創業者対抗プレゼンイベント「ビジネスオーディション」、ヴァンガード社がグランプリ
取引先の拡大目指す創業者8人が事業の魅力プレゼン、市原商工会議所×千葉日報デジタル
市原商工会議所と株式会社千葉日報デジタルは、「市原未来創業プロジェクト」の集大成となる「第3回ビジネスオーディション」を2024年12月22日に開催しました。出場者8人が事業の魅力をプレゼンした結果、グランプリには企業の人材不足解消に障害者雇用を役立てる事業を提案した合同会社ヴァンガードが輝きました。
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◆グランプリに合同会社ヴァンガード、準グランプリにフリースクールオリコス
ビジネスオーディションは、市原商工会議所と千葉日報デジタルによる「市原未来創業プロジェクト」の集大成となるイベントです。12月22日、市原市内のホテルで開かれた本番では、市内の創業者、新規事業に取り組む既存事業者8人が8分間のプレゼンに臨みました。
審査の結果、グランプリには合同会社ヴァンガードの小出誠さんが選ばれました。小出さんは障害者の就労継続支援A型事業所「flap」を運営することから、企業の人手不足解消に障害者雇用を推進することをプレゼン。企業の職場でどう活躍できるかサポート体制まで含め、熱意を込めてプレゼンしたことが高評価を得ました。
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また、準グランプリにはフリースクールオリコスの三村晋也さんが選ばれました。不登校の子どもたちをサポートするフリースクールへの公的な補助が多くない現状を踏まえ、保護者が動画制作を受注することでフリースクールの費用をまかなえる仕組みをプレゼン。新たな視点からのフリースクール運営に注目が集まりました。
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当日の模様は市原商工会議所のYouTubeでご覧いただけます。
https://www.youtube.com/live/eQMp5NB7Rxg?si=hD7Tq9z-UWt29oEr
第3回ビジネスオーディションの審査結果は以下の通りです。(敬称略)
【グランプリ】合同会社ヴァンガード(小出誠)
【準グランプリ】フリースクールオリコス(三村晋也)
【ベストアクション賞】株式会社BIRD-EYE(板橋護)、ママのお昼寝スポットゆめ実(宮田朝子)、ながれぼし(大東美和)、progress Me(浅井恵)、ミラーマスター合同会社(鏡孝正)、一般社団法人かずさーズ(齋田清孝)
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◆創業者対抗プレゼンイベント「ビジネスオーディション」とは?
「ビジネスオーディション」は、市原商工会議所と千葉日報デジタルが展開する創業者支援事業「市原未来創業プロジェクト」の集大成となるイベントです。出場する創業者は専門家のアドバイスを受け磨き上げてきた事業プランを8分間でプレゼン。市内事業者や金融機関関係者などの会場参加者に向けて自社事業をアピールすることで、即効性のある取引先の拡大を目指すのが特長です。
審査は会場参加の全員がうちわの表裏を見せて採点します。表と裏で点数が異なり、合計得点で順位を決めます。会場参加の一人一人が「この創業者のビジネスに興味がある」「一緒に仕事をしてみたい」と思うかどうかを、オーディション形式に見立てて審査するのも大きな特長です。
また、単にビジネスプランの優劣を競うのではなく、即効性のある取引先の拡大を目指すため、会場には各出場創業者のブースも用意。プレゼンからブースでの営業活動まで切れ目なく展開することで、取引先や顧客の獲得につながる環境を整えています。
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◆「市原未来創業プロジェクト」の特長
3回目となる「市原未来創業プロジェクト」は2022年度に市原商工会議所がスタートした、地域の創業者をサポートする新たな創業支援事業です。創業者の事業プランの優劣を競うアイデアコンテストではなく、その後の具体的な取引先拡大につなげることを目指している点が大きな特長です。
本プロジェクトでは「いかにメディアに取り上げられやすい魅力的な事業に見せるか」という磨き上げの作業を通して、創業者が自社事業の本当の強みやアピールポイントを自覚し、どう取引先に提示していくかを学ぶことを重要視しています。そのためプロジェクトの進行役は、地元新聞社グループとして企業の情報発信サポートを行う千葉日報デジタルが担当しています。
2024年9月の第3回プロジェクトスタート時から、出場する創業者8人はワークショップや個別相談、プレゼンレッスンを通して、ビジネスオーディションの発表内容を組み立ててきました。その間、千葉日報デジタルがすべての工程でメディア活用のノウハウを生かし、「いかにメディアに取り上げられやすい魅力的な事業に見せるか」という視点から、創業者の事業を磨き上げるサポートを展開してきました。
こうした事業の手厚い磨き上げ作業、プレゼンスキルの向上を創業者が体験・体得できるのも特長のひとつです。こうしたスキルは今後の営業活動や、自社事業の認知度を高めていく情報発信にも役立ちます。
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