愛知県豊川市と「豊川市高齢者地域見守りネットワーク協定」を締結
高齢者専門宅配弁当の地域貢献 ~宅配時に高齢者の異変を発見したら関係各所に連絡~
◆創業時から高齢者の見守り活動を実践する強みを活かし、地域に貢献
2018年度~2023年度の豊川市高齢者福祉計画(2018年3月策定・2023年3月中間見直し)※1によると、豊川市の要介護・要支援認定者は、2019年度の7,559人に対し、団塊の世代が全て75歳以上の後期高齢者となる2025年度は8,853人と約1,300人増加し、さらに団塊ジュニアの方が全て65歳以上の高齢者となる2040年度は10,142人と、今後も大幅に増加すると推計されています。高齢化の進行とともに、認知症などによる行方不明や孤立死のさらなる増加も予想され、その対応が求められています。こうした状況を踏まえ、豊川市では、多様な人々や組織等と連携し、それぞれが日常の活動の中で高齢者を普段から見守ることで行方不明や孤立死といった事件・事故を未然に防ぎ、万が一の際には早期発見・保護につなげて、高齢者の方が地域で安全・安心に暮らし続けられるようにする取り組みとして「豊川市高齢者地域見守りネットワーク事業」を推進しています。当社は、愛知県豊川市を含む全国360店舗(2023年10月1日時点)を展開する高齢者専門宅配弁当『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』を通じて、弁当宅配時における高齢者の見守り活動を創業時より実践しています。その強みを活かし、地域により一層貢献したいとの考えが、豊川市の意向に合致し、この度の「豊川市高齢者地域見守りネットワーク協定」締結に至りました。
※1 豊川市高齢者福祉計画 2018年度~2023年度(2018年3月策定・2023年3月中間見直し)
◆宅配中に高齢者の異変を発見したら関係各所に連絡
今回の協定締結による当社の具体的な役割は、お弁当の宅配中に配達スタッフがお届け先の高齢者について異変を感じた際に、市の関係各所に連絡する見守り活動です。配達スタッフは、利用者に毎日※2お弁当を手渡しにてお届けしているため、「郵便物がポストに溜まっている」「雨戸がずっと閉まったまま」といった外観の異変や、「話がかみ合わなくなった」「顔色が悪く、具合が悪そうに見える」といった対面時の異変など、普段の様子を把握しているからこそ気付くことができる変化があります。過去には、配達時に呼び出しを行っても返事がなく、当日何度か訪れても鍵が開かなかったことから、配達員がケアマネジャーやご家族に連絡を入れ、ご家族が駆け付けたところ、利用者が家の中で倒れていたという例もありました。
※2 正月三が日(1月1日~1月3日)のみ休業
◆「すべてはご高齢者のために」の具現化に向けた取り組みを推進
高齢者に密接な事業を展開する当社にとって、「高齢者の見守り」への取り組みは加盟店共々重要と考えています。今回の豊川市との協定締結をはじめ、今後も各自治体等との連携を図りながら「すべてはご高齢者の為に」という想いの具現化に向けて、加盟店と一体となって取り組んでまいります。
「豊川市高齢者地域見守りネットワーク協定」締結 概要
■締結先:愛知県豊川市
■締結日:2023年10月3日(火)
■締結内容:
1)事業者が市内において自らの業務を行う際に高齢者の異変に気付いたときは、速やかに異変の内容や必要な情報を市に通報するものとする。
2)市は、事業者による通報があったときは、当該通報に対し、速やかに対応するものとする。
【当社の高齢者の見守りに関する協定締結実績】
※2023年10月3日時点・加盟店が締結主体である自治体も含みます。
会社概要
会社名:株式会社シニアライフクリエイト
代表:代表取締役 高橋 洋
本社:東京都港区三田3丁目12番14号 ニッテン三田ビル6F
電話番号:03-5427-3981
ホームページ:https://slc-123.co.jp/
設立:1999年12月
資本金:28,000万円
事業内容:
1)高齢者専門宅配弁当「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」 フランチャイズ本部の運営
2)高齢者施設向食材卸事業「特助くん」の運営
3)高齢者向コミュニティサロン「昭和浪漫倶楽部」の運営
4)高齢者施設向厨房受託事業「結の台所」の運営
5)個人向通販事業「健康直球便」の運営
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