設立7周年を迎えたワンキャリア、「キャリアの七不思議」を一挙公開。
ワンキャリアは、2022年8月18日に設立7周年を迎えました。
当社は「人の数だけ、キャリアをつくる。」をミッションに掲げ、誰もが自由に働き方を選択できる社会を目指し、仕事選びに関する情報(以下、キャリアデータ)のオープン化を推進してまいりました。これまで向き合ってきた求職者は延べ100万人以上。求職者により投稿されたキャリアデータが、次に続く求職者へと受け継がれ、仕事選びに日々活用されています。
しかし、依然としてキャリアに関して流布される情報には根拠のない内容が多く、求職者の思い込みや誤解を招いているのが現状です。
そこで本リリースでは、今までワンキャリアに寄せられてきた求職者の本音を元にまとめた「キャリアの七不思議」を公開し、キャリアに関する思い込みや誤解を紐解いていきます。
- キャリアの七不思議
Q1. 「新卒チケット」は大手企業に使うべき?
A1.ベンチャー/スタートアップ企業に入社後、大手企業に転職している事例は多数。「新卒チケット」の使い先は必ずしも大手企業にこだわらなくても良い。
「大手企業からベンチャー企業への転職は容易でも、ベンチャー企業から大手企業への転職は厳しい」という理由で、「新卒チケットは大手企業で使うべき」というアドバイスは今もなお通説になっています。実際のところ、新卒採用しか行っていない大手企業が存在するのも事実です。
しかし、以下のデータからもわかる通り、ベンチャー/スタートアップ企業に入社後、大手企業に転職している事例は多数存在します。かつ、ベンチャー/スタートアップというチャレンジングな環境で培った実力は、企業規模を問わずあらゆる組織で通用するものになり得ます。
<ベンチャー企業から大手企業へ転職した事例>
ディー・エヌ・エーから野村総合研究所
https://plus.onecareer.jp/companies/6/career_changes/2674
ザイマックスから東急不動産
https://plus.onecareer.jp/companies/190/career_changes/1381
LIFULLから博報堂DYメディアパートナーズ
https://plus.onecareer.jp/companies/60/career_changes/1725
Q2.「配属ガチャ」は避けられないのか?
A2.ジョブ型採用を行なっている企業であれば、配属リスクを最小限に抑えることが可能。
「配属ガチャ」という言葉に示されるように、多くの学生は「新卒で入社した会社において、職種や配属先を選ぶことはできないのではないか」と考えています。入社時研修後の配属発表で、希望していた部署とは全く異なり落胆するという事例は後を絶ちません。
しかし、こういったケースは「総合職採用」実施企業における事例の一部です。最近では、配属先の職種ごとに採用を行う「ジョブ型採用」を実施している企業が増加しています。
「配属ガチャ」を避け、自分の目指す方向に確実に進んでいくためには、ジョブ型採用の企業を探してみることが近道であると言えます。
実際、「ジョブ型採用」を行っている企業への人気は年々高まっています。ワンキャリアが毎年発表している「東大京大就活人気ランキング」の2022年3月版(https://www.onecareer.jp/articles/2789)では、90以上あるコース別に採用を行なっているソニーグループの人気が急上昇しました。
<ジョブ型採用を実施している企業の一覧>
資生堂
https://www.onecareer.jp/companies/33
KDDI
https://www.onecareer.jp/companies/72
ソニーグループ(※)
https://www.onecareer.jp/companies/43
※ソニーグループは「コース別採用」を実施しています。詳細はソニーグループ新卒採用募集コースページをご参考ください。
Q3. インターンシップの選考に落ちたら入社できないってホント?
A3.そんなことはありません。志望度が高い企業へのインターンシップ選考に落選しても、その企業に行きたいという気持ちがあるのなら本選考にもチャレンジすべき。
実際のところ、選考と同等もしくはそれ以上の高い水準を求める「内定直結型」インターンシップを行う企業は存在します。
一方で、企業説明の一環としてインターンシップを行なっている企業や、内定直結型インターンシップ選考を通過しなかった場合でも、本選考のチャンスを平等に用意している企業も存在します。特に人気企業においては、本選考においてインターンシップ受け入れ人数以上の内定を出すというケースもあります。
志望度が高い企業へのインターンシップ選考に落選しても、行きたいという気持ちがあれば本選考にもチャレンジすることをお勧めします。
<インターンシッププログラム/ジョブプログラムを実施している企業の例>
SMBC日興証券
https://www.onecareer.jp/companies/110
野村総合研究所(NRI)
https://www.onecareer.jp/companies/6
フリークアウト ※内定直結プログラムあり
https://www.onecareer.jp/companies/199
Q4. 面接で給与や残業時間を聞くのはNG?
A4.待遇や残業について気になることは、内定承諾前に必ず確認しましょう。それでもわからなかったら転職サイト「ONE CAREER PLUS」をチェック!
ワンキャリアが2022年7月に行った調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000035321.html)では、「逆質問で聞きたいことを聞けなかった」学生の多くが、「給与や福利厚生」「残業時間」について聞けなかったということが明らかになりました。
待遇や残業については、入社後の生活に大きく関わる問題であるため、気になる場合は内定承諾前に必ず確認することをお勧めします。しかし、選考ステップの冒頭から行う質問としては適切ではない場合もあります。なぜなら、企業は面接を経てオファーの条件を決定するため、明確な提示は難しいケースがあるからです。
もし逆質問の場面で納得のいく回答が得られなかった場合は、転職サイト「ONE CAREER PLUS」の社員クチコミを見てみましょう。
Q5. 35歳以上の転職は厳しいのか?
A5. 35歳以上の求人は年々増加。年齢を理由に諦めないで!
実際のところ、「35歳以上の転職」を阻むハードルが存在するのは事実です。
30代を迎えると、求人やスカウトの数は20代に比べて減少する傾向にあります。背景としては、マネジメント層での募集が多くなることから、プレイヤー層である20代と比較すると応募のハードル(資格、マネジメント経験など)も上がるということが挙げられます。
また、同じ企業に勤めれば勤めるほど、昇給して高い給与を前提とした生活水準になりがちです。転職後も「現職と同等もしくはそれ以上の年収」を条件にすることで、求人が限定的になります。
しかし、昨今の人手不足や、即戦力人材採用を強化する企業の増加に伴い、35歳以上の求人も増加傾向にあります。転職サイト「ONE CARRER PLUS」には、35歳以上の転職事例が数多く投稿されており、「35歳以上の転職が厳しい」というのは幻想であるということがお分かりいただけるかと思います。
<35歳以上の転職体験談>
ヤフーから任天堂
https://plus.onecareer.jp/companies/40/career_changes/3394
コニカミノルタからユーザベース
https://plus.onecareer.jp/companies/386/career_changes/2370
アイシンからアマゾンジャパン
https://plus.onecareer.jp/companies/182/career_changes/2657
Q6. スタートアップへの転職はハイリスク!?
A6. 年収、働き方共に一定のリスクはあるため、覚悟は必要。
スタートアップへの転職を考えるとき、気になることの一つが「年収」です。2022年4月、転職サイト「ONE CARRER PLUS」が発表した調査(https://plus.onecareer.jp/articles/13)によると、スタートアップに転職をした会員のうち54%が「年収アップ」、32%が「年収ダウン」、14%が「変化なし」という回答でした。
この調査では、「スタートアップでも昇給し続ける人の共通点」を以下の通り総括しています。
1. 市場と事業が伸びている/好調である
2. 企業の報酬方針(人事評価制度・報酬制度))がポジティブである
3. 入社後の早期活躍ができるフェーズである
上記の観点に留意して意思決定を行えば、年収に関するリスクは極力排除することができます。しかし、組織が小さく情勢に晒されやすいスタートアップ企業。転職にあたっては一定のリスクについての覚悟は必要であると言えます。
Q7. 未経験職種への転職は不利になる?
A7. そんなことはありません!スキルはあらゆる職種に転用可能。
転職サイト「ONE CAREER PLUS」のキャリア面談では、「転職して新たな職種に挑戦したいが、未経験だと募集の枠が限られたり、年収が下がったりと不利に働くのではないか」という不安の声が多く寄せられています。
しかし、そのような不安を抱えることはありません。現職で行っている能力を抽象化し、転用することで転職後の職種の選択肢は幅広く存在するからです。
例えば、現在「フィールドセールス」をはじめとする営業職に従事している人は、クライアントそれぞれの課題に対する仮説構築、課題発見、関係構築、情報収集など、転用可能なスキルを習得することができます。現に、転職サイト「ONE CAREER PLUS」に投稿された転職体験談を見ると、フィールドセールスからマーケティング職へ転職したケース、コンサルタント職へ転職したケースなどがあります。
<参考記事>
フィールドセールスからのキャリアパス
https://plus.onecareer.jp/articles/3
事業開発/事業企画からのキャリアパス
https://plus.onecareer.jp/articles/26
総合コンサルタントからのキャリアパス
https://plus.onecareer.jp/articles/62
- 代表取締役社長 宮下尚之よりご挨拶
ワンキャリアは設立7年目を迎えました。ここまで来れたのも、日々ご利用いただいている求職者の皆様、クライアント企業の皆様、株主の皆様、そして社員とそのご家族の皆様のおかげです。
当社は設立以来、一貫して求職者の声に真摯に向き合ってきました。キャリアデータの収集とコンテンツの発信を通じ、少しずつではありますが、ブラックボックス化されていた情報をオープンにできていると感じています。
しかし、私たちが目指している未来にはまだまだ及んでいないのが現状です。
これからも「人の数だけ、キャリアをつくる。」の実現に向け、挑戦を続けてまいります。
今後とも、ワンキャリアをよろしくお願い申し上げます。
- サービス概要
はじめてのキャリアを選ぶ、就活サイト「ONE CAREER」は、新卒入社までの最初のキャリア選択をサポートするサービスです。企業の採用活動に関する50万件(※1)を超える就職活動の体験情報を集め、1万社(※2)を超える企業のキャリアデータを蓄積しています。新卒領域において就職活動の情報収集・分析ツールとして多くの学生に支持され、2人に1人以上の学生に利用いただき、2023年卒学生が1年を通して最も利用した就職サイトランキングで2位(※3)を獲得しております。
サービスサイト:https://www.onecareer.jp/
※1,2:2022年3月末時点 ワンキャリア調べ
※3: HR総研×楽天みん就:2023年卒学生の就職活動動向調査より
転職サイト「ONE CAREER PLUS」 は、「すべてのキャリアをオープンに。」をコンセプトに、キャリアにおけるデータのオープン化を通じて、中長期的なキャリア形成をサポートする転職サービスです。
転職経験者による体験談が閲覧できるほか、キャリアデータに基づいた記事コンテンツやイベント情報を発信しています。また、企業向けに、動画や記事のコンテンツ企画・制作を通じた採用ブランドデザインも手がけております。
「どこからどこへ転職したのか」「どのような軸で転職をしたのか」などキャリアに関する様々なデータを公開することで、はたらくすべての人が、データをもとに自らキャリア選択ができる世の中を目指します。
サービスサイト:https://plus.onecareer.jp/
企業人事向けサービスとして、「キャリアデータプラットフォーム」を活用して採用活動を支援するワンキャリアクラウドシリーズを提供しております。新卒採用支援メディア「ONE CAREER」に会社情報や求人広告を掲載することができる求人掲載機能やオンライン説明会をはじめとした高品質なデジタルコンテンツで採用ブランドをデザインする動画サービス機能、採用活動計画を立案する際に必要なマーケティングデータを提供する採用計画機能を有しております。今後、採用計画の立案から求職者の募集、選考活動の管理に至るまで、企業の採用活動を通貫して支えるデジタルツールとして提供することで、企業の採用活動のDXを推進することを目指していきます。
サービスサイト:https://service.onecareercloud.jp/
- 会社概要
社名 :株式会社ワンキャリア / ONE CAREER Inc
本社所在地:東京都渋谷区桜丘町 20-1 渋谷インフォスタワー 16階
設立 :2015年8月18日
代表者 :代表取締役社長 宮下 尚之
URL :https://onecareer.co.jp/
事業内容 :キャリアデータプラットフォーム事業(採用DX支援サービス、その他)
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