Adjust調査:2020年上半期、新型コロナウイルスの影響によりファイナンスアプリの利用が急増

AdjustとApptopiaの最新レポートでは、日本におけるフィンテック分野の急成長が明らかに

スマホ決済アプリの平均インストール数とセッション数は75%増、バンキングアプリのインストール数とセッション数はそれぞれ22%および142%増

グローバルに展開するB2B SaaS企業であるadjust(アジャスト)株式会社(本社:独・ベルリン、代表取締役社長 兼 共同創業者:クリスチャン・ヘンシェル、日本ゼネラルマネージャー:佐々直紀、https://www.adjust.com/ja/)は、アプリインテリジェンスプロバイダーのApptopia(https://apptopia.com/)との共同調査による「モバイルファイナンスレポート2020https://www.adjust.com/ja/resources/ebooks/mobile-finance-report-2020/)」をリリースしました。バンキング・スマホ決済・投資アプリのグローバルベンチマークを提供する本レポートは、2020年、すでに急激に伸びていたファイナンスアプリの成長を新型コロナウイルスが大幅に加速させたことを示しています。
また日本では、消費税の増税時、2019年10月以降に実施された政府主導の「キャッシュレス・消費者還元事業」の影響でキャッシュレス化が進み、スマホ決済アプリが大きく成長を遂げました。このアプリのインストール数とセッション数は共に昨年の上半期と比較し、75%と高い成長率を見せました。

Adjust 日本ゼネラルマネージャー 佐々 直紀
経済大国でありながら、キャッシュレス化が他の先進国と比較していて遅れていた日本ですが、この1年間で目覚ましい成長を遂げました。突出している決済アプリはもちろんのこと、インストール数においてバンキングアプリは22%、投資アプリも12%の成長率を見せ、今後ますますフィンテック分野における成長が期待できます。国際的に最も厳格なプライバシー法に準拠しているAdjustは、セキュリティに厳しいファイナンスアプリのお客様にも安心してご利用いただけるサービスを今後も提供し続け、この分野の発展に貢献してまいりたいと思います。

AdjustとApptopiaが集約した世界の主要国の2019年と2020年の上半期のデータを比較したところ、以下の点が明らかになりました。
  • 本調査の対象国全体で、バンキングアプリおよび決済アプリのセッション数が合わせて平均26%増加しました。すべての国においてセッション数が増加しましたが、特に顕著だったのは日本 (142%)、ドイツ (40%)、トルコ (31%)、米国 (27%) です。ソーシャルディスタンスが求められる中、モバイルで取引を行うユーザーが増加しています。
  •  ユーザーがスマートフォンから直接株取引を行える投資アプリが大きく成長しています。2020年1月から6月にかけて、1日あたりの平均セッション数は88%増加しました。Acorns、GatsbyおよびStashなどのトレーディングプラットフォームが提供するアプリは、投資をより簡単で手の届きやすいものにすることで普及に貢献しています。世界的に見ると、投資アプリは2020年にAdjustが計測したアプリカテゴリーの中で2番目に成長率が速いカテゴリーであり、カジュアルゲームやハイパーカジュアルゲームなどの他の人気カテゴリーを追い越す勢いでした。
  • スーパーアプリは引き続きモバイルのトップトレンドとなっています。LINEやWeChat、KakaoTalkなどのスーパーアプリ(様々なサービスを統合したアプリ)がアジアで広く普及する中、「スーパーアプリ」戦略を追求するRevolutなども他の地域で急成長しています。

バンキングアプリの成長を示すインストール数

本レポートの調査対象国の中でバンキングアプリのダウンロード数が最も多かったのは日本で22%の成長率を達成しました。しかしこれは例外で、Apptopiaのデータによると、経済が発展している他の国々では、過去12ヶ月インストール数が減少しています。逆に、新興市場においては急成長していることがわかります。

Adjust 創業者兼CTO ポール・H・ミュラー
新型コロナウイルスが金融業界とモバイルデジタルサービスに与えた影響を侮ってはなりません。バンキング分野がここ数年でデジタル化を導入する中、コロナがこの変革を加速させ、銀行口座を持たない世界中の数百万人ものユーザーにバンキングへのアクセスを提供しています。

Apptopia インサイト部門VP アダム・ブラッカー
多くの国々の経済的傾向を見ると、大手のバンキングアプリは経済が発展している市場で今後苦戦を強いられることが分かります。一方で、世界的に展開しているファイナンスアプリは新興市場で引き続き成長していくでしょう。特にトルコ、ウクライナ、ブラジルなどの国々でバンキングアプリが大きく伸びています。

ユーザーのアプリ滞在時間の増加

2020年、ファイナンスアプリのセッション数とインストール数が大幅に増加しただけではなく、ユーザーがこれらのアプリに滞在する時間も世界的に増加しています。2019年上半期は、バンキングアプリおよびスマホ決済アプリのユーザー滞在時間はセッション数あたり平均7.7分でしたが、2020年までに8.9%増の8.35分に増加しました。

Adjustのデータからは、世界中の地域でロックダウンが実施された2020年第2四半期にフィンテックアプリでの滞在時間が最も伸びたことが分かりました。調査対象国の中では、アルゼンチンが前年比72%の最も大きな成長を見せました。その次はロシアが約50%増加し、日本は21%増加しました。

獲得コストが低下し、ロイヤリティを高める機会に

新型コロナウイルスがもたらした経済的・社会的変化に伴い、バンキングアプリとスマホ決済アプリのユーザー獲得コストは急激に低下しました。2020年2月から始まり、有効インストール単価 (eCPI) は5月に77.49%減少しました。年の初めに比べて、バンキングアプリは依然として低いコストでユーザーを獲得できています。

バンキングアプリ、スマホ決済アプリおよび投資アプリカテゴリーに関するインサイトはこちらからレポートをダウンロードし、ご確認下さい。
https://www.adjust.com/ja/resources/ebooks/mobile-finance-report-2020/

 

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