第25回国際遠隔医療学会にてタンザニア国での助産師向けモバイルラーニングを発表
「世界の卓越した女性の看護師・助産師のリーダー100人」に日本人で唯一選ばれた広島大学新福洋子教授の招待講演
このプロジェクトでは、キャスタリアが開発・運用するモバイルラーニングプラットフォーム「Goocus(グーカス)」上にWHOの衛生基準と最新の出産ガイドラインと、新福教授らが蓄積してきた女性の声を反映する研究結果を含めた助産知識を搭載しタンザニアの助産師に向けて配信することで、スマートフォン一つで質の高い遠隔教育を実現し、同国で課題となっている助産ケアの質向上、ひいては妊産婦の高い死亡率改善を目指しています。当プロジェクトの詳細や2020年2月に実施した実証実験の成果について、2021年2月11日から25日にてWeb開催される第25回国際遠隔医療学会の国際シンポジウム3「Health support challenges through Telenursing」にて発表いたします。
第25回国際遠隔医療学会:
http://www.gc-support.jp/jtta2020/jp/index.php
また新福教授は、タンザニアの大学院での助産学設立や助産師教育アプリの導入を始めとする同国女性の出産環境改善への取り組みが高く評価され、「世界の卓越した女性の看護師・助産師のリーダー100人」に日本人として唯一選出されました。
世界の卓越した女性の看護師・助産師のリーダー100人:
https://yonm.org/nominees/yoko-shimpuku/
「世界の卓越した女性の看護師・助産師のリーダー100人」への選出、およびタンザニアでの取り組みについては、2月11日放送のTSSテレビ新広島「TSSプライムニュース」でも紹介されています。
TSSテレビ新広島:
「妊娠してわかったことも…」世界の卓越したリーダー100人に選ばれた「広島の助産師」
https://www.tss-tv.co.jp/tssnews/000008779.html?fbclid=IwAR0Px5HQaQqgWazbS_nNqfAkdos1OvsuH01US1-EFjqHkKqYgPBmq5ymQo4
■新福洋子氏 略歴
広島大学大学院医系科学研究科国際保健看護学教授。
聖路加看護大学(当時)を卒業、助産師として勤務後にイリノイ大学シカゴ校大学院看護学研究科を修了(博士)。2011年世界保健機関東南アジア地域事務局インターン、2012年聖路加国際大学助教。2012年第一回「明日の象徴」看護・保健部門受賞、2014年、15年秋篠宮紀子妃殿下ご進講。2017年日本学術会議若手アカデミー23期特任連携会員、同24期副代表、国際分科会委員長。2018年日本学術会議科学者委員会男女共同参画分科会委員。世界で200名の若手科学者団体、Global Young Academyメンバー、同執行委員にも選出。2018年京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻家族看護学講座准教授。2020年広島大学大学院医系科学研究科国際保健看護学教授。
URL:https://researchmap.jp/yokosh
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