまで志望大学を目指すことは、目標達成に向けた強いコミットメントと見做すことができます。
まとめ
今回の浪人経験者が浪人時代に利用していたサービスとその費用負担に関する調査結果から、主に予備校が62.7%で最も利用されている一方で、オンライン講座・授業が16.7%で他の教育サービスよりも利用率が高いことがわかりました。また、完全独学や限定的な独学支援の教育サポートを利用していた浪人経験者も全体の28.1%に上り、学習スタイルの多様性が見られます。
学習サービスへ対する教育費用に関しては、73.2%の浪人経験者が親や親族による全額支払いを受けており、家族の経済的な支援が浮き彫りになりました。それに対して、自己負担で学習費用を全額(15.5%)または一部(11%)支払った浪人経験者は全体の26.5%にのぼり、浪人生の経済的自立と精神的自立や、家庭の経済的な事情に対する考慮が必要な状況が示される結果となりました。
社名 :じゅけラボ予備校(株式会社エンライク)
所在地 :
運営本部:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目1番3-500 大阪駅前第3ビル5階10号
教務部:〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎西2丁目2−1東梅田八千代ビル7F-C
代表者 :代表取締役社長 後藤 智則
電話番号:0120-445-259
事業内容:教育事業(予備校・オンライン学習塾・インターナショナルスクール・教育教材のオンライン通販)、マーケティング事業
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