OasysとLayerZero Labsが提携、BCGのインターオペラビリティーを推進。先駆けとしてUbisoftの「Champions Tactics™: グリモリア・クロニクルズ」で活用予定
従来、異なるブロックチェーン間でゲーム内アセットやNFTを転送することは、技術的に複雑で時間と費用がかかるプロセスでした。しかし、LayerZeroが開発した新しいNFT規格、ONFT(Omnichain Non-Fungible Token)の採用で、本来必要であったラッピングやミドルチェーンを用いた方法が不要となり、異なるブロックチェーン間でのNFTのスムーズかつ安全な転送が可能となります。
今回のLayerZero Labsとの提携により、まずOasysブロックチェーンのLayer2であるHome Verseでの統合が完了し、今後他のVerse(Layer2)やHub(Layer1)での採用も進めていく予定です。そして、第一のユースケースとして仏大手ゲーム企業Ubisoftが提供するブロックチェーンゲーム「Champions Tactics™: グリモリア・クロニクルズ」にて、ONFTが採用されることが決定しました。
Ubisoftは、インターオペラビリティーをWeb3ゲーム事業の核として位置付けています。これを、同社が提供する初のブロックチェーンゲームである「Champions Tactics™: グリモリア・クロニクルズ」で実現することは、そのビジョンにおける重要なステップとなります。Oasysとしても、ブロックチェーンゲームの発展とユーザーの増加のためには、ブロックチェーンゲーム特有の体験を提供することが不可欠と考えており、ハイクオリティなWeb2ゲームの開発ノウハウを持つUbisoftと協力し、インターオペラビリティーの促進に共同で取り組むことで、Web2のゲームユーザーを含む新たなユーザー層の獲得を目指してまいります。
今回のLayerZero Labsとの提携は、ブロックチェーンゲームの未来を形作る重要な一歩です。Oasysはこれからも2024年のビジョン「Oasys Dragon Update」のもと、インターオペラビリティーの強化を目指してまいります。
LayerZero Labsについて
LayerZero Labsは、オムニチェーン相互運用プロトコルLayerZeroを立ち上げたチームです。LayerZeroのパーミッションレス・メッセージング・インフラストラクチャは、30以上のブロックチェーンをシームレスに接続し、一つの使いやすいインターフェースから透明性が高く安全なクロスチェーン・メッセージングを実現します。2022年3月の稼動以来、LayerZeroプロトコルは1億件以上のメッセージを処理し、数百の開発者チームによって数千のメインネットコントラクトが展開されています。a16z、Sequoia、Binance Labs、Christie's、Lightspeed、OpenSea、Bond、Samsung Next、GBVを含む大手ベンチャーキャピタルの支援を受け、LayerZeroはシリーズBで30億ドルの評価を受けました。
LayerZeroの詳細については、https://layerzero.network/ をご覧ください。
Oasysについて
Oasysは「Blockchain for Games」をコンセプトとするゲームに特化したブロックチェーンプロジェクトです。初期バリデータ(チェーン運用主体)は現時点ではバンダイナムコ研究所などの大手ゲーム会社やWeb3企業など20社超で構成されており、合意形成アルゴリズムは環境面にも配慮したPoS(Proof of Stake)方式を採用しています。
独自のOasysアーキテクチャでBCGのユーザーに対して取引手数料の無料化と取引処理の高速化を実現することで、快適なゲームプレイ環境を提供します。
Website: https://www.oasys.games/
X(EN): https://twitter.com/oasys_games
X(JP): https://twitter.com/oasys_japan
Discord: http://discord.gg/oasysgames
Telegram: https://t.me/oasysen
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