株式会社OUIが「大学発ベンチャー表彰2026」で「文部科学大臣賞」を受賞!
Smart Eye Cameraによる世界60か国以上での眼科医療アクセス改善と、技術・医療・社会課題解決を融合した事業性が高く評価
慶應義塾大学医学部発のベンチャー企業 OUI Inc.(株式会社OUI、本社:東京都港区、代表取締役:清水映輔、以下「OUI Inc.」)は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)および国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が主催する「大学発ベンチャー表彰2026~Award for Academic Startups~」において、「文部科学大臣賞」を受賞したことをお知らせします。
あわせて、OUI Inc.の成長に寄与した支援大学等として慶應義塾大学、支援企業として株式会社リベルワークスも表彰されました。文部科学省からは2026年8月27日付で受賞が発表されています。

今回の受賞について
「大学発ベンチャー表彰」は、大学等の研究開発成果を活用して起業したベンチャー企業のうち、今後の活躍が期待される優れた企業と、その成長に貢献した大学・研究機関・企業等を表彰する制度です。大学等の研究成果を活用した起業や、起業後の挑戦的な取り組み、大学・企業等によるベンチャー支援を一層促進することを目的として、2014年度に開始されました。OUI Inc.は、スマートフォン装着型眼科医療機器「Smart Eye Camera(スマートアイカメラ、以下「SEC」)」を開発し、SEC、AI、遠隔診療システムを組み合わせることで、眼科医療へのアクセスが限られている地域にも診療機会を届ける事業を展開しています。今回の受賞では、世界60か国以上で眼科医療へのアクセス改善に取り組んでいること、途上国や離島など医療資源の限られた地域における失明予防への社会的意義、そして技術・医療・社会課題解決を融合した革新性と、世界展開を見据えた事業性が高く評価されました。


OUI Inc.は今回の受賞を新たな出発点として、SECを中心とした遠隔眼科診療プラットフォームの研究開発と社会実装をさらに加速します。
国内では、眼科医療へのアクセスが限られている地域、離島、在宅医療、高齢者施設、企業等への導入を進めるとともに、海外では各国の医療機関、大学、行政、国際機関、民間企業との連携を強化してまいります。
また、AIによる眼疾患のスクリーニング・診療支援技術をSECおよび遠隔診療システムと統合し、眼科医の有無や居住地域にかかわらず、誰もが必要な眼科医療へアクセスできる社会の実現を目指します。
高く評価された3つのポイント
1.眼科医発の革新的なスマートフォン医療機器
SECは、慶應義塾大学医学部で培われた眼科臨床の知見を基盤として開発された、スマートフォン装着型の眼科医療機器です。
従来の眼科診療機器と比較して小型かつ携帯性に優れ、眼科専門設備の整備が難しい環境でも眼科診療を支援できることから、医療機関だけでなく、医療過疎地域、離島、企業、高齢者施設、海外の医療資源が限られた地域などへの展開を進めています。
2.診察から専門医への接続、治療までを支える仕組み
OUI Inc.は、SECを単体の医療機器として提供するだけでなく、撮影した眼科画像を遠隔の眼科医につなぐ遠隔診療システムや、AIによる診療支援技術の研究開発を進めています。
これにより、眼科医が常駐していない地域や施設においても、眼疾患の早期発見から専門医への紹介、適切な治療への接続までを支える遠隔眼科診療プラットフォームの構築を目指しています。今回の審査においても、診断から治療までを一気通貫で支援する事業モデルが評価されました。
3.世界60か国以上に広がる社会実装
OUI Inc.は、日本国内に加え、アジア、アフリカ、中南米をはじめとする世界60か国以上で、SECを活用した実証、共同研究、医療提供体制の構築に取り組んでいます。
単なる技術開発にとどまらず、医療資源の限られた地域での失明予防という社会課題に対し、現地の医療従事者や研究機関、行政、企業等と連携しながら社会実装を進めている点が高く評価されました。
慶應義塾大学および株式会社リベルワークスとの連携
SECは、慶應義塾大学医学部眼科学教室で蓄積されてきた眼科診療の知見と、臨床現場における課題意識を出発点として開発されました。また、株式会社リベルワークスは、OEMパートナーとして研究開発段階からSECの事業化を支援し、医療機器開発、製品化、薬機法対応、各種登録・制度対応などを通じて、研究成果を実際の医療現場へ届ける役割を担ってきました。今回の表彰は、OUI Inc.単独の取り組みだけでなく、大学における医学的・科学的知見と、企業による製品化・制度対応の専門性を組み合わせた、継続的な産学連携の成果が認められたものです。

Smart Eye Cameraについて

Smart Eye Cameraは、スマートフォンに装着して使用する小型・携帯型の眼科医療機器です。
大型の眼科診療機器を持ち込むことが難しい地域や施設でも、スマートフォンを活用して眼科診察を支援できるため、医療過疎地域、離島、訪問診療、高齢者施設、企業健診、災害時医療、発展途上国など、多様な場面での活用が期待されています。OUI Inc.は、SECで取得した眼科画像を遠隔の眼科医につなぐシステムや、AIを活用した診療支援技術の研究開発を進め、眼科医療へのアクセス格差を解消し、眼疾患の早期発見と失明予防に貢献することを目指しています。
Smart Eye Cameraは、2026年に「Spikes Asia 2026」のInnovation部門グランプリ、「第105回 NY ADC賞」のBest of Discipline、「THE ONE SHOW 2026」の銅賞、「D&AD Awards 2026」のGraphite Pencil、「Clio Health Awards 2026」の二つの金賞など、国際的な広告・デザイン・ヘルスケア関連アワードでも相次いで評価されています。
「大学発ベンチャー表彰」について
「大学発ベンチャー表彰」は、大学等の研究開発成果を活用して起業したベンチャー企業のうち、今後の活躍が期待される優れた企業を表彰するとともに、その成長に特に寄与した大学や企業等も併せて表彰する制度です。
JSTおよびNEDOが主催し、文部科学省、経済産業省、一般社団法人日本ベンチャー学会、全国地方新聞社連合会が後援しています。受賞者には賞状および副賞として賞牌が贈呈されます。
表彰名
大学発ベンチャー表彰2026~Award for Academic Startups~
受賞名
文部科学大臣賞
受賞企業
株式会社OUI
代表取締役 清水 映輔
支援大学等
慶應義塾大学 医学部眼科学教室
教授 根岸 一乃
専任講師 外間 梨沙
支援企業
株式会社リベルワークス
代表取締役 李 亨植
対象事業
スマートフォン眼科診断デバイスと遠隔診療システムの開発
OUI Inc. 会社概要
会社名:OUI Inc. (株式会社OUI)
URL:https://ouiinc.jp
代表取締役:清水映輔
設立:2016年7月15日
本社所在地:東京都港区南青山2-2-8 DFビルディング510
事業内容:医師のアイデアをもとにした、医薬品・医療機器の開発と実用化及び同コンサルティング業務
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