ANAホールディングスとsilvereyeが共同提供するVRヘルスケアソリューションコンテンツ「空港から始まる想い出の空想旅」の効果や有効性の検証を、東京医療保健大学 今泉教授が後押し
<「RehaVR」 ANAHD× silvereye の最新コンテンツ>
「RehaVR」 は、silvereye株式会社が展開するVRリハビリキットで、本学の医療保健学部医療情報学科・今泉一哉教授が開発・効果検証に携わっています。VRで各地の観光都市や自然の景色などの360度動画を見ながら、足こぎペダルで散歩運動を行えるものです。
昨今は特に、新型コロナウイルスの影響で外出を控える高齢者やリハビリ患者が増加しており、リハビリと疑似旅行が同時に行えるソリューションの需要はさらに増大しています。このような背景から、silvereyeがANAHDと共同で、「空港から始まる想い出の空想旅」をテーマに、RehaVR上にてコンテンツ提供を開始します。 ANAHDが就航地先の空の玄関でもある各空港を起点とした360度パノラマ観光映像を企画制作し、RehaVRの利用者にプレミアムコンテンツとして提供します。ANAHDが開発に加わることで、「空港から始まる」という物語性が新たに付加され、利用者の感情移入や没入感がより一層高まることが期待できます。
RehaVRの開発に携わり、トレーニングの効果や影響範囲を継続的に検証してきた本学の今泉一哉教授は、この度新しく提供する本コンテンツについても、効果検証を行います。また、長時間の着座による下肢の血行動態がもたらす旅行者血栓症(エコノミークラス症候群)に対するRehaVRの有効性についても、silvereye、ANAHDと共同で今後検証を進めていく予定です。
本学は今後も、企業や地域と協力しながら、皆様の健康に繋がるよう社会に貢献してまいります。
■ 新コンテンツ「ラベンダー畑、青い池を含む北海道 富良野・美瑛散歩」動画イメージ
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