CONOC、見積もり業務を「ゼロ秒化」するAIエージェント新機能リリース
建設業界のDXを推進する株式会社CONOC(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山口 一、以下:CONOC)は、建設業クラウドにおいてAIエージェントを活用した新機能をリリースしたことをお知らせいたします。
本機能は、これまで多くの時間と労力を必要としていた「見積もり作業」をAIが自動で行うことで、作業時間の「ゼロ秒化」を実現いたします。人手が足りない現場でもスピーディかつ正確な見積もり作成が可能となります。
建設業クラウド:https://conoc-dx.co.jp/lp/conocLP/

◾️新機能リリース背景
建設業界では、施工条件・工期・人件費・資材価格などの複雑な要素を踏まえて見積りを作成する必要があるため、経験や勘に頼る“属人的”な業務として長年扱われてきました。
・ベテラン社員でなければ作業ができない
・下見積りの転記や調整に多くの時間がかかる
・単価の判断が人によってバラバラ
・担当者が辞めた後に引き継ぎできない
このような課題が、生産性の低下や利益損失、業務の属人化を引き起こしていました。
CONOCは、これらの課題に対し、効率化ではなく業務そのものの再設計を目指し、AIエージェント機能の開発に踏み切りました。
◾️新機能概要
AIエージェント機能では、以下の2つの機能により「見積り業務ゼロ秒化」を実現します。
① 下見積りの自動転記(ゼロ秒化)
・発注先から受領した下見積りデータを、AIが瞬時に正規フォーマットへ転記
・手作業による転記工程を完全になくし、転記作業時間は“ゼロ”へ
・PDFやExcel形式でも対応可能で、ファイルアップロードのみで完結
② 自社データからの単価自動抽出
・過去に蓄積された自社の見積りデータから、類似案件の単価・項目を即座に抽出
・経験や勘に依存せず、新入社員でもスムーズな見積り作成が可能に
・ベテランのノウハウをAIに継承することで、属人化を解消し、社内標準化を促進

◾️期待される効果
新機能により、見積りにかかる時間は従来の3〜4時間 → 20分以下に短縮され、さらにAIが過去データと照合することでミスや抜け漏れの防止にも寄与します。
・手入力や確認作業が不要になることで、業務時間と工数を大幅削減
・経験に依存せず、誰でも一定品質の見積りが作成可能に
・社内にノウハウが蓄積され、教育・育成コストも低減
◾️今後の展望
CONOCでは、SaaSに蓄積された見積りデータと、実務を支えるBPO(業務代行)サービスとの組み合わせによって、人手不足やスキル格差といった現場課題に柔軟に対応できる仕組みを構築しています。
このシナジーにより、大手ゼネコンから中小の施工会社まで、スケーラブルかつ実運用に即したDX導入が可能となります。
今後も、現場の声をもとにプロダクトを進化させ、建設業界の業務効率化を支える基盤としての役割を拡大してまいります。
◾️CONOC建設業クラウドについて
工務店が現場目線で開発した「CONOC建設業クラウド」は、AIを搭載した業務管理ツールです。

見積や請求書の作成、売上や原価の自動グラフ化、工程表の作成など、建設業の業務を一元管理できます。誰でも簡単に導入でき、直感的な操作性を備えたシンプルなデザインを採用。属人化しやすい経験や技術のナレッジ共有を支援し、建設業界が直面する高齢化や技術継承といった課題の解決を目指します。
◾️株式会社CONOCについて
長年建設業に従事してきたCONOCは、2021年6月、創業から目指している建設業界のDX化に向けたCon-tech事業を展開していくことを決意。「建設業界の常識を、ひっくり返す。」というコーポレートステートメントを策定し、Construction(建設)の頭文字である「CON」と、ひっくり返した「NOC」を組み合わせた「CONOC(コノック)」という社名に変更しCon-tech事業を展開しています。
所在地:東京都多摩市山王下1丁目12−12 福満ビル2F
設立日:2010年3月(創業2004年1月)
代表者:代表取締役 山口 一
事業内容:Con-tech事業
◾️本リリースに関する問い合わせ
メールアドレス:info@conoc.jp
広報担当者 :本田
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