世界に先駆けてプラめっきの工業化に成功!50年以上にわたる研究と教育の軌跡 書籍『工学教育と産学連携 表面工学研究の半世紀』発売
株式会社日刊工業新聞社
2021年3月22日
PRESS RELEASE
書籍『工学教育と産学連携 表面工学研究の半世紀』発売
2021年3月22日
株式会社 日刊工業新聞社
日刊工業新聞社(代表取締役社長:井水治博 本社:東京都中央区)は、書籍『工学教育と産学連携 表面工学研究の半世紀』を発売しました。
- 本書のおすすめポイント
・エレクトロニクス実装技術の発展に大きく貢献した研究の歩みとは
世界に先駆けてプラめっきの工業化に成功し、その後エレクトロニクス実装技術の発展に大きく貢献した著者が、50年以上にわたる研究と教育の軌跡を1冊にまとめました。
・産学連携の草分けとなった研究所の成り立ちを振り返る
少子高齢化の教育研究はいかにあるべきか、日本のものづくりが発展するには何をするべきか、産学連携の進め方はどうあるべきかなどについて、学生とともに行ってきた研究内容および特許に関する考え方や実績に絡めてまとめています。
- 著者紹介
本間 英夫(ほんま ひでお)
1942年富山県生まれ。1968年関東学院大学工学研究科工業化学専攻修士課程修了。同年より助手、専任講師を経て、1982年大阪府立大学で工学博士の学位を授与された後、関東学院大学工学部教授に就任。表面処理の分野、特に「めっき」の研究を精力的に行い、プラスチックへのめっき方法を全世界に先駆けて工業化し、その後エレクトロニクス実装技術の発展に大きく貢献した。また、産学協同研究にも積極的に取り組み、これらの業績は国内外の主要な関連学会の学会賞、論文賞として高く評価されている。
主な受賞歴は表面技術協会論文賞、協会賞、エレクトロニクス実装学会論文賞、特別賞、国際表面処理連合サイモンワーニック賞、米国電気化学賞、産学官連携特別賞、神奈川県文化賞など多数。
2002年から関東学院大学表面工学研究所所長、2012年から材料・表面工学研究所所長。現在、特別栄誉教授、同研究所顧問。
主な社会活動として経産省管轄公害委員、サポイン委員長、臨時審議委員、特許庁高密度配線板調査委員長、神奈川県技術アドバイザー、研究調和型研究顧問、技術審議委員、関連学会の副会長、会長、海外関連学会リサーチボードメンバー、文部科学省および経済産業省管轄化学関連財団理事などを歴任。
- 目次
第1編 工学教育と産学連携
第1章 工学教育について
第2章 大学の舵取り
第3章 企業の技術者養成
第4章 技術環境の整備を
第5章 下請け産業から提案型産業へ
第6章 ハイテク日本の復活
第2編 研究所設立と産学協同、技術開発から特許まで
第1章 研究所の設立に向けて
第2章 技術の伝承と推進 その評価
第3章 環境を意識したものづくり
第4章 大学の教育と企業のニーズ
第5章 さらなる展開、改革に向けて
第6章 表面処理関連の企業と共に ―技術力の向上を―
第7章 セレンディピティー
第8章 新しい技術の展開
第9章 特許について ―アンチパテントからプロパテントへ―
- 書籍情報
書名:工学教育と産学連携 表面工学研究の半世紀
定価:1,650円(本体1,500円+税)
仕様:A5判、並製、352頁
ISBN:978-4-526-08126-2
発行:日刊工業新聞社
発行日:2021年3月18日
【問い合わせ】
日刊工業新聞社
書籍編集部 03(5644)7490
販売・管理部 03(5644)7410
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