富士急ハイランド×世界最大級の観光予約サイトKlook、インバウンド集客と周遊促進で連携

訪日観光客の4人に1人が利用するKlookで、富士急ハイランド・富士五湖エリアの魅力を発信

Klook（クルック）

2023年6月28日 11時00分

富士急行株式会社（山梨県富士吉田市、取締役社長：堀内光一郎、以下：富士急行）と旅行・レジャー予約サイト「Klook」を展開するKlook Travel Technology Limited（クルック・トラベル・テクノロジー・リミテッド、本社：香港、共同創業者兼CEO：林照圍（英語名：イーサン・リン）、以下：Kook）/ Klook Travel Technology 合同会社（本社：東京都渋谷区）は、富士急行が富士山北麓で展開するアミューズメントパーク・富士急ハイランドを起点として富士五湖エリア一体の魅力を世界に発信し、インバウンド集客と地域周遊促進を強化する目的で連携していくことをお知らせいたします。

夏の富士山と訪日外国人に人気の絶景展望台「FUJIYAMAタワー」

富士急グループの富士急ハイランドは、ワールドクラスのアトラクションを数多く有する日本屈指のアミューズメントパークで、2023年7月20日（木）には、12年ぶりの新大型コースター「ZOKKON」を開業します。その他、さえぎるものの無い富士山を間近に眺められ、訪日外国人からも人気のある絶景展望台「FUJIYAMAタワー」や、お子様に人気の「トーマスランド」もあり、首都圏から車で１時間ほどという好アクセスながら富士の雄大な自然に囲まれた絶好のロケーションで、若者からファミリーまで1日中堪能できます。

こうした富士山の絶景を眺めながら楽しめるワールドクラスのアトラクションという比類なき観光コンテンツは、海外市場、特に近年顕著に増加傾向にある個人旅行者には十分に伝わりきっていないという課題がありました。2019年までこの地域のインバウンド顧客の大半は、団体旅行者であったためです。コロナ後にインバウンド需要が急回復する中で主流となる個人旅行客の需要を取り込むには、東京・大阪の都市圏にはない新たな体験価値の認知を向上させる必要があります。

そこで今回、月間4,000万人、訪日観光客の4人に1人（＊）が利用するKlookと富士急行がタッグを組み、富士急ハイランドを起点とした富士山・富士五湖エリアのさらなる魅力の発信、周遊促進、地域活性化を目指してまいります。

7月1日から両社のシステム連携を開始し、まずは富士急ハイランドのチケット販売およびプロモーションをKlookのプラットフォームを通じて複数市場で展開します。また、Klookでチケットを購入したユーザーは、来園当日チケット窓口に並ばずセキュリティが担保されたQRコードでチケットを発券することが可能となるため、現場のオペレーション負荷も最小限に抑えられます。

今後は富士急ハイランド周辺の多彩な観光施設や交通手段も組み合わせて訪日観光客の富士五湖エリアの周遊体験をよりわかりやすく訴求するため、Klookが得意とするコンテンツ・SNSマーケティングで、インフルエンサーや外部メディアとも連携しながら海外市場での露出拡大に注力します。また、Klookが豊富に品揃えを持つ交通商品と組み合わせて富士急グループの施設チケットを提供することで、顧客の認知や利便性を向上し、東京や大阪からの送客を拡大します。このように両社が協力して富士急ハイランド・富士五湖エリアを「訪日旅行中に訪れるべき一大リゾートシティ」として盛り上げ、地域経済の活性化に貢献してまいります。

＊2023年3月時点。日本政府観光局（JNTO）が毎月発表している訪日外客統計の訪日外客数推計値と、Klookの利用人数概算を比較して算出。

日本政府観光局「訪日外客統計（報道発表資料）」:

https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/

2023年7月20日（木）に富士急ハイランドで開業予定の新大型コースター「ZOKKON」。過去最高額となる総工費約45億円をかけたバイクライド型の新大型アトラクションにKlookは世界中からインフルエンサーを招聘予定。