ウェアラブルデバイスTHINKLETの開発者向け一般販売を開始
~CES 2022 Innovation Awards 3部門受賞ウェアラブルデバイスの開発環境を一般開放~
※開発者向け一般販売の詳細はこちら
https://mimi.fairydevices.jp/technology/device/thinklet/
また、今回の開発者向け一般販売に合わせて、THINKLETを用いた開発をサポートする「THINKLET App SDK」と「THINKLET開発者ポータル」を一般公開しました。これにより誰もが自由にウェアラブルシステム・ソリューションを開発可能な新しいエコシステムを形成して参ります。
https://github.com/FairyDevicesRD/thinklet.app.sdk/
https://fairydevicesrd.github.io/thinklet.app.developer/
近年、AI技術と連携した今までにはない新たなウェアラブルデバイスが多くの企業から発表されています。当社のエコシステムに参加することで、今までウェアラブルデバイスに触れたことのなかった開発者であっても、新たな発想に基づくウェアラブルシステムの開発に挑戦することができるようになります。今回の一般公開は、機械が人間を自然に手助けできる世界の実現に向けた大きな一歩となります。
尚、THINKLETやTHINKLETを利用した各種ソリューションは、1月24日より開催されているウェアラブルEXPOにてご体験頂くことができます。
会期:2024年1月24日(水)〜1月26日(金) 10:00-17:00
会場:東京ビッグサイト(当社ブース:W66-48)
https://fairydevices.jp/event_20240111
■ THINKLETとは
THINKLETは、LTE / Wi-Fi 搭載のウェアラブルデバイスです。フェアリーデバイセズがこれまで培った AI 技術・ソフトウェア技術を最大限活かすことができるように独自に設計、人間の肩に乗って人間を助けてくれる「妖精(フェアリー)」のような AI を生み出したいという社名に込められた想いを体現するデバイスとして開発されました。THINKLET デバイスを利用した LINKLET サービスは、CES イノベーションアワード三冠を始め、各賞を受賞しています。
■ THINKLETの特徴
・ウェアラブルデバイスとしては世界初(※)となる5ch マイクアレイを内蔵しています。これにより装着者の音声をクリアに取得することが可能です。さらにフェアリーデバイセズのフロントエンド音声処理ライブラリであるXFEを組み合わせることにより、建設・保守現場やプラント等の高騒音環境下でもクリアな集音を実現し、高い音声認識性能を達成することができます。
・超広角カメラを搭載し、装着者の視野全体を撮影しリアルタイムに遠隔地に送信することができます。肩掛けの位置に装着されるため、視線カメラと比較して大幅に動画像が安定しており、ハンズフリーで装着者の「体験」を遠隔地と共有することができるようになります。
・AOSP(Android Open Source Project)ベースの独自OSである「Fairy OS」が動作しています。ハードウェア機能を制御するためのソフトウェアは SDK として提供されており、一般の Android 向けのアプリケーションを動作させることができます(一部技術的制約があります)。
主要な仕様及び価格は以下の通りです。
※2022年現在、当社調べ
■ THINKLET開発機パッケージ
■ 購入方法・販売条件
・購入をご希望の方は以下よりお申し込みください。
https://mimi.fairydevices.jp/technology/device/thinklet/
・THINKLET開発機の第三者への再販、代理販売、又は転売を行うことはできません。
■ THINKLET開発者ポータルについて
THINKLET開発者ポータルでは、THINKLET開発機の利用方法、開発機を利用したソフトウェア開発の方法を紹介しています。すぐに開発作業に入ることができるチュートリアルも充実しており、ウェアラブルデバイスを用いた開発が未経験であっても、短時間で開発を始めることができます。
● フェアリーデバイセズ株式会社について URL: https://www.fairydevices.jp/
フェアリーデバイセズ株式会社は、人類のあらゆる叡智を流通可能にするために、VUI(※a)・VPA(※b)関連技術や音声関連技術、クラウド基盤、それらの性能を活かすエッジデバイスの開発を行っています。インターネットに存在しない現場情報を機械学習が可能な形でデータ化し、学習・解析を進めることで、最先端の応用研究を実装した業務ソリューションをソフトウェアからハードウェアまで一気通貫で現場に提供しています。
(※a)VUI:Voice User Interfaceの意味
(※b)VPA:Voice Personal Assistantの意味
※本プレスリリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
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