「人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMA」に出展

NSK

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 市井 明俊、以下NSK)は、2026年5月27日(水)~5月28日(金)にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMA」(主催:公益社団法人 自動車技術会)に出展します。

■開催概要

本イベントは、国内最大級の自動車技術展(毎年開催)で自動車メーカーや部品メーカーなどが出展します。主な来場者は、自動車・モビリティ分野の技術者・研究者を中心とした業界関係者で、学生や研究機関関係者も多く来場します。 前回(2025年)の参加企業数は617社、約8万人が来場しました。

■NSK 出展コンセプト:「Mobilizing Tomorrow Today」

クルマの「走る」「曲がる」「止まる」「快適」の電動化・高度化に対応する製品や、労働力不足を補う製造現場の自動化に向けたヒューマノイドロボット関連製品も出展します。

■主な展示品 

◆電動コーナーモジュールコンセプト
自動車のインテリジェント化の主要機能を担う電動サスペンション、後輪操舵アクチュエータ、電動メカニカルブレーキを統合し、柔軟な車両レイアウトを実現するコンセプトモデルです。NSKはこれらの電動アクチュエータに適用可能なボールねじやロッキングクラッチ、また低フリクションハブユニット軸受を提供(下図)し、未来のモビリティにおけるイノベーションを促進することを目指しています。

電動車の機能向上に貢献するNSK製品(電動コーナーモジュールコンセプト)

◆走る:超幅狭ハブユニット軸受  [世界初出展/参考出展]

モビリティ形態の多様化が進む中、限られた車両スペースで駆動・操舵・制動という3つの性能を高次元で両立させることが求められています。本軸受は、2列の玉列を軸方向にオーバーラップさせることで、軸受幅を大幅に削減しました(図1)。

これにより、減速機付きインホイールモータの搭載スペースを確保し(図2)、モータ大型化・高出力化に貢献します。また、ドライブシャフトを設計上、従来よりも長く配置できるようになり(図3)、タイヤの最大切れ角が増加し、車両の小回り性向上に貢献します。

◆走る:スプラグ式セレクタブルワンウェイクラッチ  [世界初出展/参考出展]

係合信頼性の高いスプラグ式ワンウェイクラッチに、両方向フリーモードを付与したモード切替型クラッチであり、PHEV・HEV用ICE直結クラッチとして高い信頼性を確保しながらシステムの高効率化に貢献します。

スプラグ式セレクタブルワンウェイクラッチ 外観(左)と原理モデル(右)

 

◆走る:eAxle用耐電食ソリューション  [導電バイパスプレート:参考出展、樹脂モールド軸受:市場投入済]

eAxleではモータの高出力・高電圧化やキャリア周波数の上昇に伴い、電流によって軸受が損傷・劣化する電食への対策が課題となっています。NSKは、電食の発生状況に応じて、導電・絶縁の両アプローチを組み合わせた最適な耐電食ソリューションを提供し、eAxleの信頼性向上に貢献します。

 

◆曲がる:格納式電動チルトテレスココラム付き操舵反力装置 [人とくるまのテクノロジー展初出展、参考出展)

自動運転の進展により、車室内空間の有効活用と、人と車を結びつける新しいインターフェースが求められています。ステアバイワイヤー用操舵反力装置にハンドル格納機能を統合することで、自動運転時にステアリングをダッシュボード内へ格納し、ドライバーの前方の空間を拡大します。また、高速な動作により、ドライバーに負担を感じさせないスムーズな格納・復帰を可能にします。

◆曲がる:後輪操舵アクチュエータ用ロッキングクラッチ [参考出展)

本開発品は、電力を使用せずに高い動力伝達効率と確実なロック機能を両立し、後輪操舵アクチュエータの効率化・小型化に貢献します。本開発品をボールねじと組み合わせて後輪操舵アクチュエータに搭載することで、消費電力ゼロでセルフロック機能を維持しつつ、モータからタイヤへの操舵力の伝達効率を向上させます。(下図参照)

ロッキングクラッチの外観(左)と、後輪操舵アクチュエータにおける搭載箇所(右)

◆止まる:電動油圧ブレーキ用ボールねじ  [市場投入済]

本製品は、新開発の材料を採用し、高い信頼性を実現したボールねじです。軸受生産のノウハウを生かして循環部とナットの一体化や、サポート軸受や周辺部品との機能統合を実現し、ブレーキシステムの小型・軽量化に貢献します。

また、自動運転や電動化による車両ニーズの変化に伴い、高い応答・制御性とレイアウト自由度を両立する次世代ブレーキシステムとして、注目されている電動メカニカルブレーキ(EMB)向けコンセプトモデルも出展いたします。

電動メカニカルブレーキ用ボールねじの搭載箇所

◆快適:電動サスペンション用ボールねじ  [人とくるまのテクノロジー展初出展/参考出展)

自動運転や車両電動化により、乗り心地と車両安定性を高いレベルで両立する次世代サスペンションが求められています。NSKは、回転運動を高効率かつ高精度に直線運動に変換するボールねじを活用した次世代電動サスペンションコンセプトを提案します。

ボールねじは、双方向の応答性と制御性に優れ、モータ制御により、車両のピッチ、ロール、車高制御、波状路での振動減衰や車両の姿勢安定性など、多様なニーズに応える製品として期待されています。NSKはこれまで培ってきたボールねじ技術とその高い品質により、サスペンションシステムに新たな価値を提供し、クルマの安全性や快適性、環境負荷低減に貢献します。

電動サスペンション用ボールねじを活用した次世代電動サスペンションコンセプト

◆ヒューマノイドロボット用製品群 [人とくるまのテクノロジー展初出展、参考出展)

近年、労働力不足を背景として、モビリティ製造現場含め多様な分野において、ヒューマノイドロボットに対する期待が高まっています。 ヒューマノイドロボットは人間と同様の体格・動作が求められるため、搭載される部品には、高精度、高信頼性といった性能に加えて、小型・軽量・高バックドライバビリティも要求されています。NSKではヒューマノイドなどのロボット向け製品や、ハンド等のエンドエフェクタとして適用可能な高性能製品を開発し、モビリティ製造現場の効率化に貢献します。

ロボット用ロータリーアクチュエータ/リニアアクチュエータ

NSKの軸受・直動製品技術とメカトロ技術を融合することで、小型化・軽量化・高バックドライバビリティを実現し、ロボットのしなやかな動きに貢献します。

ロータリーアクチュエータ(左)、リニアアクチュエータ(右)

【エンドエフェクタ(ロボットハンド)用要素部品】

・バイラテラルギアユニット

NSKの軸受技術を活用し、小型サイズ(Φ15)でありながら、高減速比と高効率(約80%)を両立しました。

バックドライバビリティにも優れ、力強く、繊細なロボット操作を可能にします。

・極小径ボールねじ+ミニチュアスラストアンギュラ玉軸受
業界最小クラスのボールねじで、高効率に動力伝達し、ハンドのスムーズな動きに貢献します。

ボールねじのサポートに最適な高剛性のミニチュアスラストアンギュラ玉軸受もラインアップしました。

■出展概要

展示会名

人とくるまのテクノロジー展2026 YOKOHAMA

開催期間

5月27日(水)~5月29日(金)

5月19日(火)~6月9日(火)

会場

パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)

オンライン

NSKブースNo.

517

公式サイト

https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/yokohama/

 

■NSKについて

 NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年以上にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では約30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。

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会社概要

日本精工株式会社

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URL
https://www.nsk.com/jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都品川区大崎1-6-3 日精ビル
電話番号
-
代表者名
市井明俊
上場
東証プライム
資本金
672億円
設立
1916年11月