SCSK、日本の製造業を革新し、グローバル競争力を高める「グローバルDSC事業」を開始、
分断されたグローバルの業務・データをつなぎ、AIでバリューチェーンを自律最適化
SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員 社長:當麻 隆昭、以下 SCSK)は、グローバルに事業を展開する日本の大手製造業向けに、「グローバルDSC(デジタルサプライチェーン)事業」を2026年7月に開始しました。本事業は、グローバルガバナンスと各国要件への対応を両立し、業務・データを統合することでデータおよびAIの活用を可能にします。これにより、バリューチェーンの自律最適化とサプライチェーンの強靭化を実現します。また、グローバルでのネットワークやノウハウを保有する住友商事とも連携をさらに強化し、お客様への提供価値を高めていきます。
1.背景
日本の製造業は、事業のグローバル化に伴い、競争力強化に加え、気候変動や経済安全保障、人材不足といった複合的な社会課題への対応も求められています。こうした中、AIやデータ活用によるサプライチェーンおよびエンジニアリング領域の高度化・自律最適化への期待が高まる一方、拠点ごとの業務・データの未標準化やシステムのサイロ化が課題となっています。特にグローバル環境においては、「ガバナンス統制」と「ローカル要件対応」の両立が重要な課題となっています。SCSKは、世界200拠点以上に事業展開する住友商事グループのガバナンス構築・運営をIT・デジタル面から支えてきた実績に加え、製造業15社以上へのSAPシステムのグローバル導入・運用で培った知見を有しています。さらに、SCSKの海外現地法人との一体運営体制による最適なガバナンスの構築・維持と現地に寄り添った伴走支援を実現してきました。SCSKは製造業の複雑な課題を打ち破り、日本の製造業を革新してグローバルで勝てる真の価値をお客様と共に創出するため、本サービスの提供に至りました。
2.事業概要
「グローバルDSC事業」は、基幹システムを起点にグローバルで分断された業務・データを統合し、AIとデータ活用によりバリューチェーン全体の自律最適化を実現する事業です。

3.特長

①最適なガバナンスの実現と維持
SCSKの日本と海外現地法人の一体運営により統制方針を浸透させ、方針を理解した現地メンバーが導入から運用まで伴走して海外拠点ごとの「部分最適」を防ぎます。これにより、データに基づく迅速な経営判断とAI活用の基盤が整います。
②パートナーと連携した現地法人への手厚いサービス
住友商事グループで培った現地の税制・法制や商慣習への深い知見とパートナーマネジメント力により、文化や体制に寄り添った手厚い伴走支援を提供します。これによりお客様は海外特有のIT課題や人材不足から解放され、本社の意図を反映しつつ現地事情に適合したシステム導入・運用を円滑に行えるようになります。
③海外展開/導入からグローバル運用保守までワンストップ対応
システムの海外展開から運用保守までを一貫してサポートします。複数ベンダー管理や引き継ぎの負担を軽減し、システムの安定稼働と継続的な業務高度化を実現します。
④時差や言語を吸収する24/365運用保守サービス体制
運用保守をグローバルに統合し、24時間365日の体制(39か国対応)を構築します。AI駆動運用保守により、お客様は言語の壁や夜間休日のトラブル対応から解放され、世界全拠点で安定的かつ効率的なシステム運用とビジネスの継続性を享受できます。
⑤ノウハウを詰め込んだグローバルテンプレートと周辺システムへの広範な対応
製造業の知見を凝縮したグローバルテンプレートで迅速な導入を実現します。ERPに加えPLMやMES等にも対応し、お客様はデータ分断の課題から解放されます。バリューチェーン全体をつなぐデータ連携により、データに基づく確信を持った意思決定やAIによるバリューチェーンの自律最適化が可能になります。
4.今後の展望
本事業は、SCM(サプライチェーンマネジメント)領域から開始し、ECM(エンジニアリングチェーンマネジメント)およびPCM(プロダクションチェーンマネジメント)領域へと順次展開を拡大します。住友商事とのシナジーも高めながら、SCSKは2030年に本事業における売上高150億円を目指します。
住友商事株式会社からのコメント
住友商事は、デジタル・AI戦略「DAIS」を策定し、デジタル・AIを通じて社会や産業の変革をリードすることをビジョンに掲げています。その実現に向けて、SCSKは極めて重要なパートナーであり、2026年3月の完全子会社化以降、両社の連携は一層深化しています。本件は、こうした連携強化の具体的な取り組みの一環です。住友商事は、海外パートナー企業とのネットワークや、各国における現地法人とのアライアンス構築の知見を活かし、SCSKのグローバル展開を力強く支援します。今後も両社の連携を通じて、新たなビジネスの創出と価値提供を実現していきます。
住友商事株式会社 デジタル・AIグループ デジタルSBU長 宮崎照之
SCSK株式会社からのコメント
私たちSCSK製造事業グループは、2030年を見据えた事業ミッションを掲げています。「日本の製造業を革新し、グローバルで勝てる真の価値を共に創る」——現在、私たちは誠実に、そして着実にミッション実現に向けて邁進しています。日本の製造業がグローバルで競争力を高めるためには、世界各地に散らばる業務とデータの統合が不可欠です。AIとデータ活用によりバリューチェーン全体を自律最適化し、より高度な意思決定を可能にする。これこそが、日本の製造業が次の時代を切り開く力となります。私たちは、住友商事の豊かなノウハウとグローバルネットワークと共創しながら、お客様の意思決定の高度化に深く寄り添います。「グローバルITパートナー」として、お客様とともに、確かな価値を創造してまいります。
SCSK株式会社 執行役員常務 製造事業グループ グループ長 志宇知正司
※SCSKは、2026年7月29日開催のSAPジャパン株式会社主催イベント「SAP NOW AI Tour Tokyo」にセッションとブース出展します。
https://www.scsk.jp/event/2026/20260729.html
SCSK株式会社について
SCSK株式会社は、コンサルティングから、システム開発、検証サービス、ITインフラ構築、ITマネジメント、ITハード・ソフト販売、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)まで、ビジネスに必要なすべてのITサービスをフルラインアップで提供しています。また、ITを軸としたお客様や社会との共創による、さまざまな業種・業界や社会の課題解決にむけた新たな挑戦に取り組んでいます。
SCSKグループのマテリアリティ
SCSKグループは、経営理念「夢ある未来を、ともに作る」の実現に向けて、社会とともに持続的な成長を目指す「サステナビリティ経営」を推進しています。
社会が抱えるさまざまな課題を事業視点で評価し、社会とともに成長するために、特に重要と捉え、優先的に取り組む課題を7つのマテリアリティとして策定しています。
本取り組みは、「安心・安全な社会の提供」に資するものです。
-グローバルな業務・データ統合により、バリューチェーンの自律最適化と強靭なサプライチェーンを実現
-バリューチェーンの自律最適化により、お客様の意思決定を高度化し、日本の製造業のグローバル競争力
向上に貢献
・SCSKグループ、経営理念の実践となる7つのマテリアリティを策定
https://www.scsk.jp/corp/csr/materiarity/index.html
本件に関するお問い合わせ先
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
SCSK株式会社
製造事業グループ
DSC営業本部 マーケティング部 澤田
E-mail: global.dsc-info@scsk.jp
※ 掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。
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