国際NGOプラン・インターナショナルが、2月6日『国際女性性器切除(FGM/C)根絶の日』に向け「女性性器切除から女の子を守る」プロジェクトへの寄付の呼びかけ

2月6日は、国連デー『国際女性性器切除(FGM/C)根絶の日』です。
国際NGOプラン・インターナショナルは、地域の伝統として根付いている女性性器切除(Female Genital Mutilation/Cutting、以下FGM/C)に対し、女の子が安心して暮らせる地域づくりを目指し、エチオピアにて実施中の「女性性器切除から女の子を守る」プロジェクトへの寄付の募集を行っています。

 

FGM/Cの根絶に向けて
現在世界では、大人の女性になるための通過儀礼・結婚の条件として、1日に1万人規模のペースで少女たちがFGM/Cを受けており、少なくとも2億人の女性が施術を経験していると言われています。

FGM/Cは、女の子の体に修復不可能な損傷を与え、耐え難い痛みを与えるとともに、生涯にわたって癒されない深刻な精神的トラウマを植えつけることにもなります。

女の子や女性への暴力行為であるFGM/Cは、女の子から自立を奪い、彼女たちの人権を侵害するものです。
また、ジェンダーによる不平等や、世代を超えた差別や阻害の連鎖を助長します。

国連において2015年9月に採択された持続可能な開発目標(SDGs)では、FGM/Cとジェンダーによる不平等および開発には密接な関係があることが認識され、2030年までにFGM/Cを根絶するためのグローバルな活動が呼びかけられました。

SDGsの目標5「ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」のとして、「未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚 及び女性性器切除など、あらゆる有害な慣行を撤廃する」ことを目指しています。

エチオピア「女性性器切除から女の子を守る」プロジェクト

https://www.plan-international.jp/news/girl/20180119_7364

 エチオピアは15歳から49歳の女性の74%が施術(※1)されているという統計があり、割合がもっとも高い国のひとつです。政府は2004年に法律で禁止しましたが、心身に及ぼす弊害は一般の人々にはほとんど知られておらず、今も広く続けられています。 このプロジェクトでは、被害を受けた女の子の心身のケアと同時に、家族や地域住民、行政に向けてFGM/Cの根絶を働きかけます。

※1 出典:Female Genital Mutilation/ Cutting: A Global Concern, 2016 ユニセフ
 

FGMCを受けた友だちについて語る女の子FGMCを受けた友だちについて語る女の子

断りもなく切除の日を決められた12歳の女の子。危険性を学び、必死で親を説得した断りもなく切除の日を決められた12歳の女の子。危険性を学び、必死で親を説得した

●活動内容(支援策)
・ FGM/Cを受けた女の子の身体的・心的外傷のケア
・ ラジオや新聞などの地元メディアを利用した「FGM/C根絶キャンペーン」、「国際女性性器切除根絶の日」(2月6日)の啓発イベント
・ 男の子と女の子を対象とした、FGM/Cの弊害、性と生殖に関する健康やジェンダー平等を学ぶトレーニング
・ FGM/Cを禁止する法律の遵守のための、行政の能力強化と関係者のネットワークの構築
 
●目指す成果
・  FGM/Cを施術された女の子が必要とするケアを受け、少しでも心身の健康を取り戻すこと。
・ 被害者になりうる女の子自身とその家族、地域住民がFGM/Cの弊害に関する理解を深めること。
・ 司法当局による法的措置の強化や根絶に向けた関係者の協力体制を整えること。
 

集団でFGMCを施術された女の子たち集団でFGMCを施術された女の子たち

住民たちの理解を得た地道な取り組みの重要性
プラン・インターナショナルは、地域の伝統として根付いているFGM/Cに対し、一方的に価値観を押し付けるのではなく、住民らとの信頼関係を築きながら啓発活動に取り組んでいます。

本プロジェクトを担当しているプログラム部の馬野職員は、「今の慣習が未来永劫続くわけではなく、何らかのきっかけがあれば変えられます。地域の人たちが主体となって共感者を増やしていけるように、長期的に働きかけていくのが私たちの仕事です」と、継続的な支援を訴えています。
 
根強く残る慣習に苦しむエチオピアの女の子たちの運命は、地道な対話と啓発活動によって変えることができます。
女の子の権利を実現する「Girl’s Project継続支援」に、ご協力をお願いします。

 

プラン・インターナショナルは、子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界70カ国以上で活動する国際NGOです。創立は1937年。長年にわたり、子どもや若者、地域の人々とともに地域開発を進めてきました。すべての子どもたちの権利が守られるよう、とりわけ女の子や女性への支援に力を入れています。市民社会、政府機関や国際機関と連携しながら、世界を持続的に、前向きに変えていきます。

 



 
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