「燕市・弥彦村統合浄水場等整備事業」における統合浄水場等が完成、運転維持管理業務を開始
メタウォーター株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山口 賢二)が参画する共同企業体(JV)が受託した「燕市・弥彦村統合浄水場等整備事業」において、浄水場、およびその場外施設などが完成し、同JVの構成企業からなる特別目的会社(SPC)「つばめ・やひこウォーターサービス株式会社(設立:2024年10月/代表企業:月島JFEアクアソリューション株式会社、社長:鷹取 啓太)」が4月より運転維持管理業務を開始します。
燕市と弥彦村は、地震などの災害に強く、安全でおいしい水を安定供給できること、将来の水需要の動向に対応できる浄水システムを導入することなどをコンセプトに旧4浄水場を廃止し、統合浄水場の新設を進めてきました。なお同コンセプトに応える浄水システムとして、統合浄水場には、当社の「セラミック膜ろ過システム」が導入されています。
また、運転維持管理業務は、燕・弥彦合同事務組合(管理者:燕市長 鈴木 力)との間で締結した「燕市・弥彦村統合浄水場等整備事業に係る運転維持管理業務委託」に係る契約に基づき、2025年4月から20年間にわたり、統合浄水場、およびその場外施設運転維持管理を実施するものです。
当社は同SPCの構成企業と連携しながら、燕市民および弥彦村民の皆さまに「安全・安心なおいしい水」を継続的かつ安定的に供給し、燕市・弥彦村のパートナーとして共に未来へと歩んでいきます。

<「セラミック膜ろ過システム」について>
「セラミック膜ろ過システム」は、当社独自の浄水技術で、河川水、井戸水など水道用原水中に含まれる濁度、細菌類、およびクリプトスポリジウムなどの原虫類をセラミック製のろ過膜で除去して、清澄な水道水をつくることができる浄水設備です。「安全でおいしい水道水」の要望に応える低コスト、長寿命の浄水設備です。


【燕市・弥彦村統合浄水場 施設概要】
●統合浄水場
1日最大給水量: 42,500㎥/日
ろ過方式: セラミック膜ろ過方式
使用するセラミック膜エレメント本数:800本
設備概要: 取水施設、浄水施設、配水施設、排水処理施設
●場外施設
・吉田送配水場
設備概要: 配水施設、送水施設
・弥彦送水場
設備概要: 送水施設
【特別目的会社(SPC) つばめ・やひこウォーターサービス株式会社の概要】
代表企業: 月島JFEアクアソリューション株式会社
所在地: 新潟県燕市新興野4番地76号設立年月2024年10月17日
構成企業: 株式会社データベース(社長:大森 康弘 本社:北海道札幌市)
メタウォーター株式会社(社長:山口 賢二 本社:東京都千代田区)
鹿島建設株式会社(社長:天野 裕正 本社:東京都港区)
株式会社日水コン(社長:間山 一典 本社:東京都新宿区)
株式会社中越興業(社長:細川 一彦 本社:新潟県長岡市)
株式会社氏田組(社長:波潟 智則 本社:新潟県燕市)
大河津建設株式会社(社長:熊谷 祐治 本社:新潟県燕市)
【事業期間】
●運転維持管理業務:2025年4月~2045年3月(20年間)
* 業務開始前の3カ月間(2025年1月~3月)は、運転維持管理習熟期間に設定しています
<ご参考>本件に関する過去のニュースリリース
燕市・弥彦村統合浄水場等整備事業を受注(2020年6月23日 報道発表)
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