全米図書賞受賞の台湾人作家・楊(よう)双子(ふたご)、待望の最新作『四維街(しいがい)一号に暮らす五人』
株式会社中央公論新社(本社・東京都千代田区、代表取締役社長・安部順一)から、『四維街一号に暮らす五人』(楊双子 著/三浦裕子 訳)が、本日発売となります。
★著者、来日決定!!イベント詳細は近日解禁予定★
8月23日(土) 楊双子さん×角田光代さんトークイベント@台湾文化センター
8月24日(日) 楊双子さん×リン・キンさん(『台湾漫遊鉄道のふたり』英語版訳者)×三浦裕子さん
本書は、昨年『台湾漫遊鉄道のふたり』(原題『台湾漫遊録』/英訳版『Taiwan Travelogue』)で、台湾作品初の全米図書賞を受賞した楊双子さんによる最新刊。『台湾漫遊鉄道のふたり』は日本翻訳大賞も受賞しており、『四維街一号に暮らす五人』も同じく三浦裕子さんによる翻訳です。

【概要】
池澤春菜さん推薦!「おかわり、お願い! この物語は心のごちそうだ。」
台湾グルメ×レトロ建築×女子共同生活
古い日式建築の女性専用シェアハウス・四維街一号。そこへ入居した、乃云(シャイ)・家家(苦学生)・小鳳(聡明)・知衣(BL作家)。酒呑み大家に見守られ、賑やかだった共同生活は、百年前の台湾料理レシピの出現とともに、ある家族の苦い歴史と五人の孤独を溶け合わせていく――
いま最も注目される台湾人作家が贈る、忘れがたい台中ローカル食卓物語。
【書誌情報】
〇書名:『四維街(しいがい)一号に暮らす五人』
〇著者:楊双子 〇訳者:三浦裕子 〇判型:四六判
〇ISBN:978-4-12-005926-1 〇発売日:2025年7月8日
〇定価:2,090円(10%税込)
【著者】楊双子
(Yang Shuang Zi/よう・ふたご)
1984年生まれ、台中市烏日育ち。本名は楊若慈、双子の姉(「楊双子」は双子の妹「楊若暉」との共同ペンネーム)。小説家、サブカルチャー・大衆文学研究家。2024年『台湾漫遊鉄道のふたり』(三浦裕子訳)が第10回日本翻訳大賞を受賞、同作の英語版が全米図書賞を受賞。その他の著書に『花開時節』『撈月之人』『花開少女華麗島』『開動了! 老台中』や、著者原作のマンガ『綺譚花物語』(サウザンブックス)がある。現在は台湾の歴史を題材にした小説執筆に力を注いでいる。

【訳者】 三浦裕子(みうら・ゆうこ)
仙台生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。出版社にて雑誌編集、国際版権業務に従事した後、2018年より台湾・香港の本を日本に紹介するユニット「太台本屋 tai-tai books」に参加。 文芸翻訳、記事執筆、版権コーディネートなどを行う。訳作に林育徳『リングサイド』、ライ・ホー『シャーロック・ホームズの大追跡』、捲猫『台湾はだか湯めぐり 北部篇』、呉明益『海風クラブ』などがある。楊双子『台湾漫遊鉄道のふたり』で第10回日本翻訳大賞を受賞。
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