【慶應義塾】日本初350万年前のチョウの新種の化石を報告!
-チョウの進化を議論するための貴重な資料-
慶應義塾幼稚舎の相場博明教諭、高橋唯教諭と鹿児島大学坂巻祥孝教授らは、タテハチョウ科ミスジチョウ属のチョウの化石を新種として報告しました。日本から新種のチョウ化石が報告されたのは初めてです。化石が産出した地層は、群馬県上部鮮新統本宿層群馬居沢層(約350万年前)で、古くから兜岩層とも呼ばれて多くの植物化石と昆虫化石が産出することが知られていた所です。
ミスジチョウ属の化石は世界初の報告であり、また鮮新世という時代の新種のチョウ化石も世界初で、世界で最も新しい時代のチョウの絶滅した化石種となります。
今回の化石の翅脈(しみゃく)の形態には、一部原始的な脈が残されており、チョウの進化を議論するための貴重な資料となる可能性があります。
本研究の成果は、2023年10月1日発行の日本古生物学会の国際誌PaleontologicalResearchで公開されました。またその写真は表紙に採用されています。
ミスジチョウ属の化石は世界初の報告であり、また鮮新世という時代の新種のチョウ化石も世界初で、世界で最も新しい時代のチョウの絶滅した化石種となります。
今回の化石の翅脈(しみゃく)の形態には、一部原始的な脈が残されており、チョウの進化を議論するための貴重な資料となる可能性があります。
本研究の成果は、2023年10月1日発行の日本古生物学会の国際誌PaleontologicalResearchで公開されました。またその写真は表紙に採用されています。
▼全文は本学のプレスリリースをご参照ください。
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2023/10/17/231017-1.pdf
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