毎朝15〜30分かかるKYシートの手書き作成が30秒に。熱中症対策の義務化に対応した建設業向けAI危険予知サービス「KY-AI」を正式リリース
現場住所から当日の天気とWBGT(暑さ指数)を自動取得し、AIが4ラウンド法に沿った危険予知のたたき台を自動作成。2025年6月に罰則付きで義務化された職場の熱中症対策への対応記録が、自動で残ります。
建設業界に特化した営業代行・BPO・AI開発事業を展開する株式会社NITACO(本社:東京都渋谷区、代表取締役:新田顕大)は、建設現場の毎朝のKY活動(危険予知活動)をAIが支援するサービス「KY-AI」を正式リリースしました。現場の住所から当日の天気とWBGT(暑さ指数)を自動取得し、AIが4ラウンド法に沿った危険予知のたたき台を約30秒で自動作成。2025年6月に罰則付きで義務化された職場の熱中症対策への対応記録が、毎朝自動で残ります。

■開発の背景:形骸化するKY活動と、義務化された熱中症対策
職長が毎朝15〜30分かけて手書きしているKYシートは、「毎日同じ内容の書き写しになる」「ネタが尽きる」と形骸化が指摘されてきました。一方、厚生労働省によると2024年の職場における熱中症の死傷者数は1,257人と過去最多となり、死亡者31人のうち建設業が10人と最多を占めています。2025年6月1日には改正労働安全衛生規則が施行され、WBGT28度以上または気温31℃以上の環境下で連続1時間以上または1日4時間を超えて行う作業について、熱中症対策(報告体制の整備・重篤化を防ぐ手順の作成・関係者への周知)が罰則付きで義務化されました。
KY-AIは、現場の運用はそのままにKYシートの作成を30秒へ短縮しながら、義務化への対応状況を日々示せる記録を残すために開発しました。
■ KY-AIの3つの特徴
①AIが「現場で読み上げられる」危険予知を自動作成
作業内容と当日の天気から、KYT4ラウンド法の標準的な言い回しに沿った危険予知を生成します。AIはたたき台で、職長が確認・修正し、全員での指差唱和・作業者の確認(署名欄に相当)まで、いつものKY運用のまま記録できます。
②熱中症対策の義務化に対応。WBGTの記録が毎朝残る
現場の住所から、気象庁・環境省の公表データに基づくWBGT(暑さ指数)を毎朝自動記録し、WBGT28度以上または気温31℃以上の日は熱中症の対策をKYに自動反映します。義務化への対応状況を示す記録が、特別な作業なしに日次で蓄積されます。
③職長はログイン不要。導入したその日から使える
管理者が発行する招待リンク(QR)を職長のスマートフォンで開くだけで、アプリもID・パスワードも不要です。記録はクラウドに保存され、事務所の管理画面から全現場のKY記録の確認・KY活動記録表の出力ができます。
■公共工事での活用
国土交通省の工事成績評定では、考査項目「安全対策」で安全巡視・TBM・KY等の実施と記録の有無が確認されるほか、「創意工夫」では安全教育や安全パトロール等に関する工夫が加点対象とされています(考査項目別運用表)。KY-AIで日々蓄積されるKY記録・WBGT記録は、これらの実施状況を示す資料としてそのまま活用でき、AIを活用した安全衛生管理の工夫として創意工夫実施報告書にも記載できます。
■ 料金
月額9,800円(税別)/会社単位・稼働現場5つまで(6現場以上は5現場ごとに月額3,000円の追加)初期費用0円・KY作成回数と職長の人数は無制限導入前に14日間の無料トライアル(全機能)をご利用いただけます。元請指定・自社フォーマットへのカスタマイズは様式設定費50,000円(税別)で承ります
■ 今後の展開
元請指定フォーマットでの記録表出力への対応を順次拡大するとともに、元請・工事会社向けに協力会社のKY実施状況・熱中症対策状況を横断で確認できる管理機能の提供を予定しています。株式会社NITACOは、建設業に特化したBPO・AI開発の知見を生かし、現場の安全管理のデジタル化を支援してまいります。
サービスサイト・お問い合わせ:https://tsukunobi.com/ai/ky-ai
■ 会社概要
NITACOは「建設業界に100万人分の労働力を創る」をミッションに、『テクノロジー』と『BPO』を最大限活用して建設業界の労働力不足を解決するサービス提供を行っています。
建築・建設業界特化の業務代行サービスである『ツクノビBPO』、AIサービス群である『ツクノビAI』に加え、複業案件紹介サービスの『ツクノビワーク』や営業代行サービスの『ツクノビセールス』など、建築・建設業界の繁栄に貢献しております。
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