ビースポークのAIチャットボット「Bebot」を掛川市が導入開始
外国人市民からの問い合わせに、休日、深夜問わずAIが回答
1. 掛川市外国人市民向けAIチャットボットの導入背景と特長
掛川市の外国人住民は、同市人口のおよそ4%を占める4,774人で、全国平均に比べ高い割合となっています。また、掛川市は、2021年3月より「第3次掛川市多文化共生推進プラン」を通じて、多様性を活かし、ともに支え合い、未来につなぐまちづくりを目指しています。一方で、外国人市民の皆様から寄せられたご意見として、生活や災害に関する情報の取得や市とのスムーズなコミュニケーションの実現を多くいただいておりました。掛川市は、市のウェブサイトに多言語対応のAIチャットボットを導入することで、外国人市民の皆様が安心できる生活環境の実現、および多文化共生の推進を図ることで、誰もが地域社会の一員として活躍する社会を目指し、掛川市の将来像である「希望が見えるまち・誰もが住みたくなるまち掛川」を目指します。
◆提供開始日:2023年3月28日
◆提供言語:日本語、英語、ポルトガル語、タガログ語、ベトナム語
◆提供分野:生活全般、医療・コロナ、防災、教育、交通、福祉、よくある質問
◆提供する情報:
・生活全般に関する情報
口座振替による税金納付手続き、ふるさと納税、個人住民税等の税金制度 など
・医療・コロナに関する情報
新型コロナウイルスワクチン接種、特定健診、ワクチンパスポートの申請 など
・防災に関する情報
市内の危険箇所、災害時の外国人向けサポート など
・教育に関する情報
児童手当、子供医療費、ひとり親家庭への支援制度 など
・交通に関する情報
天浜線について、デマンド型乗合タクシーの利用方法 など
・福祉に関する情報
国民年金制度、マイナンバーカードの健康保険証利用 など
対応している質問例;
・新型コロナワクチンの予約について
・ごみの出し方について教えてください
・災害時の外国人向けサポートについて教えてください
2..掛川市外国人市民向けAIチャットボットの利用方法
アクセス方法:スマートフォン、パソコン共に、掛川市公式ホームページ上の右下に表示されているアイコンをクリック・タップすると、チャット画面が開きます。日本語の対応も可能なため、掛川市の全市民の皆様がご利用いただけます。
< 設置先 > https://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/
3.AIチャットボット「Bebot」の特長
Bebotは、正確さと迅速さが求められる自治体などの公共機関や交通機関を中心に国内外の様々な組織で導入されています。行政機関においては、オンライン市役所、手続きの案内、危機管理、災害対応、観光案内や住民の声の収集など幅広い範囲での活用実績があります。口語体や長い文章での自由入力がされた場合でも的確な回答を返すことが可能です。パソコン、スマートフォン、タブレット端末等、デバイスを問わずに利用でき、デバイスに応じてそれぞれ使いやすいよう表示されます。
実装の手軽さも特長の一つです。どのようなサイトにも、すぐにチャットボットを実装できます。ブラウザベースで稼働するので、利用される方々も特定アプリのインストールが不要です。
Bebotは、24時間稼働の「接客窓口」「課題解決係」として使われている世界品質のAIチャットボットです。ビースポークは、Bebto導入を通して、ひとり親家庭の皆様が安心して働くことができ、また安心して子育てできる環境づくりの取り組みを最新のテクノロジーで支援してまいります。
■AIチャットボット「Bebot」の導入実績
国内: 日本政府観光局(JNTO)、成田国際空港、東京駅、東京メトロ、富山県、山梨県、広島県、札幌市、仙台市、富山市、南砺市、笠岡市、竹富町、三菱地所プロパティマネジメント、ホテルニューオータニなど
海外: ウィーン国際空港、タンパ国際空港、スターアライアンスなど
■ビースポークについて
会社名: 株式会社ビースポーク
代表者: 代表取締役 綱川明美
所在地: 東京都渋谷区渋谷2−21−1 渋谷ヒカリエ8F
設立: 2015年10月
事業内容: DXソリューション「Bebot」の開発・運用
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