第29回日本顔学会大会において次世代の人工皮膚モデルの研究が菅沼賞を受賞!
日本メナード化粧品株式会社(愛知県名古屋市中区丸の内3-18-15、代表取締役社長:野々川 純一)は、2024年11月2日から3日に、岩手県盛岡市で開催された第29回日本顔学会大会(フォーラム顔学2024)にて、メナードの独自技術により開発した人工皮膚モデルの研究成果について発表を行い、着想と構想において顔学構築にインパクトを齎す研究として、学会よりその功績が顕彰され、「菅沼賞」を受賞しました。
今後も、より進化した人工皮膚モデルの開発を行い、更なる技術の進歩と化粧品開発の活性化を進めていきます。
<日本顔学会とは>
日本顔学会は、顔に関する研究の発展と顔学の普及を図ることを目的に、様々な分野で顔の研究に携わる人や興味がある人が結集し、1995年3月に発足した学会です。従来の枠組みを超えた多岐にわたる分野の研究者とのネットワークを創造し、最新の研究発表の報告の場として年に1度大会(フォーラム顔学)が開催されています。
<菅沼賞を受賞した演題>
『顔形状を反映した次世代人工皮膚モデルの開発と応用』
発表者: 宮地克真(1)
共同研究者: 山田貴亮(1)、白石健(1)、奥野凌輔(1,2)、五十嵐敏夫(1)、長谷部祐一(1,2)、長谷川靖司(1,2)
(1)日本メナード化粧品株式会社 総合研究所
(2)名古屋大学 メナード協同研究講座
発表概要
本研究では、皮膚の幹細胞と特殊な培養技術により、顔などの複雑な形状を再現できる人工皮膚モデルの作製技術を開発しました。さらに、毛髪から採取した幹細胞を用いることで、本人の幹細胞から本人の「顔」を再現した人工全顔皮膚モデル(右図)の開発にも成功しました。顔の形に加え、細胞レベルで本人の皮膚の性質を再現できることから、今後は、パーソナルな美容提案や化粧品の開発に加え、個人の皮膚の老化メカニズムの解析や、再生医療など様々な領域への応用が期待されます。
詳細:
「本人の“幹細胞”から本人の“顔”を再現した、人工全顔皮膚モデルの作製に成功!」(2024年11月7日)
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