JR東日本のインバウンド向けサービスへフリーパス検索機能を提供
今後、交通事業者向けの組み込みシステムとして販売予定
経路検索サービス「駅すぱあと」を提供する株式会社ヴァル研究所(本社:東京都杉並区、代表取締役:菊池 宗史)は、東日本旅客鉄道株式会社が2024年8月1日(木)に公開したインバウンド向けパス案内サービス「JR EAST Rail PASS Search」に、“フリーパス検索機能”を提供しました。
“フリーパス検索機能”は、訪れたい駅と日時を指定して検索すると、それらの駅で利用できる訪日外国人向けのフリーパス情報を案内できる機能です。
フリーパスが使える駅や料金とあわせて、基準となる通常の料金も確認することができます。
交通事業者は、本機能を自社のサービスに組み込むことで、日本の駅や土地の位置関係がわからない訪日外国人にも、駅・地図ベースでわかりやすく自社のフリーパスを案内することができます。
また、訪日外国人は、本機能が組み込まれたサービスを使うことで、訪れる駅を入力するだけで実際に利用できるフリーパス情報を確認することができ、複数の情報源で調べたり見比べたりする手間を減らすことができます。
株式会社JTBの2023年12月の発表によると、訪日外国人の数は新型コロナウイルス禍前の2019年を4%上回る3310万人となり、1981年の調査開始以来過去最高になると予測されています。
※https://www.jtbcorp.jp/jp/newsroom/2023/12/20_jtb_2024-annual-outlook.html
実際に、日本政府観光局の2024年7月の発表によると、2024年6月の訪日外国人客数(推計値)は3,135,600人で単月として過去最高を記録し、上半期の累計においても過去最高を記録しており、訪日外国人向けサービスのさらなる拡充が求められます。
※https://www.jnto.go.jp/news/press/20240719_monthly.html
ヴァル研究所は今後、本機能をさらに拡張して訪日外国人向けの全国のフリーパスを網羅した検索・案内できるサービス化を目指します。
■「JR EAST Rail PASS Search」について
お客さまが滞在中の移動目的や行程に合わせてJR東日本が販売する訪日外国人向けの鉄道パスをスムーズに購入できるサービスです。
サービスURL:https://pass-search.jre-maas.com/
■株式会社ヴァル研究所について
1988年にMS-DOS版の経路検索システム「駅すぱあと」を発売して以来、全国の公共交通機関データと高い信頼性をベースにさまざまな法人向け・個人向けサービスを展開しており、取引実績は12万社以上です。
近年では公共交通機関に加え、シェアサイクルなどのさまざまな新しいモビリティサービスへの対応など、MaaSへの取り組みや次世代の経路検索システムの研究・開発を推進しています。
商号 :株式会社ヴァル研究所
代表取締役:菊池 宗史
所在地 :東京都杉並区高円寺北2-3-17
設立年月日:1976年7月26日
資本金 :4,100万円
企業サイト:https://www.val.co.jp/
※駅すぱあとの名称およびマークは、株式会社ヴァル研究所の商標または登録商標です。
※記載されている会社名、製品・サービス名は各社の登録商標または商標です。
※仕様や提供内容については予告なく変更となる場合があります。
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