Kaggle Grandmaster 小野寺の参加するチームがKaggleコンペティション「Stanford Ribonanza RNA Folding」にて金メダルを獲得
本コンペティションは、Stanford University(米スタンフォード大学)の主催で2023年9月7日〜2023年12月7日にかけて開催されました。RNAの構造を予測することで、医療分野などの研究成果に繋げることを目的の一つとしており、化学修飾剤DMSと2A3に対するRNA配列の反応性を予測するタスクでした。
小野寺のチームは、個人・複数人からなる全755チーム中、8位となり金メダルを獲得いたしました。
本コンペティションの結果はこちらからご覧いただけます。
https://www.kaggle.com/competitions/stanford-ribonanza-rna-folding/leaderboard
小野寺コメント
Public Leaderboardは177、Private Leaderboardは207が多数を占めていたので、177に過学習しないようにvalidationを組みました。またeternafold, rnasoft, rnastructure, contrafoldなどのpackageを使用し、かつ様々な温度でlooptypeやbpp(bits per pixel)を生成して2TB程度の特徴を使用しましたが、eternafoldでほぼ十分でした。
このコンペティションへの参加を通じて、GNN(Graph Neural Network)のアーキテクチャについて様々なアプローチを身につけることができました。
Kaggleとは
Kaggleとは、登録者数1600万人(※1)を超える世界最大級のデータ分析プラットフォームです。企業や団体からコンペティション形式で出題された課題に対し、Kagglerと呼ばれるKaggleに登録するユーザーたちが分析モデルの精度を競います。今回、金メダルを獲得した小野寺は、Kaggleコンペティション参加者の上位0.002%(※2)にも満たないKaggle Grandmasterの称号を持っています。
※1、2 2023年12月時点。
世界最高クラスのAIエンジニア・データサイエンティストが在籍する「Rist Kaggle Team」
Ristは2020年より、優秀な成績を持つKagglerを積極的に採用する「Kaggle枠採用」を開始すると同時に、世界最高クラスのAIエンジニア・データサイエンティストで構成される「Rist Kaggle Team」を創設しました。
今回金メダルを獲得したKaggle Grandmasterの小野寺も含め、Rist Kaggle Teamには6名のKaggle Grandmasterと5名のKaggle Masterが在籍しており、高難度なデータ分析・AI技術を用いたソリューション提供・プロダクト開発などに従事しています。
Ristについて
Ristは先端技術を取り入れることで顧客企業や社会の課題を解決し、価値提供を行います。
人工知能技術Deep Learningなどを用いて、[工場×AI]をコンセプトに画像AI事業の「Deep Inspection」、データ分析事業の「Deep Analytics」の2つの領域で、お客様に合わせた幅広いAIシステムをオーダーメイドで開発しています。
AIを用いたシステムの社会実装を加速させるため、2018年12月に京セラコミュニケーションシステムの完全子会社となりました。
- 会社名:株式会社Rist
- 所在地:京都府京都市下京区五条通河原町西入本覚寺前町830 京都エクセルヒューマンビル 7階
- 設立日:2016年8月1日
- 代表取締役社長:長野 慶
- URL: https://www.rist.co.jp
※記載されている会社名、ロゴ、システム名、商品名、ブランド名などは、各社の商号、登録商標、または商標です。
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